【閲覧】と【観覧】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「閲覧」(読み方:えつらん)と「観覧」(読み方:かんらん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「閲覧」と「観覧」という言葉は、どちらも見ることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



閲覧と観覧の違い

閲覧と観覧の意味の違い

閲覧と観覧の違いを分かりやすく言うと、閲覧とは内容を調べながら読むことを意味し、観覧とは見物することを意味するという違いです。

閲覧と観覧の使い方の違い

一つ目の閲覧を使った分かりやすい例としては、「これらの論文を閲覧可能にして欲しい」「固定資産課税台帳を閲覧する」「スマホの閲覧履歴をチェックする」「ホームページを閲覧したらウイルスに感染してしまった」などがあります。

二つ目の観覧を使った分かりやすい例としては、「感染症対策のため一般観覧はなしで開催します」「番組収録の観覧希望を募集する」「屋外観覧席をご利用頂けます」「葛西臨海公園の観覧車がお気に入りだ」などがあります。

閲覧と観覧という言葉に共通する「覧」という漢字は、よく見ることや広くながめることを意味します。よって、閲覧と観覧はどちらも見ることを表しますが、意味は異なるので使い分ける必要があります。

書籍・新聞・書類・動画・WEBサイトは閲覧

閲覧は内容を調べながら読むことを意味し、書籍・新聞・書類・動画・WEBサイトなどに対して使われます。

景色・芝居・絵は観覧

一方の観覧は見物することを意味し、景色・芝居・絵などに対して使われます。これが、閲覧と観覧の明確な違いになります。

閲覧と観覧の英語表記の違い

閲覧を英語にすると「perusal」「reading」「browsing」となり、例えば上記の「閲覧可能にする」を英語にすると「make it possible to browse through 」となります。

一方、観覧を英語にすると「viewing」「inspection」となり、例えば上記の「一般観覧」を英語にすると「public inspection」となります。

閲覧の意味

閲覧とは

閲覧とは、書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むことを意味しています。

表現方法は「閲覧する」「閲覧させて下さい」「閲覧席」

「閲覧する」「閲覧させて下さい」「閲覧席」などが、閲覧を使った一般的な言い回しです。

閲覧の使い方

閲覧を使った分かりやすい例としては、「同窓会名簿を閲覧する」「契約約款を閲覧させて下さい」「図書館で資料を閲覧する」「夏休みには閲覧席がいっぱいになる」「閲覧室をご利用ください」などがあります。

その他にも、「閲覧注意のサイトは開かないように」「求人サイトの閲覧数が伸びている」「サイト閲覧者層を調査する」「何を見ていたか知られないよう閲覧データを削除する」「ブラウザの履歴削除方法が分からない」「ログインせずに彼のインスタを閲覧したい」などがあります。

閲覧という言葉の「閲」は、見て確かめることや調べることを表し、閲覧は書物や書類などを調べたり読んだりすることを意味します。最近では、特にインターネットのウェブページに対して使われるようになりました。

「閲覧数」「閲覧履歴」「閲覧注意」の意味

閲覧という言葉は、インターネット用語に使われています。「閲覧数」とはウェブページにアクセスされた回数を集計したものです。「閲覧履歴」とはアクセスしたウェブページの記録のこと、「閲覧注意」とはコンテンツの内容に過激な表現などが含まれるなどの理由で、予め注意を促す際の表現です。

閲覧の類語

閲覧の類語・類義語としては、書類などの内容を調べながら読むことを意味する「閲読」、文章の意味をじっくり味わいながら読むことを意味する「玩読」、調べ見ることを意味する「観閲」、人が今まで社会的にたどってきた跡を意味する「閲歴」などがあります。

閲覧の閲の字を使った別の言葉としては、大臣や司令官などが整列した軍隊の前を見回ることを意味する「閲兵」、書状などを開いてよく見ることを意味する「披閲」、原稿などの誤りや不備な点を調べ訂正したり校正したりすることを意味する「校閲」などがあります。

