【論理】と【理論】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
今日の買取件数:18件/今月の買取件数:416件/累計買取件数:2,320件

似た意味を持つ「論理」(読み方:ろんり)と「理論」(読み方:りろん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「論理」と「理論」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。



論理と理論の違い

論理と理論の意味の違い

論理と理論の違いを分かりやすく言うと、論理は考えなどを進めていく道筋、理論は道筋をつけて組み立てた結論という違いです。

論理と理論の使い方の違い

一つ目の論理を使った分かりやすい例としては、「論理的思考を養う研修に参加する」「彼は論理的な人だ」「論理学を研究する」「非論理的な考えだ」「論理クイズに挑戦する」「論理立てて話す」などがあります。

二つ目の理論を使った分かりやすい例としては、「アインシュタインの相対性理論」「理論と実践のギャップを感じる」「理論モデルの目的」「行動理論一覧表を作成する」「教育理論を考える」「理論研究と実証研究」などがあります。

論理と理論という言葉は、日常生活でもビジネスシーンでもよく使われる言葉です。漢字が前後に入れ替わっている言葉であり、混同して使われる傾向がありますが、意味が大きく異なるので注意が必要です。

論理は、考えや議論などを進めていく筋道を意味します。どうしてそうなったのか繋がりを的確に論じるということです。例えば「食べ過ぎたので、体重が増えた」などのように、因果関係を整理し順序立てて論じることを表します。

理論は、個々の現象を法則的に筋道を立てて組み立てられた知識の体系を意味します。例えば、「食べ過ぎたので太った」「運動不足で太った」「ストレスで太った」など太る個々の現象を体系化して「太る理論」などと表すことができます。

論理と理論の英語表記の違い

論理を英語にすると「logic」となり、例えば上記の「論理的思考」を英語にすると「logical thinking」となります。一方、理論を英語にすると「theory」となり、例えば上記の「相対性理論」を英語にすると「theory of relativity」となります。

論理の意味

論理とは

論理とは、考えや議論などを進めていく筋道を意味しています。

表現方法は「論理を展開する」「論理を立てる」「論理を組み立てる」

「論理を展開する」「論理を立てる」「論理を組み立てる」などが、論理を使った一般的な言い回しです。

論理の使い方

論理を使った分かりやすい例としては、「論理立てて説明する」「判断には論理付けが大事だ」「論理の飛躍に注意すること」「祖母は論理性に欠ける話し方をする」「論理的思考のトレーニング」などがあります。

その他にも、「論理矛盾が目立つ内容だ」「論理より感性を大事にしている」「論理破綻している説明」「論理学に興味がある」「子供の論理力を養いたい」「論理的に分かりやすく説明してください」などがあります。

「論理立てて説明する」の意味

論理とは、考えや議論などを進めていく筋道を意味しています。つまり、思考や判断の順序を表します。上記の例にある「論理立てて説明する」とは、正しい順序に筋道を立てて説明することを表しています。

「論理的思考」の意味

論理という言葉を用いた日本語には「論理的思考」があり、因果関係を整理し順序立てて考えることを意味します。ロジカルシンキングとも呼ばれ、結論と根拠を論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法です。

論理の対義語

論理の対義語・反対語としては、直接に対象をとらえることを意味する「直観」などがあります。

論理の類語

論理の類語・類義語としては、物事の筋道を意味する「理屈」、物事の道理や筋道を意味する「節理」、すじが通っていて正論であることを意味する「道理」などがあります。

論理の理の字を使った別の言葉としては、推論の前提となるものを意味する「定理」、土地の事情やようすを意味する「地理」、団体を代表する特定の役職を意味する「理事」などがあります。

理論の意味

理論とは

理論とは、筋道を立てて組み立てられた知識の体系を意味しています。

表現方法は「理論付ける」「理論に基づく」「理論を理解する」

「理論付ける」「理論に基づく」「理論を理解する」などが、理論を使った一般的な言い回しです。

理論の使い方

論理を使った分かりやすい例としては、「理論武装して会議に臨む」「理論的には可能だが、現実的には無理」「理論的根拠が足りない」「彼は理論家で面倒なところがある」「昔の理論は通用しない」「政治理論の講義を聴く」などがあります。

その他にも、「理論と現実の違いを述べる」「理論上は勝てるはずだ」「購買行動を理論づける」「理論に基づく介護のあり方」「理論なき実践は盲目である」「理論在庫と実在庫を突き合わせる」「哲学的理論の根底にある欲求」などがあります。

理論とは、個々の現象を法則的に筋道を立てて組み立てられた知識の体系を意味します。つまり、物事に対する知識を体系としてまとめたものです。「科学理論」「ゲーム理論」「看護理論」など、各分野において知識を体系化してまとめた理論が存在します。

「理論武装」の意味

理論という言葉を用いた日本語には「理論武装」があり、自分の立場や主張を他人の批判から守るために、さまざまな理論を準備しておくことを意味します。何を言われても、それに対して主張できる知識や考えを用意しておくことを表しています。

理論の類語

理論の類語・類義語としては、研究に基づいて独自にまとめられた学問上の考えを意味する「学説」、論理的に組織した知識の全体を意味する「体系」、一般に通用する道理を意味する「公理」などがあります。

理論の論の字を使った別の言葉としては、意見を出し合って議論をたたかわせることを意味する「討論」、筋道を立てて述べた文を意味する「論文」、物事の善悪などを批評し論じることを意味する「評論」などがあります。

論理の例文

1.論理学は、言語によって何かを習得する場面で役立つそうだ。
2.ビジネス上の取引では論理的に話すことがカギであり、論理の飛躍は厳禁である。
3.男性は論理的な人が多く、女性は感情的な人が多いと言われている。
4.子どもの小競り合いは、論理性に欠ける争いから始まるので収拾がつかない。
5.論理的思考力を養う目的で、低年齢からのプログラミング教育がブームである。

この言葉がよく使われる場面としては、考えや議論などを進めていく筋道を表現したい時などが挙げられます。

例文2や3にある「論理的」とは、きちんと筋道を立てて考えるさまを意味する言葉です。例文2にある「論理の飛躍」とは、議論や思考を順当に進めていく上で必要であるはずの途中の段階を抜かしている様子を表す言葉です。

理論の例文

1.私はよく同僚や上司、経営者から理論家だと言われる。
2.大学で経済学を学んでた時に、現代貨幣理論とは何かのレポートに苦心した。
3.理論武装をして会議に臨んだが、企画は承認されなかった。
4.ソーシャル・イノベーションを理論化するというキーワードを耳にするようになった。
5.理論と実践をバランスよく取り入れたカリキュラムに魅力を感じている。

この言葉がよく使われる場面としては、筋道を立てて組み立てられた知識の体系を表現したい時などが挙げられます。

例文1にある「理論家」とは、理論を好む人のことを意味しており、時に正論派で融通が効かないことを皮肉った表現として使われることもあります。例文4にある「理論化」とは、個々の現象を法則的に組み立てて知識を体系化することを表しています。

論理と理論という言葉は、日常生活でもビジネスシーンでもよく使われる言葉です。混同して使われる傾向がありますが、論理は考えなどを進めていく道筋を意味し、理論は知識の体系を意味するという違いに注意して使い分けましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター