【インフォメーション】と【インテリジェンス】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「インフォメーション」と「インテリジェンス」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「インフォメーション」と「インテリジェンス」という言葉は、「情報」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




インフォメーションとインテリジェンスの違い

インフォメーションとインテリジェンスの意味の違い

インフォメーションとインテリジェンスの違いを分かりやすく言うと、インフォメーションはそのままの情報を表現する時に使い、インテリジェンスは手の加えられた情報を表現する時に使うという違いです。

インフォメーションとインテリジェンスの使い方の違い

一つ目のインフォメーションを使った分かりやすい例としては、「インフォメーションセンターへと向かって道を尋ねた」「大学のインフォメーションシステムにアクセスする」「インフォメーションメールが一向に届かない」などがあります。

二つ目のインテリジェンスを使った分かりやすい例としては、「ビジネスインテリジェンスツールの導入を検討している」「インテリジェンスに富んだ言動に憧れる」「彼の考えはインテリジェンスに欠ける」などがあります。

インフォメーションとインテリジェンスの使い分け方

インフォメーションとインテリジェンスはどちらも情報を意味する言葉として使われていますが、性質が若干異なります。

インフォメーションは、公に発表されるような情報や知識だけでなく、通知や案内所といった意味を持つ言葉です。その形態は文章だけでなく、図表や画像、音声などで表されることもあります。

一方のインテリジェンスは、データだや事実だけではなく、それらを分析や評価をした上での情報を意味する言葉であるため、ニュース速報などではない限りインテリジェンスに該当します。

つまり、インフォメーションは目に入ったまま、得たままの情報を指し、インテリジェンスは情報を分析や蓄積したものを元の情報へ加えたものを指すという違いがあります。

インフォメーションとインテリジェンスの英語表記の違い

インフォメーションを英語にすると「information」となり、例えば上記の「インフォメーションセンター」を英語にすると「an information center」となります。

一方、インテリジェンスを英語にすると「intelligence」となり、例えば上記の「ビジネスインテリジェンスツール」を英語にすると「business intelligence tool」となります。

インフォメーションの意味

インフォメーションとは

インフォメーションとは、情報や知識を意味しています。

その他にも、通知やおしらせ、受付や案内所を意味する言葉としても使われています。

インフォメーションの使い方

「ディスインフォメーション工作は情報化社会においては非常に恐ろしいやり方だ」「フライトインフォメーションのページを見る」「インフォメーションメールの配信を停止する」などの文中で使われているインフォメーションは、「情報」の意味で使われています。

一方、「インフォメーションカウンターにてゲストを迎える」「インフォメーションスタッフとして身だしなみには気を遣う」「インフォメーションボードが非常に見やすい」などの文中で使われているインフォメーションは、「案内」の意味で使われています。

インフォメーションは英語で「information」と表記され、「情報」「案内」「受付」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、「インフォ」と省略して使われることもあります。

情報という意味を持つ言葉ですが、「情報を交換する」「情報を漏らす」などの表現を「インフォメーションを交換する」「インフォメーションを漏らす」のように置き換えて使うことはなく、公に対して発表される情報を指すことがほとんどです。

「ディスインフォメーション」の意味

上記例文の「ディスインフォメーション」とは、企業などの組織や人の信用を失墜させるために故意に流すウソの情報を指す言葉です。国家間で行われることもあり、相手国の政治や経済に打撃を与える目的で行われます。

インフォメーションの類語

インフォメーションの類語・類義語としては、物事を推論するにあたって基礎となる事実を意味する「データ」、告げ知らせることを意味する「告知」、外来者に応対して金銭や書類の受け渡しなどの事務を行う場所を意味する「窓口」などがあります。

インテリジェンスの意味

インテリジェンスとは

インテリジェンスとは、知能や理解力を意味しています。

その他にも、情報や諜報を意味する言葉としても使われています。

表現方法は「インテリジェンスが高い」「インテリジェンスを感じる」「インテリジェンスに富んだ」

「インテリジェンスが高い」「インテリジェンスを感じる」「インテリジェンスに富んだ」などが、インテリジェンスを使った一般的な言い回しです。

インテリジェンスの使い方

「インテリジェンスが高い人たちは何を食べて生きてきたのだろう」「インテリジェンスを欠いたやり方はスポーツでも許されない」「インテリジェンスに富んだ上司に褒められた」などの文中で使われているインテリジェンスは、「理解力」の意味で使われています。

