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【無駄足】と【無駄骨】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「無駄足」(読み方:むだあし)と「無駄骨」(読み方:むだぼね)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「無駄足」と「無駄骨」という言葉は、どちらも「報われないこと」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




無駄足と無駄骨の違い

無駄足と無駄骨の意味の違い

無駄足と無駄骨の違いを分かりやすく言うと、無駄足とは足を運んだのに目的を達成できずに終わること、無駄骨とは苦労して取り組んだのに報われないことという違いです。

無駄足と無駄骨の使い方の違い

一つ目の無駄足を使った分かりやすい例としては、「定休日と知らずに無駄足を踏んでしまった」「何度も訪ねて無駄足を踏む」「一連の捜査は無駄足に終わった」「行ったり来たりと無駄足を運ぶことがあった」などがあります。

二つ目の無駄骨を使った分かりやすい例としては、「無駄骨を折るのがバカバカしく感じる」「過去の失敗や無駄骨を繰り返さない」「やり方を誤れば全くの無駄骨に終わる可能性があります」などがあります。

無駄足と無駄骨の使い分け方

無駄足と無駄骨という言葉は、どちらも骨を折ってしたことが役に立たないこと、苦労をしただけの甲斐がないことを表しますが、意味や使い方には違いがあります。

無駄足とは、わざわざ行ったにも関わらず何の役にも立たないことを意味します。ある目的をもってどこかへ出向いたのに、その目的が達成せずに終わってしまう場合に用いられる言葉です。「無駄足を踏む」「無駄足を運ぶ」などと表現します。

無駄骨とは、懸命に力を尽くしたのに、結果として何の役にも立たないことを意味します。それまでしてきた苦労が報われないこと、取り組んでいたことが無意味であることを表し、「無駄骨を折る」「無駄骨に終わる」などと表現します。

つまり、無駄足とは出かけた先で目的を達成できないことであり、無駄骨とは取り組んできたことが役に立たないことを表します。二つの言葉は似ていますが、意味は異なるので区別して使用するようにしましょう。

無駄足と無駄骨の英語表記の違い

無駄足を英語にすると「fool’s errand」「exercise in futility」「wasted trip」となり、例えば上記の「無駄足を踏む」を英語にすると「go on a fool’s errand」となります。

一方、無駄骨を英語にすると「wasted effort」「fruitless efforts」「lost labor」となり、例えば上記の「無駄骨を折る」を英語にすると「waste one’s effort」となります。

無駄足の意味

無駄足とは

無駄足とは、わざわざ行ってもなんの役にも立たないことを意味しています。

無駄足の漢字表記

無駄足は「徒足」とも書きますが、一般的には「無駄足」と表記されています。

無駄足の使い方

無駄足を使った分かりやすい例としては、「無駄足を踏むのは効率が悪いです」「無駄足を覚悟で早めに非難しましょう」「相手に無駄足を踏ませてしまう」「無駄足を踏むことなくスムーズに用を済ませる」などがあります。

その他にも、「初めてのハローワークは無駄足に終わった」「配達員が何度も無駄足を踏まされる」「無駄足を踏ませてしまい申し訳ありません」「大事なお客様に無駄足を踏ませるわけにはいきまん」などがあります。

無駄足の「無駄」は、役に立たないこと、それをしただけの甲斐がないことを表します。歩くこと、行くことを表す「足」と組み合わさり、無駄足とは、行ったのに何もならないこと、出向いた甲斐がないことを意味します。せっかく足を運んだのに、目的を果たせないで終わった場合にいう言葉です。

「無駄足を踏む」の意味

無駄足という言葉を使った言い回しには、「無駄足を踏む」があります。「無駄足を踏む」とは、わざわざ出かけたのに本来の目的を果たせずに徒労に終わるこを意味し、「無駄足を運ぶ」と言い換えることができます。

