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【全然】と【全く】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「全然」(読み方:ぜんぜん)と「全く」(読み方:まったく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「全然」と「全く」という言葉は、どちらも否定の表現で用いられて強く打ち消すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「全然」と「全く」の違い

「全然」と「全く」の意味の違い

「全然」と「全く」の違いを分かりやすく言うと、「全然」の方が「全く」よりも砕けた表現という違いです。

「全然」と「全く」の使い方の違い

一つ目の「全然」を使った分かりやすい例としては、「その話については全然聞いたことはありません」「取引先から全然連絡が来ないです」「ミスばかりでオーディンションは全然ダメでした」「その事件については全然知らないです」などがあります。

二つ目の「全く」を使った分かりやすい例としては、「彼の行方については全く分かりません」「その漫画は全く好きになれません」「今年は秋になっても全く涼しくならない」「そんなことは全く考えていませんでした」「私は全く疑ってなどいない」などがあります。

「全然」と「全く」の使い分け方

「全然」と「全く」はどちらも否定の表現で用いられて強く打ち消すことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「全然」の方が「全く」よりも砕けた表現という点です。

そのため、より丁寧に伝えたい場合は「全く」の方を使うのがいいでしょう。

「全然」と「全く」の英語表記の違い

「全然」も「全く」も英語にすると「entirely」「not at all」「not the least」「indeed」となり、例えば上記の「私は全く疑ってなどいない」を英語にすると「I have not the least doubt about it」となります。

「全然」の意味

「全然」とは

「全然」とは、まるでや少しものことを意味しています。その他にも非常にのことの意味も持っています。

「全然」の読み方

「全然」の読み方は「ぜんぜん」です。誤って「ぜんねん」などと読まないようにしましょう。

「全然」の使い方

「体調を崩していて全然食欲がありません」「勉強は得意だがスポーツは全然ダメです」などの文中で使われている「全然」は、「まるでや少しものこと」の意味で使われています。

一方、「この件に関して私は全然納得しています」「全然同意した上で書類にサインしました」などの文中で使われている「全然」は、「非常にのこと」の意味で使われています。

「全然」の特徴

「全然」はまるで、少しも、非常に、すっかりなどの複数の意味を持つ言葉です。基本的には打ち消しをまるでや少しもの意味で、打ち消しを強調する場合に使うのが一般的です。この場合は否定の表現なので、マイナスのイメージを伴っていると覚えておきましょう。

ただし、近年では研究が進み、夏目漱石や石川啄木が「全然+肯定」の形でも使用していたことが判明し、「全然OKです」「全然納得しました」などのようなプラスのイメージで使用しても問題なくなりました。

「全然」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉ですが、やや砕けた表現なので使う場面は限られていると覚えておきましょう。

「全然」の類語

「全然」の類語・類義語としては、物事の状態が非常に好ましくないことを意味する「さっぱり」、まるっきりのことを意味する「まるきり」、ちっとものことを意味する「少しも」などがあります。

「全く」の意味

「全く」とは

「全く」とは、打消しの語を伴って完全な否定の意を表すことを意味しています。

その他にも、完全にその状態になっていること、ある事実や判断を強調する気持ちを表すこと、話し言葉で相手の言葉を受けてそれを強く肯定または否定する意を表すことの意味も持っています。

「全く」の使い方

「彼はこの事件とは全く関係がありません」「全く新しい企画を始めることにしました」などの文中で使われている「全く」は、「打消しの語を伴って完全な否定の意を表すことや完全にその状態になっていること」の意味で使われています。

一方、「全くあなたの言う通りだと思いますよ」「準備ができた聞かれたので全くできていないと答えた」などの文中で使われている「全く」は、「ある事実や判断を強調する気持ちを表すことや話し言葉で相手の言葉を受けてそれを強く肯定または否定する意を表すこと」の意味で使われています。

「全く」は複数の意味を持つ副詞ですが、どの意味でも使われています。副詞とは品詞の一つであり、他の言葉を修飾して説明を加えるという役割を担っています。

「全く」は丁寧さを含んだ表現なので、ビジネスシーンにおいて目上の人になどのかしこまった場面においても使うことができる言葉です。

「全く」の特徴

「全く」は基本的に否定形として使うのが一般的ですが、「何を言うかと思えば全く面白い人だ」のようい、肯定文でも使うことができると覚えておきましょう。

「全く」の類語

「全く」の類語・類義語としては、まさしくその状態であることを意味する「まるで」、全然なことを意味する「からきし」、打消しの語を伴ってそれを強める気持ちを表すことを意味する「ちっとも」などがあります。

「全然」の例文

1.その件について全然知らないので、もう少し詳しく教えてほしいです。
2.私はサッカーが得意ですが、バスケットボールは全然ダメです。
3.彼女が全然元気がないように見えるが、何か良くないことでもあったのだろうか。
4.このやり方で全然納得しているので、このまま進めてもらって構いません。
5.来週の土曜日は予定が空いてますので、その日で全然OKですよ。

この言葉がよく使われる場面としては、まるでや少しものことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、非常にのことの意味も持っています。

例文1から例文3はまるでや少しものこと、例文4と例文5は非常にのことの意味で使っています。

「全く」の例文

1.彼では全く話にならないので、上の者を呼んでくるように言いました。
2.冬になっても全く涼しくならないのは、地球温暖化の影響だろうか。
3.病気が回復する希望が全く断たれたので、きつい治療を辞めることにしました。
4.この著書に綺麗ごとが書いてるが、実情は全くけしからん話でした。
5.結婚式の準備は進んでいるか尋ねられたので、全くですよと答えました。

この言葉がよく使われる場面としては、打消しの語を伴って完全な否定の意を表すことを表現したい時などが挙げられます。

その他にも、完全にその状態になっていること、ある事実や判断を強調する気持ちを表すこと、話し言葉で相手の言葉を受けてそれを強く肯定または否定する意を表すことを表現したい時にも使います。

例文1と例文2は打消しの語を伴って完全な否定の意を表すこと、例文3は完全にその状態になっていること、例文4はある事実や判断を強調する気持ちを表すこと、例5は話し言葉で相手の言葉を受けてそれを強く肯定または否定する意を表すことの意味で使っています。

「全然」と「全く」はどちらも否定の表現で用いられて強く打ち消すことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「全然」の方が「全く」よりも砕けた表現であると覚えておきましょう。

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