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【報われる】と【浮かばれる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「報われる」(読み方:むくわれる)と「浮かばれる」(読み方:うかばれる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「報われる」と「浮かばれる」という言葉は、どちらも努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「報われる」と「浮かばれる」の違い

「報われる」と「浮かばれる」の意味の違い

「報われる」と「浮かばれる」の違いを分かりやすく言うと、「報われる」とは肯定として使うことが多い、「浮かばれる」とは否定語を伴って使うことが多いという違いです。

「報われる」と「浮かばれる」の使い方の違い

一つ目の「報われる」を使った分かりやすい例としては、「彼の努力は十分に報われた」「私はこれまでの努力が報われることを信じています」「誠実でいれば最後には報われると思うよ」「夢が叶った瞬間今までの苦労が報われました」などがあります。

二つ目の「浮かばれる」を使った分かりやすい例としては、「日本代表の練習試合に呼ばれたのに試合で使ってもらえないなんて選手が浮かばれない」「そんな誤解をされたんじゃ彼は浮かばれないだろう」「良い跡継ぎができて仏も浮かばれるだろう」などがあります。

「報われる」と「浮かばれる」の使い分け方

「報われる」と「浮かばれる」はどちらも努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「報われる」は努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることという、肯定として使うのが一般的な言葉になります。

一方、「浮かばれる」は否定形の「ない」を使用し、「浮かばれない」の形で、努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られないという否定の言葉として使うのが一般的にというのが違いです。

そのため、「浮かばれる」を肯定で使うことはあまり多くなく、肯定で使用する場合は「報われる」に置き換えることが多いと覚えておきましょう。

「報われる」と「浮かばれる」の英語表記の違い

「報われる」を英語にすると「fully rewarded」となり、例えば上記の「彼の度量句は十分に報われた」を英語にすると「He was fully rewarded for her efforts」となります。

一方、「浮かばれる」を英語にすると「to rest in peace」「to attain eternal rest」となり、例えば上記の「良い跡継ぎができて仏も浮かばれるだろう」を英語にすると「The deceased will surely be able to rest in peace since the family has a fine new head」となります。

「報われる」の意味

「報われる」とは

「報われる」とは、努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることを意味しています。

表現方法は「努力が報われる」「気持ちが報われる」「心が報われる」

「努力が報われる」「気持ちが報われる」「心が報われる」などが、「報われる」を使った一般的な言い回しになります。

「報われる」の使い方

「報われる」を使った分かりやすい例としては、「善行は必ず報われると思っています」「苦労したからといって必ず報われるわけではありません」「頑張っていればいつかは報われると思うよ」「息子の苦労が報われたことを一緒に喜びました」などがあります。

「報われる」は受けた事に対してそれに見合う行為を相手に行うことを意味する「報いる」に、受身の助動詞の「れる」が合わさり、努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることの意味で使われている言葉です。

「報われる」は努力や苦労をした結果、それが成果となって自分に返ってくる場合に使うので、基本的にプラスのイメージで使う言葉と覚えておきましょう。

また、否定形の「ない」を使って「報われない」という形にすることで、努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られなかったという否定の言葉としても使うことが可能です。

「報われる」の類語

「報われる」の類語・類義語としては、成果が現れることを意味する「花開く」があります。

「浮かばれる」の意味

「浮かばれる」とは

「浮かばれる」とは、死んだ人の魂が慰められることを意味しています。その他にも、苦労が報われることの意味も持っています。

表現方法は「浮かばれる思い」「浮かばれない」

「浮かばれる思い」「浮かばれない」などが、「浮かばれる」を使った一般的な言い回しになります。

「浮かばれる」の使い方

「これで仏も浮かばれるだろう」「これで祖母の霊も浮かばれるだろう」などの文中で使われている「浮かばれる」は、「死んだ人の魂が慰められること」の意味で使われています。

一方、「この評価では努力の甲斐がなく浮かばれない」「これで私も浮かばれるだろう」などの文中で使われている「浮かばれる」は、「苦労が報われること」の意味で使われています。

「浮かばれる」は元々、死んだ人の魂が慰められることを意味する言葉でしたが、これが転じて、苦労が報われることの意味で使われるようになった言葉です。

また、現代においては否定の言葉を伴って、「浮かばれない」の形で使うのが一般的になっています。「浮かばれる」のように肯定の形で使うことはほとんどなく、肯定の形で使うのであれば「報われる」に置き換えられることが多いです。

「浮かばれる」の類語

「浮かばれる」の類語・類義語としては、長い間不遇だった者が世に認められるようになることを意味する「日の目を見る」、あることをして良い結果を出すことを意味する「成果を出す」などがあります。

「報われる」の例文

1.努力しても必ず報われるとは限らないが、成功した者は皆すべからく努力しています。
2.私がなぜサッカーアカデミーを開設したのかというと、頑張っている子たちが報われる環境を作りたかったからです。
3.3年間勉強を頑張った結果志望校に合格することができた。努力が報われて本当に良かったです。
4.コツコツやったものは報われると信じて、今日も練習に励んでいます。
5.彼女は失敗しても報われるまで努力し続けたからこそ、トップモデルになれたのだと思います。

この言葉がよく使われる場面としては、努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「報われる」は、プラスのイメージで使うことが多い言葉です。

「浮かばれる」の例文

1.精神鑑定で無罪になっていた犯人に、第二審で有罪判決がくだされた。これで被害者の方々も少しは浮かばれるだろう。
2.この件で高齢者の運転免許証について見直しがあれば、妻と娘も少しは浮かばれるのではないかと思います。
3.海外リーグで成績を残していても代表ではレギュラーに選ばれず、浮かばれない日々が続いていました。
4.4人兄弟が遺産相続で揉めていれば、亡くなった父も浮かばれないだろう。
5.せっかく夏の大会に向けて練習してきたのに、レギュラー以外の選手の不祥事で出場辞退となってしまった。これでは頑張ってきた人たちが浮かばれません。

この言葉がよく使われる場面としては、死んだ人の魂が慰められることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、苦労が報われることを表現したい時にも使います。

例文1の「浮かばれる」は死んだ人の魂が慰められること、例文2の「浮かばれる」は苦労が報われること、例文3から例文5の「浮かばれる」は否定形を伴った言い回しになります。

「報われる」と「浮かばれる」はどちらも努力や苦労に対してそれに見合った成果が得られることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、肯定として使うことが多いのが「報われる」、否定語を伴って使うことが多いのが「浮かばれる」と覚えておきましょう。

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