【抱負】と【目標】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「抱負」(読み方:ほうふ)と「目標」(読み方:もくひょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「抱負」と「目標」という言葉は、どちらも何かを達成するための決意を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



抱負と目標の違い

抱負と目標の意味の違い

抱負と目標の違いを分かりやすく言うと、抱負とは行為に対する決意を意味しており、目標は目指す到達点を意味しているという違いです。

抱負と目標の使い方の違い

一つ目の抱負を使った分かりやすい例としては、「新年の抱負を紙に書く」「入社後の抱負を述べる」「みんなの前で抱負を語る」「昇進の抱負を文章として提出する」「家族で抱負を言い合う」「今年の抱負を継続する」などがあります。

二つ目の目標を使った分かりやすい例としては、「夢を叶えるために目標を設定する」「今期の営業目標を立てる」「目標達成が実現できたらお祝いしよう」「目標意識を高める環境も大事だ」「売上目標を見直す必要性が出てきた」「私のダイエット目標は3キロ減です」などがあります。

抱負と目標の使い分け方

抱負は行為に対する決意を意味しており、目標は実現を目指す到達点を意味しています。例えば上記の「ダイエット目標は3キロ減」は3キロ減らすことが目標となり、3キロ減らすために食事の量を減らしたり運動をする決意が抱負となります。

抱負と目標の英語表記の違い

抱負を英語にすると「resolution」となり、例えば上記の「新年の抱負」を英語にすると「new year’s resolution」となります。一方、目標を英語にすると「goal」となり、例えば上記の「目標を設定する」を英語にすると「set a goal」となります。

抱負の意味

抱負とは

抱負とは、行為に対する決意や志望を意味しています。

表現方法は「抱負を立てる」「抱負を語る」「今年の抱負」

「抱負を立てる」「抱負を語る」「今年の抱負」などが、抱負を使った一般的な表現方法です。

抱負の使い方

抱負を使った分かりやすい例としては、「内定式で抱負を述べる」「今年の抱負を述べなさい」「今後の抱負などない」「二つ以上の抱負を立てる」「来年の抱負が思いつかない」「抱負を語るのは恥ずかしい」「抱負を設定するよう求められている」などがあります。

その他にも、「新年の抱負を成し遂げる」「お酒の場で抱負を発表してしくじった」「正月休みの間に来年の抱負を考える」「抱負や決意を述べるより行動が大事」「抱負を実現するために何をする必要があるか」「抱負を掲げるのは早い方がいい」「抱負を立てないという手もある」などがあります。

抱負という言葉は、何かを始める時や節目にあたっての決意や志望を表す時に使われることが多くあります。

「新年の抱負」の意味

上記の「新年の抱負」とは、新しい年を迎えるにあたって何をする年にするかを考えて決意することです。

抱負の類語

抱負の類語・類義語としては、将来に対する遠大な希望を意味する「大志」、分不相応な望みを意味する「野望」、大きな望みを意味する「大望」、願い望むことを意味する「願望」などがあります。

抱の字を使った別の言葉としては、辛いことや苦しいことを我慢することを意味する「辛抱」、病人や酔っぱらいなどの世話をすることを意味する「介抱」、親愛の情をもって抱きかかえることを意味する「抱擁」(読み方:ほうよう)などがあります。

目標の意味

目標とは

目標とは、行動を進めるにあたって実現を目指す到達点を意味しています。

他にも、そこに行き着くように目印とするものという意味があります。

表現方法は「目標を掲げる」「目標を設定する」「目標を達成する」

「目標を掲げる」「目標を設定する」「目標を達成する」などが、目標を使った一般的な言い回しです。

目標の使い方

「まずは目標値を設定しよう」「目標を達成するのは大変だけど頑張ろう」「大学生のうちから人生の目標を決める」「目標が定まらないと何をやってもうまくいかない」「事業目標の達成率はいかほどか」などの文中で使われている目標は「実現を目指す到達点」の意味で使われています。

一方、「あの建物を目標に進む」「目標に狙いを定める」「木が多過ぎて目標を見失う」「目標までの距離を確認してくれ」などの文中で使われている目標は「そこに行き着くように目印とするもの」の意味で使われています。

目標という言葉は、日常生活やビジネスシーンなど幅広い範囲で使われています。

「事業目標」の意味

上記の「事業目標」とは事業における目標であり、事業を進めるにあたって最終的に達成したい売上や利益に対する到達点を意味しています。

目標の類語

目標の類語・類義語としては、実現しようとしてめざす事柄を意味する「目的」、めざす意図を意味する「狙い」、目指すところを意味する「目途」、目標とするものを意味する「目当て」、ターゲットを意味する「標的」などがあります。

標の字を使った別の言葉としては、 判断や行動の目安となるものを意味する「標準」、目印をつけることを意味する「標記」、物事を評価したりするための目印となるものを意味する「指標」、目印として設けられたものを意味する「標識」などがあります。

抱負の例文

1.書き初めで新年の抱負を書くことは、冬休みの宿題の定番だ。
2.毎年ダイエットに関する新年の抱負を立てているが、一度も成し遂げたことはない。
3.お正月に新年の抱負を立てるが、年末にはすっかり忘れてしまっている。
4.毎日読書をするという抱負を成し遂げられたらご褒美がもらえる約束だ。
5.彼は入社後の挨拶で抱負を求められたが、前もって考えてなかったので困ってしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、何かを始める時や節目にあたっての決意や志望を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文3のように、新年を迎えるにあたって決意することを「新年の抱負」と表現します。また、例文5のように新しい環境にあたり抱く決意や志望することにも「抱負」という言葉が使われることが多くあります。

目標の例文

1.目標を立てるのは好きだが、目標を達成するための努力は嫌いだ。
2.今期は店舗の売上目標を早々に達成することができた。
3.彼女はいつも目標をいかに楽に達成できるか考え、要領よく動いている。
4.彼は大きな目標を達成し、今は目標にしていたものがなくなったので虚脱感を感じる。
5.初めての土地で迷子になってしまったので、とりあえず駅ビルを目標に歩いている。

この言葉がよく使われる場面としては、実現を目指す到達点や行き着くための目印を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文4で使われる目標は、行動を進めるにあたって実現を目指す到達点の意味で使わています。また、例文5で使われている目標は、そこに行き着くための目印とするものの意味で使わています。

抱負や目標という言葉はどちらも人生の中ので数えきれないほど、使ったり聞いたりする言葉なはずです。抱負は行為に対する決意を意味しており、目標は実現を目指す到達点を意味していることを理解して正しく使い分けましょう。

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