【発出】と【発信】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「発出」(読み方:はっしゅつ)と「発信」(読み方:はっしん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「発出」と「発信」という言葉は、どちらも外部に向けて発することを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



発出と発信の違い

発出と発信の意味の違い

発出と発信の違いを分かりやすく言うと、発出はある物事や状態が現れ出ることを意味し、発信は情報などを知らせることを意味するという違いです。

発出と発信の使い方の違い

一つ目の発出を使った分かりやすい例としては、「緊急事態宣言の発令に対する声明を発出する」「感染症危険情報が外務省より発出された」「事業者に対し公文書を発出する」「各省庁の次官宛に発出した通達」「発出元が文書を破棄した」などがあります。

二つ目の発信を使った分かりやすい例としては、「地域の魅力を発信する」「このインスタグラマーは情報発信力がある人だ」「発信力を高める教育は必要である」「彼のスマホの発信履歴をチェックする」「歩けなくなったのでSOSを発信する」などがあります。

発出と発信という言葉は、どちらもビジネスシーンでよく使われる言葉です。どちらも外部に発することを表すのですが、発出はある物事や状態が現れ出ることを意味することに対し、発信は情報を知らせることを意味するという違いがあります。

発出と発信の英語表記の違い

発出を英語にすると「issue」「release」となり、例えば上記の「公文書を発出する」を英語にすると「issue official documents」となります。

一方、発信を英語にすると「transmission」「despatch」となり、例えば上記の「情報発信」を英語にすると「transmission of information」となります。

発出の意味

発出とは

発出とは、ある物事や状態を現しだすことを意味しています。

発出の使い方

発出を使った分かりやすい例としては、「安全性速報が発出された医薬品」「行政機関から発出された電子公文書」「緊急事態宣言の発出を踏まえた対応」「各府省共通マニュアルを発出する」などがあります。

その他にも、「文書発出先一覧を作成する」「発出先に出した文書の内容を確認する」「厚生労働省から発出した通知」「屋内退避指示を間髪入れずに発出した」「各国の担当大臣に招待状を発出する」などがあります。

表現方法は「公文書を発出する」「緊急事態宣言を発出する」

発出という言葉はビジネスシーンで使われる言葉です。特に日本の行政で用いられる公文書や通達文書を出すことを「発出する」と表すことが多くあります。「公文書を発出する」「緊急事態宣言を発出する」などと用いられています。

「発出論」の意味

発出という言葉を用いた日本語には「発出論」があり、「およそ有は皆無より始まる」という、存在するものは無から出でくるという意味があります。この発出は、ある物事や状態が現れ出ることを表しています。

発出の類語

発出の類語・類義語としては、法令などを出すことを意味する「発令」、現し出すことを意味する「発現」、はっきりとした形で現れることを意味する「顕現」、あらわれでることを意味する「出現」などがあります。

発出の出の字を使った別の言葉としては、あらわしだすことを意味する「露出」、求められているものを出すことを意味する「提出」、社会的に高い身分や地位を得ることを意味する「出世」、ずばぬけてすぐれていることを意味する「傑出」などがあります。

発信の意味

発信とは

発信とは、情報などを知らせることを意味しています。

他にも、電波を発することや郵便物などを送ることの意味も持っています。

表現方法は「発信する」「発信できない」「発信力」

「発信する」「発信できない」「発信力」などが、発信を使った一般的な言い回しです。

発信の使い方

「地方の魅力を国内外に向けて発信する」「SNSで活動状況を広く発信する」「偉人に関する情報の収集と発信」「自分の意見や考えを発信する」などの文中で使われている発信は「情報などを知らせること」の意味で使われています。

一方、「発信者番号通知を設定する」「公衆電話からの発信のようだ」「壊れたのか発信や着信ができない」「GPS発信機で位置を追跡する」などの文中で使われている発信は「電波を発することや郵便物などを送ること」の意味で使われています。

発信という言葉は、日常生活でもビジネスシーンでもよく使われる言葉です。発信は、情報や郵便物などを外部に向けて知らせたり送り出すことを意味します。

「情報発信」の意味

発信という言葉を用いた日本語には「情報発信」があり、情報を多数の人に目的を持って伝えることを意味します。SNSなどの情報発信ツールが増え、よく耳にする言葉になりました。また、電話や電信などを通し音や電波を発したり、郵便物など送ることなども発信と言います。

発信の対義語

発信の対義語・反対語としては、電波や郵便物などを受けることを意味する「受信」、電話やメールがくることを意味する「着信」などがあります。

発信の類語

発信の類語・類義語としては、信号を送ることを意味する「送信」、情報などを口頭や書類で相手に伝えることを意味する「伝達」などがあります。

発信の信の字を使った別の言葉としては、通信し合うことを意味する「交信」、個人的な手紙を意味する「私信」、発信されたものを受け取ることを意味する「受信」などがあります。

発出の例文

1.フランスでは燃料価格高騰等に対するデモが発出し、交通機関のストライキが長く続いた。
2.新型コロナウイルス感染症拡大防止に関して、国から「緊急事態宣言」が発出された。
3.土壌汚染調査に不備や不足があると判断された場合、調査命令が発出される。
4.通達とは、行政機関において作成し発出される文書形態の一つである。
5.廃プラスチック類等の産業廃棄物が放置され,県は廃棄物処理法に基づく措置命令を発出しました。
6.明日の会議に向けて、過去に厚生労働省から発出された通知をまとめている。
7.園内の木一本一本について、主枝の発出位置と発出角度を調べる。
8.総理大臣により、地震被害に対するお見舞いメッセージが発出された。
9.今週中に、有毒生物発見についての注意喚起文書を発出する予定である。

この言葉がよく使われる場面としては、ある物事や状態が現れ出ることを表現したい時などが挙げられます。

発出という言葉は、ある物事や状態が現れ出ることや現し出すことを意味します。例文2から例文5のように、発出という言葉は行政や役所で用いられる公文書や通達文書を出すことや、命令を発する時に使われることが多くあります。

発信の例文

1. SNSでフォロワーが多い人は発信力が強いと言われていて、影響力がある人とされている。
2.ビジネス情報発信の補足としてツイッターを利用する方法もあります
3.半世紀ぶりに東京で開かれる五輪は日本を世界にアピールし、日本の価値観や文化を発信すチャンスだ。
4.着信履歴の発信者番号通知が見覚えのない番号だったら、折り返し電話をしないようにしている。
5.内容証明郵便を配達証明つきにしておけば郵便物を発信した事実やその内容、相手に配達されたことまで証明をしてもらえる。
6.こちらの案内所では、地元の様々な情報を発信していますので、ぜひお立ち寄りください。
7.SOS信号の発信元がわかり、救助に至った。
8.この芸能人のSNSは、同世代の人々の流行の発信場所となっている。
9.その噂の発信源は私です。

この言葉がよく使われる場面としては、情報などを知らせたり郵便物などを送ることを表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文3で使われる発信は、情報などを知らせることの意味で使われています。例文4や例文5で使われている発信は電話を発することや郵便物を送ることの意味で使われています。例文1にある「発信力」とは、意見を相手にわかりやすく伝える力を表します。

発出や発信という言葉はニュースで聞いたり、新聞で見たりする言葉なはずです。どちらも外部に発することを表すのですが、発出はある物事や状態が現れ出ることを意味することに対し、発信は情報を知らせることを意味するという違いがあることに注意しましょう。

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