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【水を得た魚】と【陸へ上がった河童】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「水を得た魚」(読み方:みずをえたうお)と「陸へ上がった河童」(読み方:おかへあがったかっぱ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。




「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」の違い

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」の意味の違い

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」の違いを分かりやすく言うと、「水を得た魚」とはその人に合った場で生き生きと活躍する様子のこと、「陸へ上がった河童」とは力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことという違いです。

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」の使い方の違い

一つ目の「水を得た魚」を使った分かりやすい例としては、「職場が変わってからは彼女は水を得た魚のようだ」「移籍してからの彼のプレーは水を得た魚のようだった」「韓流アイドルの話になると彼女は水を得た魚のように話す」などがあります。

二つ目の「陸へ上がった河童」を使った分かりやすい例としては、「営業部に異動になってからは陸へ上がった河童になってしまいました」「海外出張の際には陸へ上がった河童のように感じました」「私は英語を話そうとすると陸へ上がった河童になる」などがあります。

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」の使い分け方

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」はどちらもことわざですが、対義語で意味は全く異なっているので間違えないように注意しましょう。

「水を得た魚」は上記の「移籍してからの彼のプレーは水を得た魚のようだった」のようにその人に合った場で生き生きと活躍する様子のことを意味しています。

一方、「陸へ上がった河童」は上記の「営業部に異動になってからは陸へ上がった河童になってしまいました」のように、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことを意味しているというのが違いです。

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」の英語表記の違い

「水を得た魚」を英語にすると「find one’s element」「a fish in water」となり、例えば上記の「韓流アイドルの話になると彼女は水を得た魚のように話す」を英語にすると「When it comes to Korean idol, her talks like a fish in water」となります。

一方、「陸へ上がった河童」を英語にすると「a kappa up on land」「a fish out of water」となり、例えば上記の「私は英語を話そうとすると陸へ上がった河童になる」を英語にすると「When it comes to speak english, I’m a fish out of water」となります。

「水を得た魚」の意味

「水を得た魚」とは

「水を得た魚」とは、その人に合った場で生き生きと活躍する様子のことを意味しています。

「水を得た魚」の読み方

「水を得た魚」の読み方は「みずをえたうお」です。誤って「みずをえたさかな」と読まないようにしましょう。また、「水を得た魚のよう」と言い回しはよく使われています。

「水を得た魚」の使い方

「水を得た魚」を使った分かりやすい例としては、「彼は部署が変わってから水を得た魚のようだ」「彼氏と同棲を解消してからは水を得た魚のような人生を謳歌しています」「アニメの話になると彼女は水を得た魚のようでした」などがあります。

「水を得た魚」はその人に合った場で生き生きと活躍する様子のことを意味することわざです。魚は地上だと思うように動けませんが、水を得て水中だと要領良く動き回ることを例えて、適した環境であれば納涼を発揮できるという意味で使われるようになりました。

「水を得た魚」の語源

「水を得た魚」の語源は三国志と言われています。劉備と諸葛亮孔明の関係を、古株である関羽と張飛がその関係に嘆いていました。そこで劉備が「私とと孔明は魚と水のように切り離せない仲だから不満を言わないで欲しい」と言ったのです。

この劉備の言った言葉が「水を得た魚」の語源と言われています。

「水を得た魚」は新天地などで生き生きと活躍している人に使うので、基本的にプラスのイメージで使う言葉になります。そのため、マイナスのイメージで使う場合は使用することはできないと覚えておきましょう。

「水を得た魚」の類語

「水を得た魚」の類語・類義語としては、後押しとなる出来事をもらうことを意味する「追い風を受ける」、持ち前の力を振るうことができて物事が早く進むことを意味する「兎の登り坂」、その人の適性や能力に応じてそれにふさわしい仕事に就かせることを意味する「適材適所」などがあります。

「陸へ上がった河童」の意味

「陸へ上がった河童」とは

「陸へ上がった河童」とは、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことを意味しています。

「陸へ上がった河童」の読み方

「陸へ上がった河童」の読み方は「おかへあがったかっぱ」です。誤って「りくへあがったかっぱ」などと読まないようにしましょう。また、「おか」と読むからといって、「丘へ上がった河童」や「岡へ上がった河童」と表記するのは誤用になります。

「陸へ上がった河童」の使い方

「陸へ上がった河童」を使った分かりやすい例としては、「移籍先で思うように活躍できずり陸へ上がった河童になっている」「私は語学が得意だが、数学や化学のこととなると陸へ上がった河童になります」などがあります。

「陸へ上がった河童」は、自分の適した環境から離れると力が発揮できなくなったり、環境の変化に対応できず無力になってしまう場合に使うことわざです。

したがって、基本的にマイナスのイメージで使う言葉になります。環境が変化し良くなった場合は対義語である「水を得た魚」の方を使うので、プラスのイメージでは使うことはできない言葉と覚えておきましょう。

「陸へ上がった河童」の語源

「陸へ上がった河童」の語源はその名の通り「河童」です。河童とは水陸両生の想像上の妖怪になります。水と陸どちらでも動ける妖怪ですが、普段は水の中で過ごすため、水の中では自由に動けても陸では自由に歩行することができません。

この河童が陸に上がると上手く動くことができないことが転じて、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことを「陸へ上がった河童」と言うようになりました。

「陸へ上がった河童」の類語

「陸へ上がった河童」の類語・類義語としては、頼りとするものを失ってどうしてよいか分からないことを意味する「木から落ちた猿」、ただ一つの頼りを失ってどうすることもできないことを意味する「魚の水に離れたよう」などがあります。

「水を得た魚」の例文

1.投手から野手に転向してからの彼は、水を得た魚のように活躍しました。
2.彼は普段口数が少ないが、漫画の話題になると水を得た魚のように語りだします。
3.上司とそりが合わなかったのか、新しい部署に移ってからは彼は水を得た魚のように活き活きしています。
4.チームを移籍してから彼は、水を得た魚のように存在感を発揮しています。
5.彼はトップ下ではあまり目立たない存在だったが、フォワードになってからは水を得た魚のように得点を量産しました。

この言葉がよく使われる場面としては、その人に合った場で生き生きと活躍する様子のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「水を得た魚」は、環境が変わって大活躍した際に使う言葉です。

「陸へ上がった河童」の例文

1.彼は日本球界では活躍した選手だったが、大リーグでは全く通用しませんでした。まさに陸へ上がった河童だろう。
2.彼は数十年に一人の天才研究者と言われているが、人前に出ると全く話せなくなるため、陸へ上がった河童と言われている。
3.大阪で人気のたこ焼き店だったので、東京に出店したもののあまり売り上げが伸びませんでした。陸へ上がった河童と言えるはずです。
4.転勤先では思うように仕事ができず、陸へ上がった河童になってしまいました。
5.彼はJリーグで活躍していたので海外移籍をしたが、まったく活躍できなかったので、陸へ上がった河童と言えるだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「陸へ上がった河童」は、環境が変わると力が発揮できなくなるニュアンスで使う、マイナスなイメージを持つ言葉です。

「水を得た魚」と「陸へ上がった河童」は対義語なので意味は全く異なっています。

どちらの言葉を使うか迷った場合、その人に合った場で生き生きと活躍する様子のことを表現したい時は「水を得た魚」、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことを表現したい時は「陸へ上がった河童」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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