【立ち居振る舞い】と【立ち振る舞い】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「立ち居振る舞い」(読み方:たちいふるまい)と「立ち振る舞い」(読み方:たちふるまい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」という言葉は、どちらも立ったり座ったりの身のこなしのことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」の違い

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」の意味の違い

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」の違いを分かりやすく言うと、「立ち居振る舞い」は新聞用語としてよく使われている、「立ち振る舞い」は日常会話でよく使われているという違いです。

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」の使い方の違い

一つ目の「立ち居振る舞い」を使った分かりやすい例としては、「足の小指を怪我したので立ち居振る舞いが不自由です」「大人の男性とスマートな立ち居振る舞いを身につけたいです」「客室乗務員の立ち居振る舞いは優雅だ」などがあります。

二つ目の「立ち振る舞い」を使った分かりやすい例としては、「立ち振る舞いに気を付けよう」「あなたの立ち振る舞いはとても好きです」「彼の立ち振る舞いは随分と大人びて見えました」「その立ち振る舞いでは社会に通用しないだろう」などがあります。

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」の使い分け方

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」はどちらも立ったり座ったりの身のこなしのことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、新聞用語としてよく使われているのが「立ち居振る舞い」、日常会話でよく使われているのが「立ち振る舞い」と覚えておきましょう。

また、「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」はどちらも同じ意味として辞書に載っている言葉なので、基本的に好きな方を使って問題ありません。

「立ち振る舞い」は「立ち居振る舞い」の「居」を略した誤用と思う人もいると思いますが、実は「立ち振る舞い」の方が「立ち居振る舞い」よりも古い言葉です。

「立ち振る舞い」は能楽師の世阿弥が使っており、約1400年頃からあったと言われています。一方、「立ち居振る舞い」は中国の歴史書で使われており、1477年頃が初出の言葉です。

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」の英語表記の違い

「立ち居振る舞い」も「立ち振る舞い」も英語にすると「behavior」となり、例えば上記の「客室乗務員の立ち居振る舞いは優雅だ」を英語にすると「The behavior of flight attendants is graceful」となります。

「立ち居振る舞い」の意味

「立ち居振る舞い」とは

「立ち居振る舞い」とは、立ったり座ったりの身のこなしのことを意味しています。

表現方法は「立ち居振る舞いが美しい」「立ち居振る舞いがうまい」

「立ち居振る舞いが美しい」「立ち居振る舞いがうまい」「立ち居振る舞いが綺麗」などが、「立ち居振る舞い」を使った一般的な言い回しになります。

「立ち居振る舞い」の使い方

「立ち居振る舞い」を使った分かりやすい例としては、「立ち居振る舞いに気を付けるようにしよう」「立ち居振る舞いが悪い人は育ちが悪いのだろう」「接客業は立ち居振る舞いが大切だと思います」「彼女の立ち居振る舞いはとても素晴らしいです」などがあります。

「立ち居振る舞い」は立ったり座ったりの身のこなしや日常の動作のことを意味する名詞です。明治以降の文学作品やメディアなどの新聞用語としてよく使われています。

「立ち居振る舞い」はプラスとマイナスどちらのイメージでも使うことができるというのが特徴です。

分かりやすい例を挙げると、「立ち居振る舞いが美しい」や「立ち居振る舞いが綺麗」などの言い回しで使う場合は、身のこなしに品があるというプラスのイメージになります。

一方、「立ち居振る舞いがうまい」「立ち居振る舞いが悪い」などの言い回しで使う場合は、ずる賢いという皮肉や身のこなしに品がないというマイナスのイメージになると覚えておきましょう。

「立ち居振る舞い」の初出例

「立ち居振る舞い」の初出例は中国の歴史書である『史記抄』と言われています。この『史記抄』は1477年頃に書かれたものなので、同じ意味を持つ「立ち振る舞い」よりも後に生まれた言葉です。

