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【筆を取る】と【筆を執る】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「ふでをとる」という読み方の「筆を取る」と「筆を執る」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「筆を取る」と「筆を執る」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「筆を取る」と「筆を執る」の違い

「筆を取る」は「筆を執る」の間違い

「筆を取る」と「筆を執る」の違いを分かりやすく言うと、「筆を取る」とは「筆を執る」の間違った使い方、「筆を執る」とは執筆することです。

「筆を取る」は誤字

一般的には「筆を取る」という言葉は存在しません。読み方が同じなことから、「筆を執る」のことを間違えて「筆を取る」を使っている人がほとんどです。

「筆を執る」は正しい日本語

正しい言葉である「筆を執る」を使った分かりやすい例としては、「生活していくためには筆を執るしかない」「さっそく返信の筆を執ることにしました」「両親に手紙を書くために筆を執る」「彼は最新の記事を書くために筆を執る」などがあります。

「筆を執る」という言葉はあっても、「筆を取る」という言葉は存在しません。同時に「筆を執る」という単語の意味について「執筆すること」と覚えておきましょう。

「筆を執る」の英語表記

「筆を執る」を英語にすると「take up the pen」「write」となり、例えば上記の「彼は最新の記事を書くために筆を執る」を英語にすると「He take up the pen to write her latest article」となります。

「筆を取る」の意味

「筆を取る」とは

「筆を取る」とは、「筆を執る」の間違った使われ方です。

「筆を取る」が間違っている理由

「筆を取る」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が同じなため、「筆を執る」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「筆を取る」と「筆を執る」を間違ってしまう理由としては、「取る」と「執る」の読み方が同じなので、勘違いして覚えてしまっているのが原因です。正しい日本語は「筆を執る」なので間違えないように注意しましょう。

ではなぜ「筆を取る」が間違った言葉かというと、「取る」は手に持つや手で掴むことを意味する言葉です。一方、「執る」は手で上手く動かして事を行なうことを意味しています。

したがって、「筆を取る」としてしまうと、筆を持つや筆を掴むという意味という意味になってしまうので、執筆することの正しい日本語は「執る」を使用した「筆を執る」であると覚えておきましょう。

「取る」を使った別の言葉

間違った言葉である「筆を取る」の「取る」を使った別の言葉としては、人の言い間違いや言葉尻をとらえて非難したりからかったりすることを意味する「揚げ足を取る」、確かな証拠や証人を捜し出すなどして供述や情報などの真偽を確認することを意味する「裏を取る」などがあります。

「筆を執る」の意味

「筆を執る」とは

「筆を執る」とは、執筆することを意味しています。

「筆を執る」の読み方

「筆を執る」の読み方は「ふでをとる」です。誤って「ふでをしつる」「ふでをしゅつる」などと読まないようにしましょう。

「筆を執る」の使い方

「筆を執る」を使った分かりやすい例としては、「自分の主張を世の中に伝えるために筆を執る」「私は作家として20年間筆を執る仕事をしています」「生活費を稼ぐために今日も筆を執る」「記者であるなら真実の下に筆を執るべきだろう」などがあります。

「筆を執る」は執筆することを意味する慣用句です。慣用句とは二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表す言葉のことを指しています。

「筆を執る」は絵や書道を書く際にも使うことができますが、一般的には手紙や小説などの文章を書く際に使う言葉です。

「筆を執る」の注意点

「筆を執る」を使う上で注意しなければならないのは、「筆を執る」は書きはじめることを表しているのではなく、書く行為自体そのものを指している言葉です。そのため、「筆を執る」とした時点で最初から最後まで文章を書いたことを表していると覚えておきましょう。

「筆を執る」の対義語

「筆を執る」の対義語・反対語としては、文章を書くことをやめることを意味する「筆を折る」、文章を書き終えることを意味する「筆を擱く」などがあります。

「筆を執る」の類語

「筆を執る」の類語・類義語としては、手紙や文章を書くことを意味する「ペンを執る」、文章を書きはじめることを意味する「起筆」、文章を書くことを意味する「執筆」、書きはじめることを意味する「筆を染める」などがあります。

「筆を取る」の例文

1.「筆を取る」という言葉は存在しないので、おそらく「筆を執る」の言い間違いだろう。
2.「筆を執る」という言葉は執筆することで、「筆を取る」という言葉はない。
3.「筆を取る」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.生活費を稼ぐために筆を取るという言葉を使う人はいるが、正しくは生活費を稼ぐために筆を執るです。
5.自らの主張のために筆を執るという言葉はあるが、自らの主張のために筆を取るという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「筆を執る」という言葉を間違えて「筆を取る」と表現している時などが挙げられます。

「筆を取る」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「筆を執る」を間違えて使っている可能性が高いです。

「筆を取る」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「筆を取る」ではなく、「筆を執る」と表現するのが正しい使い方になります。

「筆を執る」の例文

1.私は数か月取材してから筆を執るタイプなので、1作を書くのにとても時間がかかります。
2.作家として生きていくためには、筆を執るしかありません。
3.私のもとに手紙が届いていたので、返事を書くために筆を執る。
4.自分が体験したことを世の中に伝えるために、筆を執ることにしました。
5.貯金が底をついてしまったので、新作を出すために筆を執る。

この言葉がよく使われる場面としては、執筆することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「筆を執る」は文章を書く際に使うことが多い言葉です。

「筆を取る」と「筆を執る」どちらを使うか迷った場合は、「筆を取る」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「筆を執る」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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