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【アンソロジー】と【オムニバス】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「アンソロジー」と「オムニバス」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「アンソロジー」と「オムニバス」という言葉は、「独立した作品をまとめたもの」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




アンソロジーとオムニバスの違い

アンソロジーとオムニバスの意味の違い

アンソロジーとオムニバスの違いを分かりやすく言うと、アンソロジーは文学作品の集まりを表現する時に使い、オムニバスは映像や音楽作品の集まりを表現する時に使うという違いです。

アンソロジーとオムニバスの使い方の違い

一つ目のアンソロジーを使った分かりやすい例としては、「アンソロジーの文化は古い時代から続いている」「公式アンソロジーが発売されると聞いて作家の確認をした」「アンソロジーは卒業文集として作って以来だ」などがあります。

二つ目のオムニバスを使った分かりやすい例としては、「オムニバス映画のオススメランキングを見ている」「最近購入したオムニバスゲームには手軽に遊べるものも多かった」「オムニバスタウンであれば旅行でも困らない」などがあります。

アンソロジーとオムニバスの使い分け方

アンソロジーとオムニバスはどちらも、独立した作品をまとめたものを表す言葉ですが、使われる対象が異なります。

アンソロジーは、同一の文学形式やテーマでまとめられた詩集を意味します。複数の作家の作品を集める場合が多いですが、同じ作家の作品を集めたものに対しても使われることがあります。今日では俳句や短歌だけでなく、マンガや小説を集めたものも指します。

一方のオムニバスは、多数のものを一つにまとめたものを意味しますが、音楽作品や映像作品の集まりを指すことが多い言葉です。文学作品の場合でもオムニバスを使うことはできますが、廉価版の書籍を指すなど若干アンソロジーとは異なることもあります。

つまり、アンソロジーは文学作品に対して使われ、オムニバスは映像作品や音楽作品に対して使われるという違いがあります。

アンソロジーとオムニバスの英語表記の違い

アンソロジーを英語にすると「anthology」となり、例えば上記の「アンソロジーの文化」を英語にすると「the culture of anthology」となります。

一方、オムニバスを英語にすると「omnibus」となり、例えば上記の「オムニバス映画」を英語にすると「an omnibus movie」となります。

アンソロジーの意味

アンソロジーとは

アンソロジーとは、同一の文学形式やテーマでまとめられた詩集を意味しています。

アンソロジーの使い方

アンソロジーを使った分かりやすい例としては、「アンソロジーコミックの発売日に待ちきれず電子版を購入した」「非公式アンソロジーも多く出版されている」「アンソロジーに寄稿した面々の中に好きな作家がいた」などがあります。

その他にも、「アンソロジー映画は自宅であれば休憩を挟みながら楽しむことができる」「アンソロジーはアンソロと省略されることもある」「アンソロジーに参加する他のメンバーが締切を守らなかったらしい」などがあります。

アンソロジーは英語で「anthology」と表記され、「詩選」「論集」といった意味を持つ言葉です。元は「アントロギア」という言葉が使われていましたが、10世紀に『ギリシア詞華集』が編纂されて以降、叙事詩を集めたものをアンソロジーと呼ぶようになりました。

今日、日本でも同じように使われており、テーマや時代などの基準を定めた上で複数の作家の作品が集められて作られます。俳句や詩だけでなく、小説やマンガ作品を集めたものを指すこともあり、同じ著者の作品がまとめられたものを指す場合もあります。

「アンソロジー映画」の意味

上記例文の「アンソロジー映画」は、複数の短編映画や独立した複数のエピソードによって構成されている映画を指す言葉ですが、基本的にアンソロジーが文学作品の集合を指すため、「オムニバス映画」と呼ばれることがほとんどです。

アンソロジーの類語

アンソロジーの類語・類義語としては、和歌を集めた本を意味する「歌集」、俳句などを集めた書物を意味する「句集」、多くの人の詩歌など優れた作品を選んで編集された書物を意味する「撰集」などがあります。

オムニバスの意味

オムニバスとは

オムニバスとは、多数のものを一つにまとめたものを意味しています。

オムニバスの使い方

オムニバスを使った分かりやすい例としては、「オムニバスアルバムでも本人が歌っているものがほしい」「毎週放送されているドラマはオムニバスであるため一度見逃しても話がわかる」「オムニバス作品は少しずつ楽しむことができる」などがあります。

その他にも、「短編オムニバス小説は個人的にサラッと読めて楽しめる」「ホラーオムニバスを動画配信サービスで見てみることにした」「オムニバスCDは季節やイベント事に発売されているイメージがある」などがあります。

オムニバスは英語で「omnibus」と表記され、「大選集」「多数のもの」といった意味を持つ言葉です。ラテン語では「全ての人のためのもの」を意味し、これが由来となって「多数のもの」「抱き合わせのもの」を表すようになりました。

そのため、複数の文学作品の作品集に対して使われることもありますが、上記例文の「オムニバスアルバム」「オムニバスドラマ」などのように、映像作品や音楽作品に対して使われることがほとんどです。

「オムニバスタウン」の意味

また、日本でも使われる交通機関のバスの語源ともなっていることから、バス利用を促進するための対策事業が推進されている都市である「オムニバスタウン」といった呼称にも使われています。

オムニバスの類語

オムニバスの類語・類義語としては、複数もしくは個人アーティストの曲をテーマに沿って集めたアルバムを意味する「コンピレーション」、共同して作ることを意味する「合作」、数人が作品を競って作ることを意味する「競作」などがあります。

アンソロジーの例文

1.今ハマっているジャンルのコミックアンソロジーは以前も購入したが、早く次が発売されないかと心待ちにしている。
2.アンソロジー本を友人が作ると言っていたが、どのような本を作るのかを全く知らなかった。
3.近々発売されるアンソロジーゲームには過去の人気タイトルも収録されているそうで、それを知った時購入を決意した。
4.とあるの街に関するアンソロジーを読んだことがあるが、舞台となった街に是非足を運んでみたいと思える作品ばかりだった。
5.ノベルアンソロジーの中でも推理ものがあれば是非私に勧めてください。

この言葉がよく使われる場面としては、同一の文学形式やテーマでまとめられた詩集を意味する時などが挙げられます。

基本的に文学作品に対して使われますが、例文3の「アンソロジーゲーム」のように、いくつかのゲームが収録されたものを指す言葉としても使われています。

オムニバスの例文

1.オムニバスCDに収録されているものはフルのものもあれば途中で次の曲へと移るものもあるらしい。
2.友人に勧められた映画がオムニバス映画だったため、食事に合わせて少しずつ見ることができている。
3.新しくオンライン上でオムニバスゲームが遊べるようになったため、購入して次の休みの日に遊んでみようと思っている。
4.オムニバス形式の授業では同じ講師ではないため様々な話を聞くことができる授業内容となっているように思う。
5.次の旅行地はオムニバスタウンにしようと今回レンタカーの手続きをしながら考えていた。

この言葉がよく使われる場面としては、多数のものを一つにまとめたものを意味する時などが挙げられます。

例文5の「オムニバスタウン」とは、マイカーを使うよりも「ひと」「まち」「環境」にやさしいバスの利用促進のための事業を展開する都市や、そのための補助制度を指す言葉です。

アンソロジーとオムニバスは、どちらも「独立した作品をまとめたもの」を表します。どちらを使うか迷った場合は、文学作品の集まりを表す場合は「アンソロジー」を、映像や音楽作品の集まりを表す場合は「オムニバス」を使うと覚えておけば間違いありません。

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