無駄足の対義語

無駄足の対義語・反対語としては、あることをして得られたよい結果を意味する「成果」などがあります。

無駄足の類語

無駄足の類語・類義語としては、無駄な骨折りや無益な苦労を意味する「徒労」、足を運んだ甲斐がないことを意味する「空足」(読み方:からあし)、努力の甲斐もなく全くむだに終わることを意味する「水泡に帰する」などがあります。

無駄骨の意味

無駄骨とは

無駄骨とは、苦労したことがなんの役にも立たないことを意味しています。

無駄骨の漢字表記

無駄骨は「徒骨」とも書きますが、一般的には「無駄骨」と表記されています。

無駄骨の使い方

無駄骨を使った分かりやすい例としては、「費やした努力が無駄骨に終わる」「正しくない英語の発音を身に付けて無駄骨になった」「どんなに頑張ったって無駄骨を折ることになるだろう」などがあります。

その他にも、「無駄骨を折るリスクを避ける」「人生に無駄骨折りなんて何一つないのです」「努力しても無駄骨に終わるに違いない」「見つかる当てのないものを探して無駄骨を折る」などがあります。

無駄骨とは、「無駄骨折り」の略で、結果として何の役にも立たない苦労を意味し、骨を折ってしたことが報われないさまを表します。無駄骨の「骨」は、「骨の折れる仕事」のような使い方で苦労の意味を持つ漢字です。

無駄骨の語源

無駄骨の語源である「無駄骨折り」は、苦労したことがなんの役にも立たないことを意味する言葉で、「骨折り損」「徒労」と言い換えることができます。労働に対して成果がない場合に用いられています。

無駄骨の対義語

無駄骨の対義語・反対語としては、何かをすることで得られた成果を意味する「収穫」などがあります。

無駄骨の類語

無駄骨の類語・類義語としては、せっかくの苦労がむだになることを意味する「骨折り損」、いくら努力してもくたびれるだけでなんの効果もないことを意味する「くたびれ儲け」、努力や苦心がすべて無駄になることを意味する「水の泡」などがあります。

無駄足の例文

1.無駄足を踏むことのないよう、お店に行く前に欲しい商品があるか電話で確認することにした。
2.必要書類を言ってくれれば無駄足を運ぶ必要はなかったのに、何も言ってもらえませんでした。
3.お客様に無駄足を踏ませてしまうことのないよう、在庫管理はしっかり行うようにしています。
4.宿泊したビジネスホテルからお目当ての食事処に向かったのですが、営業しておらず無駄足になってしまいました。
5.待ち時間や無駄足は当たり前という南米に住んでから、時間の感覚や使い方が大きく変わりました。

この言葉がよく使われる場面としては、わざわざ出掛けたのに本来の目的を果たせずに徒労に終わることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、無駄足の慣用的な言い回しには「無駄足を踏む」「無駄足を運ぶ」「無駄足を踏ませてしまう」「無駄足になる」などがあります。「無駄足を踏む」と「無駄足を運ぶ」は、同じような意味を持つため互いに置き換えて使うことができます。

無駄骨の例文

1.世の中の景気が悪くなると、ビジネスの交渉は無駄骨に終わることが多くなります。
2.英語の勉強時間をたくさん増やしても、本当の英語力が上がらなければ無駄骨です。
3.鬱々とした毎日を送っていると、生活することが無駄骨を折ることだと感じるようになります。
4.どこを鍛えているのか意識しない筋トレは、無駄骨に終わる可能性が高いです。
5.無駄骨になるかもしれなくても、やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいいと思いませんか。

この言葉がよく使われる場面としては、結果として何の役にも立たない苦労、徒労を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、無駄骨の慣用的な言い回し、慣用的な表現には「無駄骨に終わる」「無駄骨を折る」「無駄骨になる」などがあります。「無駄骨に終わる」とは、やったこと全てが役に立たなかったこと、頑張ったことが結果として無駄であったことを意味します。

無駄足と無駄骨という言葉は、どちらも「やったことが報われないこと」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、足を運んだのに目的を達成できずに終わることを表現したい時は「無駄足」を、苦労して取り組んだことが報われないことを表現したい時は「無駄骨」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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