【お局】と【お局様】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「お局」(読み方:おつぼね)と「お局様」(読み方:おつぼねさま)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「お局」と「お局様」という言葉は、どちらも職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「お局」と「お局様」の違い

「お局」と「お局様」の意味の違い

「お局」と「お局様」の違いを分かりやすく言うと、「お局」よりも「お局様」の方がより揶揄した表現という違いです。

「お局」と「お局様」の使い方の違い

一つ目の「お局」を使った分かりやすい例としては、「彼女はお局らしいとみんなが噂している」「お局と陰で言われないように気をつけよう」「お局の自覚がない人が一番困る」「彼女はお局なのでみんなから避けられている」などがあります。

二つ目の「お局様」を使った分かりやすい例としては、「上司がお局様で困っています」「お局様は自分が嫌われている自覚がないのだろうか」「お局様にならないように気をつけよう」などがあります。

「お局」と「お局様」の使い分け方

「お局」と「お局様」はどちらも職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「お局」よりも「お局様」の方がより揶揄した表現という点です。

揶揄とは皮肉めいた批判によって嘲笑的に扱うことを意味しており、簡単に言うなら悪口のことです。また、「お局」よりも「お局様」の方がより皮肉や嫌味が込められた表現になると覚えておきましょう。

「お局」と「お局様」の英語表記の違い

「お局」も「お局様」も日本語特有の表現なので直訳した英語はありません。近い表現として、「the lady of the office」「old female employee」などがあります。

「お局」の意味

「お局」とは

「お局」とは、職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを意味しています。

「お局」の読み方

「お局」の読み方は「おつぼね」です。誤って「おきょく」などと読まないようにしましょう。

「お局」の漢字表記

また、「お局」を漢字にすると、「御局」と表記することができます。

表現方法は「お局ババァ」「お局さん」「お局を追い出す」

「お局ババァ」「お局さん」「お局を追い出す」などが、「お局」を使った一般的な言い回しになります。

「お局」の使い方

「お局」を使った分かりやすい例としては、「お局の対処方法に困っています」「この部署では彼女がお局らしいです」「社長が視察に来ている時はお局も大人しいです」「彼女は自分がお局であることに気づいていません」などがあります。

「お局」は職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを意味しています。そのため、基本的にマイナスなイメージでしか使わないと覚えておきましょう。

「お局」の由来

「お局」は元々、宮中で局という個室を与えられた女官の敬称や、江戸時代の将軍家や大名家で局を与えられた奥女中の敬称のことを意味する言葉でした。したがって、「お局」は地位のある女性を敬って表現する言葉だったのです。

しかし、現代では職場で勤続年数が長く、幅を利かせている女性職員を揶揄する言葉として使うのが一般的になっています。

ではなぜ、このようなマイナスなイメージの言葉になったかというと、一大ブームしたドラマの影響です。作中で意地の悪いベテラン女性社員というニュアンスで使っており、これが原因で幅を利かせている女性職員を揶揄する言葉というのが定着したと言われています。

「お局」は結婚歴や年齢に関係なく使える

「お局」は婚期を過ぎてしまった独身女性をイメージしやすいですが、結婚歴に関わらず使うことができると覚えておきましょう。未婚はもちろん結婚していても「お局」的なことをする人に対しては使うことができます。

また、年配の女性に対してだけではなく、幅を利かせているのなら、20代や30代の女性に対しても使うことが可能です。

「お局」を使う上で注意しなければならないのは、現代ではマイナスなイメージしか持っていないので、尊敬している先輩や上司に対しては使用しない方がいいという点です。

「お局」の類語

「お局」の類語・類義語としては、長年の経験を重ねその道に熟達した人女性社員のことを意味する「ベテラン女性社員」があります。

「お局様」の意味

「お局様」とは

「お局様」とは、職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを意味しています。

「お局様」の読み方

「お局様」の読み方は「おつぼねさま」です。誤って「おきょくさま」などと読まないようにしましょう。

「お局様」の漢字表記

また、「お局様」を漢字にすると、「御局様」と表記することができます。

「お局様」の使い方

「お局様」を使った分かりやすい例としては、「お局様との会話は上手く相槌を打って乗り切っている」「お局様がなぜ結婚できないのか何となく分かる気がする」「お局様を敵に回すと厄介だと思う」などがあります。