観覧の意味

観覧とは

観覧とは、見物することを意味しています。

表現方法は「観覧する」「観覧者」「観覧席」

「観覧する」「観覧者」「観覧席」などが、観覧を使った一般的な言い回しです。

観覧の使い方

観覧を使った分かりやすい例としては、「スタジオ観覧募集のお知らせです」「一般観覧者の座席の指定について」「企画展示室を観覧する」「君のために観覧席を確保したよ」「高所恐怖症なので観覧車には乗りたくない」などがあります。

その他にも、「他の観覧者の迷惑にならないように」「観覧席エリアからパドックが観られる」「観覧無料の投げ銭ライブを開催します」「65歳以上の方は常設展観覧料が無料です」「20%割引観覧券を使ってお得に観る」などがあります。

観覧という言葉の「観」は、対象を眺めて見ることや見物することを表し、観覧は景色や絵などを見ることや、見物することを意味します。観覧は、人々に見せるための用意が整えられているものである試合、芝居、展示品、特別な場所からの景色などに対して使われます。

「観覧車」の意味

観覧という言葉を用いた日本語には「観覧車」があります。遊園地などにあるアトラクションの一つであり、巨大な水車形のゆっくり回転する骨組みにつるしたゴンドラに乗り、高い位置からの展望を楽しむものです。

観覧の類語

観覧の類語・類義語としては、催し物や名所旧跡などを見て楽しむことを意味する「見物」、実際のありさまを見て知識を広めることを意味する「見学」、仏閣やその宝物などを謹んで観覧することを意味する「拝観」などがあります。

観覧の観の字を使った別の言葉としては、演劇やスポーツなどの見物人を意味する「観客」、興行物や催し物などを見物しに集まった大勢の人々を意味する「観衆」、自然現象を精密に観察し変化や推移を調べることを意味する「観測」などがあります。

閲覧の例文

1.フリマアプリに初めて出品し、商品の閲覧数が気になって毎分ごとにチェックしてしまう。
2.サイトのタイトルに【閲覧注意】【閲覧危険】【閲覧超危険】と書いてあると、思わず押したくなる。
3.子供がタブレット端末を使った後は、必ず閲覧履歴を見るようにしている。
4.タブレットを買い替えたので、閲覧履歴の削除方法が分からなくなり焦って調べた。
5.端末を買い替えたら、はじめにネットの閲覧履歴を残さない方法を確認する。

この言葉がよく使われる場面としては、書物やウエブサイトなどの内容を調べながら読むことを表現したい時などが挙げられます。

例文2にある「閲覧注意」「閲覧危険」「閲覧超危険」とは、一部の人にとって気分を害するような過激な内容が含まれていることを警告する表現です。例文3から閲覧5にあるように、どのサイトを見たのか閲覧履歴が残ります。それを知られたくない場合は、閲覧履歴を削除する方法があります。

観覧の例文

1.テレビ番組の観覧募集には何度も応募しているが、一度も当たったことがない。
2.デートの定番と言えば遊園地、そして観覧車は外せないでしょう。
3.日本一の観覧車は大阪府吹田市にあり、なんと高さ123mもあるそうだ。
4.観覧車のイラスト素材をダウンロードして、ポストカードに使った。
5.「ブラウザの観覧履歴の削除方法」とメモしてあるが、「閲覧履歴」の間違いだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、景色や芝居などを見ること、見て楽しむことを表現したい時などが挙げられます。

例文1の「観覧募集」とは、番組を見物する人を募集することを意味しています。例文5にある「ブラウザの観覧履歴」は誤りです、ブラウザに対しては内容を調べるという意味を持つ「閲覧」が使われますので、「ブラウザの閲覧履歴」が正しい表現です。

閲覧と観覧という言葉は、どちらも見ることを表す言葉です。どちらの言葉を使うか迷った場合、内容を調べながら見ることを表現したい時は「閲覧」を、見物することを表現したい時は「観覧」を使うようにしましょう。

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