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【取り継ぐ】と【取り次ぐ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「とりつぐ」という読み方の「取り継ぐ」と「取り次ぐ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「取り継ぐ」と「取り次ぐ」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「取り継ぐ」と「取り次ぐ」の違い

「取り継ぐ」は「取り次ぐ」の間違い

「取り継ぐ」と「取り次ぐ」の違いを分かりやすく言うと、「取り継ぐ」とは「取り次ぐ」の間違った使い方、「取り次ぐ」とは間に立って一方から他方へ用件などを伝えることです。

「取り継ぐ」は誤字

一般的には「取り継ぐ」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が同じなことから、「取り次ぐ」のことを間違えて「取り継ぐ」を使っている人がほとんどです。

「取り次ぐ」は正しい日本語

正しい言葉である「取り次ぐ」を使った分かりやすい例としては、「玄関でお客さんを取り次ぐ」「大谷さんに伝言を取り次ぐことをお願いできますか」「電話を取り次ぐ際にはしっかりと用件を聞いた方がいいだろう」「私の希望を彼女に取り次いでください」などがあります。

「取り次ぐ」という言葉はあっても、「取り継ぐ」という言葉は存在しません。同時に「取り次ぐ」という単語の意味について「間に立って一方から他方へ用件などを伝えること」と覚えておきましょう。

「取り次ぐ」の英語表記

「取り次ぐ」を英語にすると「tell」「get on the phone」「act as agent」となり、例えば上記の「私の希望を彼女に取り次いでください」を英語にすると「Please tell her what I want」となります。

「取り継ぐ」の意味

「取り継ぐ」とは

「取り継ぐ」とは、「取り次ぐ」の間違った使われ方です。

「取り継ぐ」が間違っている理由

「取り継ぐ」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が同じなため、「取り次ぐ」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「取り継ぐ」と「取り次ぐ」を間違ってしまう理由とてしては、「継ぐ」と「次ぐ」の読み方が同じなのが原因です。ただし、「取り継ぐ」は間違った表現なので、使用しないように注意しましょう。

ではなぜ「取り継ぐ」が間違った言葉かというと、辞書に載っていない正しくない日本語だからです。

正しい日本語である「取り次ぐ」は間に立って一方から他方へ用件などを伝えることを意味しています。そのため、前の者のあとを受けてその仕事や地位などを引き続いて行うことを意味する「継ぐ」と似ているため混同しやすと言われています。

ただし、「取り次ぐ」という言葉は「取り」と「次ぐ」が合わさった言葉ではなく、「取り次ぐ」という一つの動詞なので、そのままの形で使うようにしましょう。

「継ぐ」の使い方

間違った言葉である「取り継ぐ」の「継ぐ」を使った分かりやすい例としては、「私は長男なので家業を継ぐ予定です」「父の意思を継ぐことにしました」「私は両親の仕事を継ぐ気は全くありません」などがあります。

「取り次ぐ」の意味

「取り次ぐ」とは

「取り次ぐ」とは、間に立って一方から他方へ用件などを伝えることを意味しています。その他にも、製造元と小売店との間などに立って商品売買の中継ぎをすることの意味も持っています。

「取り次ぐ」の別表記

「取り次ぐ」は送り仮名を省略して、「取次ぐ」と表記することもできます。

「取り次ぐ」の使い方

「上司に電話を取り次ぐことができました」「主人に取り次ぐのでもうしばらくお待ちください」などの文中で使われている「取り次ぐ」は、「間に立って一方から他方へ用件などを伝えること」の意味で使われています。

一方、「仕入れを取り次ぐのが私たちの仕事です」「私は企業と小売店を取り次ぐ問屋をしています」などの文中で使われている「取り次ぐ」は、「製造元と小売店との間などに立って商品売買の中継ぎをすること」の意味で使われています。

「取り次ぐ」は二つの意味を持つ言葉ですが、基本的には間に立って一方から他方へ用件などを伝えることの意味で使います。製造元と小売店との間などに立って商品売買の中継ぎをすることの意味は限定的な場面でのみ使用すると覚えておきましょう。

「取り次ぐ」はビジネスシーンで使う

「取り次ぐ」はビジネスシーンにおいて使われている言葉で、「電話を取り次ぐ」や「上司に取り次ぐ」などの言い回しでよく使われています。そのため、「取り次ぐ」は人間関係を円滑するために必要な表現です。

また、「お取り次ぐ」などの敬語表現と一緒に使うことで、目上の人に対しても使うことができると覚えておきましょう。

「取り次ぐ」の類語

「取り次ぐ」の類語・類義語としては、前もって広く知らせることを意味する「触れ込む」、命令や決定として下位の者に告げることを意味する「申し渡す」、表向きに知らせることを意味する「発表」などがあります。

「取り継ぐ」の例文

1.「取り継ぐ」という言葉は存在しないので、おそらく「取り次ぐ」の言い間違いだろう。
2.「取り次ぐ」という言葉は間に立って一方から他方へ用件などを伝えることで、「取り継ぐ」という言葉はない。
3.「取り継ぐ」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.外部から掛かってきた電話を取り継ぐのが私の仕事ですという言葉を使う人はいるが、正しくは外部から掛かってきた電話を取り次ぐのが私の仕事ですになります。
5.地域の問題を解決するために取り次ぐ役割を果たすという言葉はあるが、地域の問題を解決するために取り継ぐ役割を果たすという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「取り次ぐ」という言葉を間違えて「取り継ぐ」と表現している時などが挙げられます。

「取り継ぐ」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「取り次ぐ」を間違えて使っている可能性が高いです。

「取り継ぐ」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「取り継ぐ」ではなく、「取り次ぐ」と表現するのが正しい使い方になります。

「取り次ぐ」の例文

1.電話を取り次ぐ際には、保留ボタンを押すのがマナーとなっています。
2.すぐに担当者に取り次ぐので、もうしばらくお待ちください。
3.不満がある人々の意見を聞き意向を取り次ぐことで、問題解決への糸口を探る。
4.ご要望の件ですが、マンション管理組合に取り次ぐので、もうしばらくお待ちいただけませんか。
5.投資家から株式や債券の売買注文を流通市場に取り次ぐ業務が、証券会社の役割と言われています。

この言葉がよく使われる場面としては、間に立って一方から他方へ用件などを伝えることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、製造元と小売店との間などに立って商品売買の中継ぎをすることを表現したい時にも使います。

例文1から例文4は間に立って一方から他方へ用件などを伝えること、例文5は製造元と小売店との間などに立って商品売買の中継ぎをすることの意味で使っています。

「取り継ぐ」と「取り次ぐ」どちらを使うか迷った場合は、「取り継ぐ」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「取り次ぐ」を使うようにしましょう。

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