「お局様」は職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを意味しています。そのため、基本的にマイナスなイメージでしか使わないと覚えておきましょう。

「お局様」は「お局」に尊敬の意を表す「様」をつけた言葉なので、一見丁寧な言い回しに思えますが、かえって皮肉や嫌みが込められた表現になります。したがって、「お局」よりもさらにマイナスなイメージを持つ言葉です。

「お局様」は結婚歴や年齢に関係なく使える

「お局様」は婚期を過ぎてしまった独身女性をイメージしやすいですが、結婚歴に関わらず使うことができると覚えておきましょう。未婚はもちろん結婚していても「お局様」的なことをする人に対しては使うことができます。

また、年配の女性に対してだけではなく、幅を利かせているのなら20代や30代の女性に対しても使うことが可能です。

「お局様」を使う上で注意しなければならないのは、現代ではマイナスなイメージしか持っていないので、尊敬している先輩や上司に対しては使用しない方がいいという点です。

「お局様」の類語

「お局様」の類語・類義語としては、組織で女性の長のことを意味する「女性ボス」があります。

「お局」の例文

1.お局の口調がきつくて同期が辞めてしまい、少し悲しい思いをしました。
2.職場のお局から理不尽な扱いを受けているので、誰に相談するか迷っています。
3.パワハラの証拠をコツコツと集めて、ついにお局を追い出すことに成功しました。
4.どの職場にもお局はいると思うので、相手にしないのが吉だと思います。
5.後輩からお局と呼ばれないように、嫌味なことは言わないように気をつけています。
6.主任は、彼女はとても頼りになる先輩でと人前ではヨイショしているが、陰ではあのお局ウザいと悪口を言っている。
7.いつしか彼女はお局のように振る舞って、部下たちから避けられる存在になってしまった。
8.お局の言動にはいつも皮肉が込められていて、新人の女子社員達を困惑させている。
9.ああいう我が強い女は、公園でボスママになったり、職場ではお局になったりするのだろう。
10.社長が視察に来ている時はお局も大人しくなるので、いっそのこと常駐してほしいくらいです。

この言葉がよく使われる場面としては、職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「お局」はマイナスなイメージで使われている言葉です。

「お局様」の例文

1.男性社員からちやほやされている女性社員は、お局様に目を付けられやすいので気をつけた方がいいだろう。
2.お局様は40代後半になっても結婚していないらしいが、あの性格なら頷ける。
3.いつもお局様が嫌味を言ってくるので、転職することを考えています。
4.私の部署にお局様がいるが、反面教師にして将来は彼女のようにならないよう気をつけよう。
5.彼女はみんなからお局様と嫌味を言われていることに気付いているのだろうか。
6.異性にちやほやされるよりお局様はじめ女性社員にかわいがられた方が会社では絶対得だと思う。
7.職場においては、まず誰がお局様なのかを見分けることが、人間関係を良好にするコツである。
8.あのお局様は、新入社員の失敗を見つけると容赦なく叱責することで有名です。
9.誰かが言っていた悪口や愚痴を本人に教えてあげてるのは優しさだとお局様が言っているが、それは優しさじゃありません。 ただただ迷惑です。
10.あの部署の問題を調べると、お局様がいつも自分の意見を押し付けるため、他のメンバーの意見が十分に反映されていないことがわかりました。

この言葉がよく使われる場面としては、職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「お局様」はマイナスなイメージで使われている言葉です。

「お局」と「お局様」はどちらも職場で幅を利かせている女性職員を揶揄した言葉のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「お局」よりも「お局様」の方がより揶揄した表現と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター