【それに伴い】と【これに伴い】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「それに伴い」(読み方:それにともない)と「これに伴い」(読み方:これにともない)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「それに伴い」と「これに伴い」という言葉は、どちらもある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「それに伴い」と「これに伴い」の違い

「それに伴い」と「これに伴い」の意味の違い

「それに伴い」と「これに伴い」の違いを分かりやすく言うと、「それに伴い」よりも「これに伴い」の方が物事に対しての距離が近い場合に使うという違いです。

「それに伴い」と「これに伴い」の使い方の違い

一つ目の「それに伴い」を使った分かりやすい例としては、「この先で事故が発生しそれに伴い渋滞が起きています」「社長が代わりそれに伴い人事異動があるらしいです」「営業時間が変更となりそれに伴い受付時間も短縮いたします」などがあります。

二つ目の「これに伴い」を使った分かりやすい例としては、「サイバーテロが多発しているのでこれに伴いセキュリティをアップデートしました」「人権費が高騰しておりこれに伴いプラン料金の見直しを行います」などがあります。

「それに伴い」と「これに伴い」の使い分け方

「それに伴い」と「これに伴い」はどちらもある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「それに伴い」よりも「これに伴い」の方が物事に対しての距離が近い場合に使うと覚えておきましょう。

「それに伴い」と「これに伴い」の英語表記の違い

「それに伴い」も「これに伴い」も直訳した英語はありませんが、近い表現として「accordingly」「due to this」「because of this」などがあります。

「それに伴い」の意味

「それに伴い」とは

「それに伴い」とは、ある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを意味しています。

「それに伴い」の使い方

「それに伴い」を使った分かりやすい例としては、「業績が好調なのでそれに伴いボーナスが増える予定です」「暖かい季節になりそれに伴い服装に変化が現れました」「防犯対策が行われそれに伴い犯罪率が低下しました」などがあります。

「それに伴い」は、その上のことを意味する「それに」に、ある物事に付随して別の物事が起こることを意味する「伴い」が合わさり、ある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることの意味で使われている接続詞です。

「それに伴い」はXという出来事があり、それが起きた結果としてYという出来事が起こるか、Xという出来事と同時に、Yという出来事が起きているというニュアンスで使います。

「それに伴い」はビジネスシーンでも使える

「それに伴い」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉ですが、「それに伴い」自体は敬語表現ではないので、目上の人に対して使う場合は前後の文章に敬語表現を使うようにしましょう。

分かりやすい例を挙げると、目上の人に対して使う場合は「それに伴い」ではなく、「それに伴いまして」などです。

また、ビジネスシーンにおいて使用する場合は「それに伴い○○」の形で、○○には相手への要望や注意を表す言葉が入ることが多いと覚えておきましょう。

「それに伴い」の類語

「それに伴い」の類語・類義語としては、前の条件によって順当にあとの事柄が起こることを意味する「したがって」、前に述べた事柄から次に述べようとする事柄が起こるかまたは必要となる旨を示すことを意味する「つきましては」などがあります。

「これに伴い」の意味

「これに伴い」とは

「これに伴い」とは、ある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを意味しています。

「これに伴い」の使い方

「これに伴い」を使った分かりやすい例としては、「これに伴い無償アップデートを行う予定です」「弊社は事業拡大を行なう予定でこれに伴い新しい人材を募集いたします」「健康志向が強まりこれに伴いスポーツジムの需要が上がっています」などがあります。

「これに伴い」は話し手が当面している事柄を指すことを意味する「これに」、ある物事に付随して別の物事が起こることを意味する「伴い」が合わさり、ある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることの意味で使われている接続詞です。

「これに伴い」はXという出来事があり、それが起きた結果としてYという出来事が起こるか、Xという出来事と同時に、Yという出来事が起きているというニュアンスで使います。

「これに伴い」はビジネスシーンでも使える

「これに伴い」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉ですが、「これに伴い」自体は敬語表現ではないので、目上の人に対して使う場合は前後の文章に敬語表現を使うようにしましょう。

分かりやすい例を挙げると、目上の人に対して使う場合は「これに伴い」ではなく、「これに伴いまして」などです。

また、「これに伴い」は文章やメールなどの書き言葉としても使用することができます。

「これに伴い」の類語

「これに伴い」の類語・類義語としては、であるからのことを意味する「なので」、前に述べた事柄を受けてそれを理由として順当に起こる内容を導くことを意味する「だから」などがあります。

「それに伴い」の例文

1.先程信号機の故障を確認いたしました。それに伴い30分程電車が遅れております。
2.明日は大人気グループのコンサートが行われるので、それに伴い周辺の道路の混雑が予想されます。
3.秋が終わり肌寒くなってきたので、それに伴い暖かい格好をする人が増えてきました。
4.地域開発を行なった結果人口が増加し、それに伴い新店舗が続々とオープンしています。
5.戦争の影響で材料費が高騰しており、それに伴い値上げを行ないます。

この言葉がよく使われる場面としては、ある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「それに伴い」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「これに伴い」の例文

1.誠に勝手ながら年末年始は休業とさせていただきます。これに伴いメールやお電話での問い合わせも停止しております。
2.この度はご契約ありがとうございます。これに伴い期日までにご入金をお願いいたします。
3.新規事業が成功し業績が好調です。これに伴い夏のボーナスを大幅増加いたします。
4.パンデミックの影響で在宅勤務が増加し、これに伴い私たちの売り上げが低下しました。
5.不祥事によって社長が交代し、これに伴い大規模な人事異動が行われました。

この言葉がよく使われる場面としては、ある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「これに伴い」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「それに伴い」と「これに伴い」はある物事が生じたことを原因として他の物事が生じることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「それに伴い」よりも「これに伴い」の方が物事に対しての距離が近い場合に使うと覚えておきましょう。

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