一方、「インテリジェンス活動ではSNSも使われている」「上司に渡された取引先の情報をインテリジェンスとして頭に叩き込んだ」「ビジネスインテリジェンスに尽力する時代だ」などの文中で使われているインテリジェンスは、「情報」の意味で使われています。

インテリジェンスは英語で「intelligence」と表記され、「知能」「思考力」「機転」といった意味を持つ言葉です。事実ではなく、事実や情報を分析して得られたことを指す言葉として使われているため、意思決定において使われる情報を指します。

「ビジネスインテリジェンス」の意味

上記例文の「ビジネスインテリジェンス」は、企業が意思決定を行うために情報を分析して得られる知見や、それらを得るための機構を指す言葉です。これに用いられる道具は「BIツール」と省略されて呼ばれています。

その特性から、インテリジェンスは常に正しい内容であるとは限らず、ウソの情報、思い込みや勘違いによる影響が及ぶ場合もあります。具体的に、情報を予測することや情報を漏洩から守ることは、上記例文の「インテリジェンス活動」に該当します。

インテリジェンスの類語

インテリジェンスの類語・類義語としては、本能や感情に支配されず物事を論理的に考えて判断する能力を意味する「理知」、人間の知恵を意味する「人知」、優れた知恵を意味する「奇知」、才能と知恵を意味する「才智」などがあります。

インフォメーションの例文

1.全国的に天気が悪いためフライトインフォメーションを見て発着状況を確認する。
2.インフォメーションを作成して新入生たちにより良い学生生活のスタートを送ってもらえるように生徒会は動いていた。
3.観光地のインフォメーションサービスを利用して、訪れる場所を細かく決めていく。
4.インフォメーションセンターに電話して、次の週末に携帯電話の機種変更ができるよう事前予約をした。
5.ノーインフォメーションと受付で伝えておけば、宿泊中に電話が来ることはないと聞いたことがある。
6.雨の中、インフォメーションセンターへとむかって道を尋ねました。親切なスタッフが詳細な案内をしてくれ、迷わず目的地に到着することができました。
7.地元の観光地のインフォメーションサービスが不便だという観光客の声を聞いて、行政は改善に動き出しました。
8.大手芸能事務所のドンに逆らったのだから、ほぼ間違いなく、そのタレントのディスインフォメーションを流してくるだろう。
9.新しい個展の情報を得るため、美術館のインフォメーションボードをチェックしたが、とてもわかりやすかった。
10.叔母は以前外国人観光客向けのインフォメーションスタッフとして働いていたこともあったので、英語が堪能でした。

この言葉がよく使われる場面としては、情報や知識を意味する時などが挙げられます。

例文5の「ノーインフォメーション」とは、外部問い合わせを行わないことを意味する言葉で、ホテルなどの宿泊者の情報を守ることを指す言葉です。

インテリジェンスの例文

1.インテリジェンスが高かろうが低かろうが、他者を思いやることができない人とは仲良くできない。
2.同僚はインテリジェンスに富んでいると先輩らに人気なため、自分も負けられないと思い始めた。
3.インテリジェンスな人という表現があるが、今では「インテリ」と省略されて使われることが多いように思う。
4.ビジネスインテリジェンスツールを活用することで経営における意思決定をよりスピーディーに行えるだろう。
5.サイバーインテリジェンスの手口に関する文章を読んだが、騙されてしまいそうなものもいくつかあった。
6.インテリジェンスと言うと高貴な感じだが、インテリと言われると悪口に近い気がする。
7.我々はビジネスインテリジェンスの分析結果に基づいて、新たな製品開発の方向性を決定しました。
8.彼らも周辺諸国の動向を知るには、やはりインテリジェンス機関の設置が必要だと痛感していた。
9.本社の営業マンはインテリジェンスが高い人たちばかりなので、地方から来た私が浮いて見えるほどだった。
10.相手との交渉は、まず会社から渡された情報をインテリジェンスとして頭に叩き込むことから始まる。

この言葉がよく使われる場面としては、知能や理解力を意味する時などが挙げられます。

例文5の「サイバーインテリジェンス」とは、コンピューターネットワーク上で行われる諜報活動を指す言葉で、企業や国家などの機密情報を窃取する目的で行われます。

インフォメーションとインテリジェンスは、どちらも「情報」を表します。どちらを使うか迷った場合は、そのままの情報を表す場合は「インフォメーション」を、手の加えられた情報を表す場合は「インテリジェンス」を使うと覚えておけば間違いありません。

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