【後ほど】と【後日】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「後ほど」(読み方:のちほど)と「後日」(読み方:ごじつ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「後ほど」と「後日」という言葉は、どちらも今より後のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「後ほど」と「後日」の違い

「後ほど」と「後日」の意味の違い

「後ほど」と「後日」の違いを分かりやすく言うと、「後ほど」は今すぐではないが当日中のこと、「後日」はその日よりも後の日のことという違いです。

「後ほど」と「後日」の使い方の違い

一つ目の「後ほど」を使った分かりやすい例としては、「それでは後ほどお伺いしますね」「修正点については後ほどメールでご連絡いたします」「詳しいお話は後ほど行いましょう」「後ほどかけ直してもよろしいでしょうか」などがあります。

二つ目の「後日」を使った分かりやすい例としては、「後日になってこの件の真相を知りました」「それでは後日伺いますね」「後日改めてご連絡いたしますね」「結果は後日お知らせいたします」などがあります。

「後ほど」と「後日」の使い分け方

「後ほど」と「後日」はどちらも今より後のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

例えば、「後ほどご連絡いたします」と「後日ご連絡いたします」という言い回しがあった場合、「後ほどご連絡いたします」は30分後や3時間後などバラつきがあるものの、最低でもその当日中には連絡することを表す言葉になります。

一方、「後日ご連絡いたします」は当日中ではなく、その日よりも後の日に連絡することを表す言葉になります。

つまり、今すぐではないが当日中を表しているのが「後ほど」、その日よりも後の日のことを表しているのが「後日」と覚えておきましょう。

「後ほど」と「後日」の英語表記の違い

「後ほど」を英語にすると「later」となり、例えば上記の「後ほど伺います」を英語にすると「I’ll come later」となります。

一方、「後日」を英語にすると「later」「n the future」となり、例えば上記の「結果は後日お知らせいたします」を英語にすると「I will let you know the results later on」となります。

「後ほど」の意味

「後ほど」とは

「後ほど」とは、少し時間が経った頃のことを意味しています。

「後ほど」の漢字表記

「後ほど」を漢字にすると、「後程」と表記することができます。

「後ほど」の使い方

「後ほど」を使った分かりやすい例としては、「空きを確認して後ほどご連絡いたします」「スケジュールに関しては後ほどご報告いたします」「荷物は後ほどお運びいたします」「後ほど訪問してもよろしいでしょうか」などがあります。

「後ほど」は少し時間が経った頃のこと名詞です。

「後ほど」の期間

では「後ほど」はどれくらいの期間を表しているかと気になる方もいると思いますが、結論から言ってしまうと明確な期間は決まっていません。そのため、15分後を指している場合もあれば、3時間後を指している場合もあります。

したがって、「後ほど」の期間は個人の裁量に委ねられていると覚えておきましょう。

ただし、「後ほど」はあくまでも当日中である場合に使うのが一般的なので、翌日以降になってしまう場合に使うのは適していません。もし、翌日以降になってしまうのであれば「後日」を使うのが適しています。

また、明確な時間を指定できるのであれば、「本日の○○頃ご連絡いたします」のように、正確な時間を伝えるのがいいでしょう。

「後ほど」の対義語

「後ほど」の対義語・反対語としては、少し前のことを意味する「先程」があります。

「後ほど」の類語

「後ほど」の類語・類義語としては、しばらく時間のたった後のことを意味する「後刻」、それが実現するまでにそれほど時日を要しないことを意味する「そのうち」、近いうちにのことを意味する「追って」などがあります。

「後日」の意味

「後日」とは

「後日」とは、その日よりも後の日のことを意味しています。

「後日」の読み方

「後日」は古い時代では「ごにち」や「こうじつ」と読むことが多かったのですが、現代では「ごじつ」と読むのが一般的です。

「後日」の使い方

「後日」を使った分かりやすい例としては、「当選結果については後日ご連絡いたします」「後日改めてお話しましょう」「必要な書類に関しては後日お送りいたします」「このサプリメントの効果がないことが後日判明した」などがあります。

「後日」はその日よりも後の日のことを意味する名詞です。

「後日」の期間

では「後日」はどれくらいの期間を表しているかと気になる方もいると思いますが、結論から言ってしまうと明確な期間は決まっていません。そのため、2、3日後を指している場合もあれば、1週間後を指している場合もあります。

したがって、「後日」の期間は個人の裁量に委ねられていると覚えておきましょう。

「後日」は個人の裁量に委ねられていますが、現実的には1ヶ月以内であることが望ましいです。1ヶ月以上も経ってしまうと、非常識と認識するのが一般的になっています。

「後日」の対義語

「後日」の対義語・反対語としては、近い過去のある日のことを意味する「先日」があります。

「後日」の類語

「後日」の類語・類義語としては、ある時点から何年か経った後のことを意味する「後年」、将来における不定の日を指すことを意味する「他日」、未来の不定の時を表すことを意味する「いつか」などがあります。

「後ほど」の例文

1.改善してほしい点については、後ほどメールでご連絡いたします。
2.今はあまり時間がないので、後ほど詳しい内容をお話いたします。
3.お話したいことがあるので、後ほど御社にお伺いしてもよろしいでしょうか。
4.こちらがメインデッシュになります。デザートは後ほどお持ちいたします。
5.私は一旦会社に戻りますので、後ほどこの場所でお会いしましょう。

この言葉がよく使われる場面としては、少し時間が経った頃のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「後ほど」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「後日」の例文

1.真犯人に繋がる証拠が見つかり、この事件は後日再捜査されることになりました。
2.今回のご提案内容については、社内で協議した上で後日ご連絡いたします。
3.ただいま担当者は長期休暇中ですので、後日改めてご連絡いたします。
4.後日聞いた話によると、その日を境に彼は一度も自宅に帰ってなかったらしいです。
5.水素水に科学的根拠がないことが、後日報道されました。

この言葉がよく使われる場面としては、その日よりも後の日のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「後日」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「後ほど」と「後日」はどちらも今より後のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、今すぐではないが当日中のことを表現したい時は「後ほど」を、その日よりも後の日のことを表現したい時は「後日」を使うと覚えておきましょう。

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