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【こちらへどうぞ】と【どうぞこちらへ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」という言葉は、どちらも誰かをある方向へ導くことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の違い

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の意味の違い

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の違いを分かりやすく言うと、「こちらへどうぞ」の方が「どうぞこちらへ」よりもやや一般的に使われているという違いです。

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の使い方の違い

一つ目の「こちらへどうぞ」を使った分かりやすい例としては、「お次でお待ちのお客様こちらへどうぞ」「お会計がまだお済でないお客様がおりましたらこちらへどうぞ」「禁煙席ですね、こちらへどうぞ」などがあります。

二つ目の「どうぞこちらへ」を使った分かりやすい例としては、「お席の準備ができましたのでどうぞこちらへ」「どうぞこちらへお進みください」「ただいま担当者が参りますのでどうぞこちらへ」などがあります。

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の使い分け方

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」はどちらも誰かをある方向へ導くことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「こちらへどうぞ」の方が「どうぞこちらへ」よりもやや一般的に使われているという点です。

ただし、「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」はどちらも正しい日本語なので、基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」の英語表記の違い

「こちらへどうぞ」も「どうぞこちらへ」も英語にすると「Please follow me」「This way, please」となり、例えば上記の「禁煙席ですね、こちらへどうぞ」を英語にすると「non-smoking ok This way, please」となります。

「こちらへどうぞ」の意味

「こちらへどうぞ」とは

「こちらへどうぞ」とは、誰かをある方向へ導くことを意味しています。

「こちらへどうぞ」の漢字表記

「こちらへどうぞ」を漢字にすると、「此方へどうぞ」と表記することができますが、あまり一般的ではありません。余程の理由がない限り、ひらがなの「こちらへどうぞ」を使うようにしましょう。

「こちらへどうぞ」の使い方

「こちらへどうぞ」を使った分かりやすい例としては、「店員さんが明かりをかざしこちらへどうぞと招き入れました」「ご案内しますのでこちらへどうぞ」「準備の方が終わりましたらこちらへどうぞ」などがあります。

「こちらへどうぞ」はとある場所を指すことを意味する「こちらへ」に、 相手に物事を勧めたり承知や許可を与えたりする気持ちを表すことを意味する「どうぞ」が合わさり、誰かをある方向へ導くことの意味で使われている言葉です。

「こちらへどうぞ」は目上の人に使える

「こちらへどうぞ」は人を案内する際によく使われている言葉で、丁寧な表現なので目上の人に対して使うことができます。また、飲食店などの接客業においてよく使われている言葉です。

「こちらへどうぞ」自体も丁寧な言葉ですが、動詞が含まれていない言葉なので、「こちらへどうぞお入りください」「こちらへどうぞお座りください」などのように、動詞とセットで使うことで相手により良い印象を与えることができます。

「こちらへどうぞ」の注意点

「こちらへどうぞ」を使う上で注意しなければならないのは、面と向かっての話し言葉として使えないという点です。手紙やメールなどでは使えない言葉と覚えておきましょう。

「どうぞこちらへ」の意味

「どうぞこちらへ」とは

「どうぞこちらへ」とは、誰かをある方向へ導くことを意味しています。

「どうぞこちらへ」の漢字表記

「どうぞこちらへ」を漢字にすると、「どうぞ此方へ」と表記することができますが、あまり一般的ではありません。余程の理由がない限り、ひらがなの「どうぞこちらへ」を使うようにしましょう。

「どうぞこちらへ」の使い方

「どうぞこちらへ」を使った分かりやすい例としては、「お次でお待ちのお客様どうぞこちらへ」「最後尾はここですのでどうぞこちらへ」「二名のお客様どうぞこちらへ」「どうぞこちらへお座りください」などがあります。

「どうぞこちらへ」は 相手に物事を勧めたり承知や許可を与えたりする気持ちを表すことを意味する「どうぞ」に、とある場所を指すことを意味する「こちらへ」が合わさり、誰かをある方向へ導くことの意味で使われている言葉です。

「どうぞこちらへ」は目上の人に使える

「どうぞこちらへ」は人を案内する際によく使われている言葉で、丁寧な表現なので目上の人に対して使うことができます。また、飲食店などの接客業においてよく使われている言葉です。

「どうぞこちらへ」自体も丁寧な言葉ですが、代名詞、格助詞、副詞が合わさった動詞がない言葉なので、「どうぞこちらへお進みください」「どうぞこちらへお越しください」などのように、動詞と組み合わせることで、相手に良い印象を与えることができます。

「どうぞこちらへ」の注意点

「どうぞこちらへ」を使う上で注意しなければならないのは、面と向かっての話し言葉として使えないという点です。手紙やメールなどでは使えない言葉と覚えておきましょう。

「こちらへどうぞ」の例文

1.今日は遠いところが足を運んでいただきありがとうございます。こちらへどうぞ。
2.山田様こちらへどうぞと言われたので、診察室のドアを開けました。
3.こちらへどうぞ、スタッフがお部屋までご案内しますのでしばらくお待ちください。
4.社長がもう間もなく到着されますので、こちらへどうぞ。
5.お会計をお待ちのお客様がおりましたら、こちらへどうぞ。

この言葉がよく使われる場面としては、誰かをある方向へ導くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「こちらへどうぞ」は接客業でよく使われている言葉です。

「どうぞこちらへ」の例文

1.本日はわざわざお越しくださりありがとうございます。どうぞこちらへ。
2.3名様でご来店ですね、ありがとうございます。それではどうぞこちらへ。
3.どうぞこちらへお入りくださいと言われたので、靴を脱いで部屋に入りました。
4.どうぞこちらへと言われたので、案内役の人についていくことにしました。
5.最寄り駅に向かいたい場合は、どうぞこちらへお進みください。

この言葉がよく使われる場面としては、誰かをある方向へ導くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「どうぞこちらへ」は接客業でよく使われている言葉です。

「こちらへどうぞ」と「どうぞこちらへ」はどちらも誰かをある方向へ導くことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、大きな違いはないので好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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