「立ち居振る舞い」の類語

「立ち居振る舞い」の類語・類義語としては、立ったり座ったりすることを意味する「起居」(読み方:ききょ)、日常の立ち居振る舞いのことを意味する「行住坐臥」(読み方:きぎょうじゅうざが)などがあります。

「立ち振る舞い」の意味

「立ち振る舞い」とは

「立ち振る舞い」とは、立ったり座ったりの身のこなしのことを意味しています。

表現方法は「立ち振る舞いが美しい」「立ち振る舞いがうまい」

「立ち振る舞いが美しい」「立ち振る舞いがうまい」「立ち振る舞いが綺麗」などが、「立ち振る舞い」を使った一般的な言い回しになります。

「立ち振る舞い」の使い方

「立ち振る舞い」を使った分かりやすい例としては、「この場では社会人としての立ち振る舞いが求められています」「立ち振る舞いが悪いのを注意されました」「立ち振る舞いが綺麗な女性に憧れています」「モテる男性の立ち振る舞いを知りたい」などがあります。

「立ち振る舞い」は立ったり座ったりの身のこなしや日常の動作のことを意味する名詞です。「立ち振る舞い」は同じ意味を持つ「立ち居振る舞い」の「居」を省略した誤用と勘違いされやすいですが、誤用ではなく正しい日本語になります。

また、「立ち振る舞い」は「立ち居振る舞い」よりも古い日本語です。「立ち振る舞い」は能楽師の世阿弥が書いた『風姿花伝』に「およそ、老人の立ち振舞い」という一文があったため、1400年頃には使われていた言葉になります。

「立ち振る舞い」はプラスとマイナスどちらのイメージでも使うことができるというのが特徴です。

分かりやすい例を挙げると、「立ち振る舞いが美しい」や「立ち振る舞いが綺麗」などの言い回しで使う場合は、身のこなしに品があるというプラスのイメージになります。

一方、「立ち振る舞いがうまい」「立ち振る舞いが悪い」などの言い回しで使う場合は、ずる賢いという皮肉や身のこなしに品がないというマイナスのイメージになると覚えておきましょう。

「立ち振る舞い」の類語

「立ち振る舞い」の類語・類義語としては、日常の動作のことを意味する「挙措」(読み方:きょそ)、何かをするときのちょっとした動作や身のこなしのことを意味する「仕草」、何かをしようとして身体を動かすことを意味する「動作」などがあります。

「立ち居振る舞い」の例文

1.接客業は立ち居振る舞いが目につきやすいので、きちんとするように心掛けよう。
2.あなたはもう少し立ち居振る舞いを気をつけた方がいいと、上司から注意されてしまいました。
3.流石有名女優なだけあって、彼女の立ち居振る舞いはとても素晴らしいです。
4.彼は立ち居振る舞いが悪いので、いつも上司から注意されています。
5.彼女は立ち居振る舞いが素敵なので、育ちが良かったんだなと感じました。

この言葉がよく使われる場面としては、立ったり座ったりの身のこなしのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「立ち居振る舞い」は、ビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「立ち振る舞い」の例文

1.彼の立ち振る舞いはとても紳士的なので、市民からは絶大な人気があります。
2.彼女は上司に対しての立ち振る舞いがうまいので、出世するだろう。
3.立ち振る舞いが綺麗な女性は、年齢問わずとても美しく見えます。
4.この世の中真面目過ぎる人よりも、立ち振る舞いがうまい人の方が評価されるのは納得がいきません。
5.お客様の前に出る時は立ち振る舞いに気をつけてと、上司から口を酸っぱくして言われています。

この言葉がよく使われる場面としては、立ったり座ったりの身のこなしのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように「立ち振る舞い」は、ビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「立ち居振る舞い」と「立ち振る舞い」はどちらも立ったり座ったりの身のこなしのことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、新聞用語としてよく使われているのが「立ち居振る舞い」、日常会話でよく使われているのが「立ち振る舞い」と覚えておきましょう。

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