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【ご乱心】と【ご立腹】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ご乱心」(読み方:ごらんしん)と「ご立腹」(読み方:ごりっぷく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご乱心」と「ご立腹」という言葉は、という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。




「ご乱心」と「ご立腹」の違い

「ご乱心」と「ご立腹」の意味の違い

「ご乱心」と「ご立腹」の違いを分かりやすく言うと、「ご乱心」とは正気ではないと思われる状態のこと、「ご立腹」とは腹を立てていることという違いです。

「ご乱心」と「ご立腹」の使い方の違い

一つ目の「ご乱心」を使った分かりやすい例としては、「部長のご乱心に部下たちが慌てています」「国王が乱心しているので皆困っている」「見ての通り捜査一課長はご乱心です」「殿はご乱心し周りの者を無差別に傷つけました」「彼女はご乱心です」などがあります。

二つ目の「ご立腹」を使った分かりやすい例としては、「父が無駄遣いをしたらしく母がご立腹です」「納期が遅れているのでお客様がご立腹だ」「クライアント様がご立腹の様子です」「ご立腹ごもっともです」などがあります。

「ご乱心」と「ご立腹」の使い分け方

「ご乱心」と「ご立腹」は一見似た表現に思えますが、意味が異なる言葉なので混同しないよう注意必要必要です。

「ご乱心」は正気ではないと思われる状態のことを意味しており、興奮して分別がなくなっている場合に使う言葉になります。

一方、「ご立腹」は腹を立てていることを意味しており、対象が怒っている場合に使う言葉というのが違いです。

「ご乱心」と「ご立腹」の英語表記の違い

「ご乱心」を英語にすると「madness」「insanity」となり、例えば上記の「彼女はご乱心です」を英語にすると「SHe is starting to madness」となります。

一方、「ご立腹」を英語にすると「anger」「rage」「indignation」となり、例えば上記の「ご立腹ごもっともです」を英語にすると「There is every reason for you to be angry」となります。

「ご乱心」の意味

「ご乱心」とは

「ご乱心」とは、正気ではないと思われる状態のことを意味しています。

「ご乱心」の漢字表記

「ご乱心」を漢字にすると、「御乱心」と表記することができます。

表現方法は「殿ご乱心」「ご乱心召された」

「殿ご乱心」「ご乱心召された」などが、「ご乱心」を使った一般的な言い回しになります。

「ご乱心」の使い方

「ご乱心」を使った分かりやすい例としては、「怒りのあまり殿がご乱心する」「国王がご乱心している理由が私には分かりません」「彼をクビにするなんて社長がご乱心だとしか思えません」「陛下がご乱心していると伺いました」などがあります。

「ご乱心」は正気ではないと思われる状態のことを意味する「乱心」に、接頭語の「ご」が合わさり、正気ではないと思われる状態のことを丁寧にした表現になります。そのため。目上の人に対しても使うことができると覚えておきましょう。

「ご乱心」は時代劇や映画などの創作物で役者がさんが使用するのが多い言葉です。例えば、時代劇であれば「殿がご乱心」「将軍がご乱心」など、映画であれば「国王がご乱心」「陛下がご乱心」などで使われています。

また、現実世界においては、政治家や有名人が常識外れな発言をした際に、揶揄として使われることが多いです。

「ご乱心」の類語

「ご乱心」の類語・類義語としては、心が狂い乱れて異常な言動をすることを意味する「狂乱」、入り乱れて秩序がなくなることを意味する「錯乱」、物事が複雑に入り組んでいることを意味する「錯綜」などがあります。

「ご立腹」の意味

「ご立腹」とは

「ご立腹」とは、腹を立てていることを意味しています。

「ご立腹」の漢字表記

「ご立腹」を漢字にすると、「御立腹」と表記することができます。

表現方法は「ご立腹な様子」「ご立腹でいらっしゃる」「ご立腹されている」

「ご立腹な様子」「ご立腹でいらっしゃる」「ご立腹されている」「ご立腹される」などが、「ご立腹」を使った一般的な言い回しになります。

「ご立腹」の使い方

「ご立腹」を使った分かりやすい例としては、「プロジェクトの進行が遅れているので社長がご立腹です」「初歩的なミスを繰り返すので上司がご立腹だ」「お客様がご立腹なのはごっもともです」「どうしてご立腹になったかは私には解せぬ」などがあります。

「ご立腹」は腹を立てていることを意味する「立腹」に、接頭語の「ご」が合わさり、腹を立てていることを丁寧にした表現になります。そのため、目上の人に対しても使うことができると覚えておきましょう。

「ご立腹」はビジネスシーンと日常生活のどちらでも使うことができる言葉です。ただし、相手が怒りや不満を持っている場合に使用するので、基本的にマイナスのイメージを伴っています。

「ご立腹」の類語

「ご立腹」の類語・類義語としては、 不満や不快なことがあって我慢できないことを意味する「怒る」、激しく腹を立てることを意味する「憤る」、ひどく腹を立てることを意味する「憤慨」、怒った気持ちのことを意味する「怒気」などがあります。

「ご乱心」の例文

1.これだけの人数をリストラするとなると、社長がご乱心だとしか思えません。
2.時代劇を視聴していたらが、殿がご乱心しているシーンがありました。
3.国王がご乱心で何をするか分からないので、家臣たちは皆慌てています。
4.官房長官が会見で支離滅裂な発言を繰り返したので、ご乱心と報道されました。
5.彼女のご乱心している姿をみれば、100年の恋も冷めるだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、正気ではないと思われる状態のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご乱心」は目上の人に対して使う言葉になります。

「ご立腹」の例文

1.先程の発言がご立腹の原因であるのであれば、謝罪いたします。
2.彼が無責任な発言を繰り返していたので、お父様はご立腹です。
3.家に帰ると彼女がご立腹だったが、私には原因が全く分かりませんでした。
4.前日にライブ中止の発表を行っため、お客さんはご立腹です。
5.息子がご迷惑をおかけしてご立腹されたこと、心より深くお詫び申し上げます。

この言葉がよく使われる場面としては、腹を立てていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご立腹」は目上の人に対して使う言葉になります。

「ご乱心」と「ご立腹」は似たようで意味は異なっている言葉です。どちらの言葉を使うか迷った場合、正気ではないと思われる状態のことを表現したい時は「ご乱心」を、腹を立てていることを表現したい時は「ご立腹」を使うと覚えておきましょう。

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