【購入する】と【買う】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「購入する」(読み方:こうにゅうする)と「買う」(読み方:かう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「購入する」と「買う」という言葉は、どちらも代金を払って自分の所有とすることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「購入する」と「買う」の違い

「購入する」と「買う」の意味の違い

「購入する」と「買う」の違いを分かりやすく言うと、「購入する」はフォーマルな場面で使う、「買う」はカジュアルな場面で使うという違いです。

「購入する」と「買う」の使い方の違い

一つ目の「購入する」を使った分かりやすい例としては、「日用品を安く購入することができました」「不動産を購入するために頭金を払う」「お買い得の商品を購入するように勧める」「新しいパソコンを購入することにしました」などがあります。

二つ目の「買う」を使った分かりやすい例としては、「愛情はお金で買うことはできません」「食料品はセールの日に買うようにしています」「お目当ての洋服を安く買うことができました」「りんごを1個200円で買う」などがあります。

「購入する」と「買う」の使い分け方

「購入する」と「買う」はどちらも代金を払って自分の所有とすることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「購入する」はフォーマルな場面だったり、パソコンや車などの高額な商品を計画的に購入する際に使う表現になります。

一方、「買う」はカジュアルな場面だったり、お菓子屋や映画のチケットなどの個人的なものを気軽に買う際に使う表現です。

分かりやすい例を挙げると、「新規プロジェクトのために新しい機材を購入する」という言い回しは使いますが、「新規プロジェクトのために新しい機材を買う」とするのあまり適していません。

また、「小腹が空いたのでコンビニでお菓子を買う」という言い回しは使いますが、「小腹が空いたのでコンビニでお菓子を購入する」とするのはあまり適していません。

「購入する」と「買う」は意味は同じであるものの、使う場面が異なっている言葉であると覚えておきましょう。

また、「買う」には自分のしたことがもとになって好ましくないことを身に負うこと、進んで引き受けること、価値を認めることなどの他の意味があるというのも違いの一つです。

「購入する」と「買う」の英語表記の違い

「購入する」も「買う」も英語にすると「buy」「purchase」「incur」となり、例えば上記の「りんごを1個200円で買う」を英語にすると「buy apples at two hundred yen apiece」となります。

「購入する」の意味

「購入する」とは

「購入する」とは、代金を払って自分の所有とすることを意味しています。

「購入する」の使い方

「購入する」を使った分かりやすい例としては、「土地を購入するのは今回が初めてです」「北海道に引っ越したら車を購入する予定です」「念のために予備の部品も購入することにしました」「値段を安くするために共同購入することにしました」などがあります。

「購入する」は買うことを意味する「購入」に、ある動作や行為などを行うことを意味する「する」が合わさり、代金を払って自分の所有とすることの意味で使われている言葉です。

「購入する」は日常生活でも使うことができますが、ややフォーマルな表現なのでビジネスシーンにおいても使われています。また、土地やパソコンなどの高価なものを計画的に手に入れる場合にも使うことができると覚えておきましょう。

「購入する」の注意点

「購入する」を使う上で注意しなければならないのは、カジュアルな場面ではあまり適していいないという点です。例えば、「コンビニで肉まんを購入する」という表現はあまり使わず、「コンビニで肉まん買う」とするのが一般的な表現になります。

「購入する」の対義語

「購入する」の対義語・反対語としては、売り払うことを意味する「売却する」があります。

「購入する」の類語

「購入する」の類語・類義語としては、買い入れることを意味する「購買する」、買い求めることを意味する「購求する」などがあります。

「買う」の意味

「買う」とは

「買う」とは、代金を払って自分の所有とすることを意味しています。その他にも、自分のしたことがもとになって好ましくないことを身に負うこと、進んで引き受けること、価値を認めることの意味も持っています。

「買う」の使い方

「欲しいものを買うためにアルバイトをしています」「恨み買うようなことをした覚えはありません」などの文中で使われている「買う」は、「代金を払って自分の所有とすることや自分のしたことがもとになって好ましくないことを身に負うこと」の意味で使われています。

一方、「売られた喧嘩は買うのが男ってもんだろう」「彼の努力を買ってチームに引き入れることしました」などの文中で使われている「買う」は、「進んで引き受けることや価値を認めること」の意味で使われています。

「買う」は複数の意味を持つ言葉ですが、一般的に使われているのは「スーパーで野菜を買う」「お腹が空いたのでコンビニでおにぎりを買う」などのように、代金を払って自分の所有とすることの意味になります。

残りの「買う」の意味は直接物を買うのではなく、評価することや相手の感情を誘い出す場合に使うことが多いと覚えておきましょう。

「買う」の注意点

「買う」は日常的に使われているカジュアルな表現になります。そのため、個人的なものを手に入れる場合などに使うのが一般的です。その反面、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面で適していない場合もあるので使う際には十分に注意が必要です。

「買う」の対義語

「買う」の対義語・反対語としては、 代金と引き換えに品物や権利などを相手に渡すことを意味する「売る」があります。

「買う」の類語

「買う」の類語・類義語としては、代金を払って自分のものにすることを意味する「買い取る」、売ろうとしている他人の所有物や権利などを買って手に入れることを意味する「買い受ける」などがあります。

「購入する」の例文

1.土地を購入するのこれで二度目だが、金額が大きいのでいつも緊張します。
2.共同購入することで値段が安くなるので、私は積極的に利用しています。
3.パソコンを購入するのであれば、事前に下調べはしておいた方がいいだろう。
4.新規プロジェクトのために、機材を複数購入することにしました。
5.今の車は10年も乗っているので、そろそろ新しい車を購入する予定です。

この言葉がよく使われる場面としては、代金を払って自分の所有とすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「購入する」はフォーマルな場面で使う言葉です。

「買う」の例文

1.友情はお金で買うことができないというが、まさにその通りだと思います。
2.喉が渇いたので、コンビニに立ち寄ってジュースを買うことにしました。
3.我が国の首相は国民の反感を買う政策ばかりするので、早く政権交代してほしいです。
4.逃げるのは趣味ではないので、売られた喧嘩は必ず買うようにしています。
5.学歴にやや不安があるものの、彼の人柄と熱意を買って採用することにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、代金を払って自分の所有とすることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、自分のしたことがもとになって好ましくないことを身に負うこと、進んで引き受けること、価値を認めることを表現したい時にも使います。

例文1と例文2は代金を払って自分の所有とすること、例文3自分のしたことがもとになって好ましくないことを身に負うこと、例文4は進んで引き受けること、例文5は価値を認めることの意味で使っています。

「購入する」と「買う」はどちらも代金を払って自分の所有とすることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、フォーマルな場面で使うのが「購入する」、カジュアルな場面で使うのが「買う」と覚えておきましょう。

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