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【合間みえる】と【相まみえる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「あいまみえる」という読み方の「合間みえる」と「相まみえる」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「合間みえる」と「相まみえる」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「合間みえる」と「相まみえる」の違い

「合間みえる」は「相まみえる」の間違い

「合間みえる」と「相まみえる」の違いを分かりやすく言うと、「合間みえる」とは「相まみえる」の間違った使い方、「相まみえる」とは顔を突き合わせて会うことです。

「合間みえる」は誤字

一般的には「合間みえる」という言葉は存在しません。読み方が同じなことから、「相まみえる」のことを間違えて「合間みえる」を使っている人がほとんどです。

「相まみえる」は正しい日本語

正しい言葉である「相まみえる」を使った分かりやすい例としては、「決勝戦では早大と慶大が5大会ぶりに相まみえることとなりました」「視聴者は両雄相まみえる瞬間を心待ちにしています」「私は明日彼女と相まみえる」などがあります。

「相まみえる」という言葉はあっても、「合間みえる」という言葉は存在しません。同時に「相まみえる」という単語の意味について「顔を突き合わせて会うこと」と覚えておきましょう。

「相まみえる」の英語表記

「相まみえる」を英語にすると「face each other」「see each other」となり、例えば上記の「私は明日彼女と相まみえる」を英語にすると「I can see each other tomorrow with her」となります。

「合間みえる」の意味

「合間みえる」とは

「合間みえる」とは、「相まみえる」の間違った使われ方です。

「合間みえる」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が同じため、「相まみえる」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「合間みえる」と間違えやすい理由

「合間みえる」と「相まみえる」を間違ってしまう理由としては、どちらも同じ「あいまみえる」と読むので混同してしまっていることが原因です。正し日本語は「相まみえる」と覚えておきましょう。

ではなぜ「合間」の漢字を使ってしまうのかというと、「相まみえる」という表現は日常的にはあまり使われていないので、日常的によく使われている「合間」の方を使ってしまっているのです。

「合間」とは物事のとぎれる間の時間や物と物の間のことを意味しており、顔を突き合わせて会うことを意味する「相まみえる」とは全く異なる意味の言葉なので、混同しないように気を付けましょう。

間違った言葉である「合間みえる」の「合間」を使った例文としては、「勉強の合間にお母さんの仕事を手伝う」「ハーフタイムの合間にトイレを済ませておく」「仕事の合間を縫って妻の元へ駆けつける」「勉強の合間に休憩としてゲームをする」などがあります。

「相まみえる」の意味

「相まみえる」とは

「相まみえる」とは、顔を突き合わせて会うことを意味しています。

「相まみえる」の漢字表記

「相まみえる」を漢字にすると「相見える」と表記することができます。この場合は「見える」は「みえる」ではなく、「まみえる」と読むようにしましょう。

表現方法は「両雄相まみえる」「相まみえることはない」

「両雄相まみえる」「相まみえることはない」「相まみえるのは」などが、「相まみえる」を使った一般的な言い回しになります。また、「両雄相まみえる」は二人の優れた人物が顔をつき合わせて会うことを意味しています。

「相まみえる」の使い方

「相まみえる」を使った分かりやすい例としては、「あなたとは敵ではなく仲間として相まみえたかったです」「彼女と相まみえるのは実に5年ぶりになります」「甲子園の決勝戦では神奈川代表と大阪代表が相まみえることとなった」などがあります。

「相まみえる」は一緒にのことを意味する「相」に、 顔を合わせることや対面することを意味する「見える」が合わさり、顔を突き合わせて会うことの意味で使われている言葉です。

「相まみえる」は顔を突き合わせて会うことや対面することを丁寧に表現したい言葉ですが、現代では「ワールドカップの決勝はブラジルとアルゼンチンの南米勢が相まみえることとなった」のように、敵対している二人やライバル同士が顔を突き合わせる場合に使うことが多くなっています。

ただし、あくまでも多いだけなので、「転校してしまった彼と相見えるのは実に3年ぶりです」のように、ただ単純に人と会う場合にも使えると覚えておきましょう。

「相まみえる」の類語

「相まみえる」の類語・類義語としては、顔を合わせて会うことを意味する「対面する」、集まり合うことを意味する「顔合わせ」、人と会うことを意味する「面会する」、改まった形で人に会うことを意味する「会見する」などがあります。

「合間みえる」の例文

1.「合間みえる」という言葉は存在しないので、おそらく「相まみえる」の言い間違いだろう。
2.「相まみえる」という言葉は顔を突き合わせて会うことで、「合間みえる」という言葉はない。
3.「合間みえる」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.以前から対立していた二人が合間みえるという言葉を使う人はいるが、正しくは以前から対立していた二人が相まみえるです。
5.敵の将軍と相まみえるという言葉はあるが、敵の将軍と合間みえるという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「相まみえる」という言葉を間違えて「合間みえる」と表現している時などが挙げられます。

「合間みえる」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「相まみえる」を間違えて使っている可能性が高いです。

「合間みえる」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「合間みえる」ではなく、「相まみえる」と表現するのが正しい使い方になります。

「相まみえる」の例文

1.甲子園出場をかけた試合でライバルチームと相まみえることとなりました。
2.ついにワールドカップの決勝戦で両雄相まみえることとなりました。
3.実際に相まみえるまで、いつもチャットしていた人が女性だなんて知りませんでした。
4.彼と相まみえるのは15年ぶりだが、とても大人の男性になっていました。
5.日本が準決勝で相まみえるのは、同じ東アジアの国である韓国です。
6.定例会議で犬猿の仲と言われる総務部長と営業部長が相まみえる時、会議室にはえもいわれぬ緊張感が走る。
7.世話になった担任の先生と20年ぶりに相まみえることになり、緊張と期待で気持ちが落ち着かず先生の家まで下見に行ってしまった。
8.決勝戦では早大と慶大が5大会ぶりに相まみえることとなったので、いつにもまして大盛りあがりでした。
9.試合は敗北を喫したが、もう一度相手と相まみえる時があれば、必ず打ち勝ってやると誓った。
10.私はかねてから今か今かと待ちわびていたが、ついに私と彼と両雄相まみえる算段がついた。

この言葉がよく使われる場面としては、顔を突き合わせて会うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「相まみえる」は対立してる相手と会った時に使うことが多い言葉です。

「合間みえる」と「相まみえる」どちらを使うか迷った場合は、「合間みえる」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「相まみえる」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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