【立て込み中】と【取り込み中】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「立て込み中」(読み方:たてこみちゅう)と「取り込み中」(読み方:とりこみちゅう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「立て込み中」と「取り込み中」という言葉は、どちらも忙しいことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「立て込み中」と「取り込み中」の違い

「立て込み中」と「取り込み中」の意味の違い

「立て込み中」と「取り込み中」の違いを分かりやすく言うと、「立て込み中」は緊急性がない場合に使う、「取り込み中」は緊急性がある場合に使うという違いです。

「立て込み中」と「取り込み中」の使い方の違い

一つ目の「立て込み中」を使った分かりやすい例としては、「現在仕事が立て込み中ですのでまたの機会にお願いいたします」「別の仕事が立て込み中なのでお手伝いできそうにありません」「立て込み中なのですぐに対応するのは難しいです」などがあります。

二つ目の「取り込み中」を使った分かりやすい例としては、「お取り込み中失礼いたしました」「ただいま取り込み中ですので後ほどご連絡ください」「現在取り込み中ですの10分程度待っていただけませんか」などがあります。

「立て込み中」と「取り込み中」の使い分け方

「立て込み中」と「取り込み中」はどちらも忙しいことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「立て込み中」は仕事や用件が重なり忙しいことを意味する言葉で、仕事が用件が詰まっていることを相手に伝える場合に使います。そのため、緊急性がない場合に使うのが一般的です。

一方、「取り込み中」は不意の出来事や急を要して忙しいことを意味する言葉で、突発的な出来事で忙しいことを相手に伝える場合に使います。そのため、緊急性がある場合に使うと覚えておきましょう。

つまり、「立て込み中」は緊急性がない場合に使うのに対して、「取り込み中」は緊急性がある場合に使うというのが違いです。

「立て込み中」と「取り込み中」の英語表記の違い

「立て込み中」も「取り込み中」も直訳した英語表現はありませんが、近い表現として「be busy」「be crowded」などがあります。

「立て込み中」の意味

「立て込み中」とは

「立て込み中」とは、仕事や用件が重なり忙しいことを意味しています。

「「建て込み中」は誤用

「立て込み中」を「建て込み中」とするのは誤用なので、間違わないように注意しましょう。

「立て込み中」を使った分かりやすい例としては、「立て込み中なのですぐに対応することはできません」「現在立て込み中ですのでまたの機会にお誘いください」「大変申し訳ございませんが立て込み中なので参加することができません」などがあります。

「立て込み中」は仕事や用件が一時に多く重なることを意味する「立て込む」に、現にその活動をしていることを意味する「中」が合わさり、仕事や用件が重なり忙しいことの意味で使われている言葉です。

「立て込み中」の特徴

「立て込み中」はただ単純に仕事が用件が詰まっていることを相手に伝える場合に使います。そのため、緊急性がない表現であると覚えておきましょう。

「立て込み中」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉ですが、「立て込み中」自体が敬語表現ではないので、前後の文章に敬語を使う必要があります。

「立て込み中」の類語

「立て込み中」の類語・類義語としては、 多くの用事に追われて暇がないことを意味する「忙しい」、せきたてられて余裕のない状態であることを意味する「追われる」などがあります。

「取り込み中」の意味

「取り込み中」とは

「取り込み中」とは、不意の出来事や急を要して忙しいことを意味しています。

表現方法は「お取り込み中失礼します」「お取り込み中すみません」

「お取り込み中失礼します」「お取り込み中すみません」などが、「取り込み中」を使った一般的な言い回しになります。

「取り込み中」の使い方

「取り込み中」を使った分かりやすい例としては、「お取り込み中のようですので後日訪問させていただきます」「取り込み中なのであとでかけ直してもらってもいいですか」「現在取り込み中ですので15分ほど待っていただけませんか」などがあります。

「取り込み中」は不幸などの不意の出来事や急を要することなどでごたごたすることを意味する「取り込む」に、現にその活動をしていることを意味する「中」が合わさり、不意の出来事や急を要して忙しいことの意味で使われている言葉です。

「取り込み中」は不意なアクシデントや突発な出来事に対して使うのが一般的になります。そのため、緊急性がある場合に使うことができると覚えておきましょう。

例えば、相手から突然電話がかかってきた場合に、「現在取り込み中ですので後ほど折り返し差し上げます」のように、相手からの突然の連絡を嫌味なく回避することができます。

「取り込み中」の特徴

「取り込み中」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉ですが、「取り込み中」自体が敬語表現ではないので、前後の文章に敬語を使うようにしましょう。

「取り込み中」の類語

「取り込み中」の類語・類義語としては、少しの余裕もないことを意味する「いっぱいいっぱい」、忙しくて休む暇もないことを意味する「せわしない」などがあります。

「立て込み中」の例文

1.現在立て込み中ですので、お願いごとをされても対応することはできません。
2.大変申し訳ござませんが立て込み中ですので、不参加とさせていただきます。
3.只今立て込み中ですので、後日改めてご連絡させていただきます。
4.恐れ入りますが立て込み中ですので、すぐにご対応することはできません。
5.担当の者ですが、現在立て込み中のため、後ほど折り返しご連絡させていただきます。

この言葉がよく使われる場面としては、仕事や用件が重なり忙しいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「立て込み中」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「取り込み中」の例文

1.お取り込み中大変申し訳ございませんが、こちらの書類を確認していただいてもよろしいでしょうか。
2.現在担当者はお取り込み中ですので、後ほどこちらからご連絡差し上げます。
3.只今社長は取り込み中ですので、面談はお断りしております。
4.現在取り込み中ですので、20分程度お待ちいただけないでしょうか。
5.お取り込み中恐れ入りますが、今週末までにご返信いただけますと幸いです。

この言葉がよく使われる場面としては、不意の出来事や急を要して忙しいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「取り込み中」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「立て込み中」と「取り込み中」はどちらも忙しいことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、緊急性がない場合に使うのが「立て込み中」、緊急性がある場合に使うのが「取り込み中」と覚えておきましょう。

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