【ガシャポン】と【ガチャポン】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ガシャポン」と「ガチャポン」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ガシャポン」と「ガチャポン」という言葉は、「カプセルトイ」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ガシャポンとガチャポンの違い

ガシャポンとガチャポンの意味の違い

ガシャポンとガチャポンの違いを分かりやすく言うと、ガシャポンはバンダイ製のカプセルトイを表現する時に使い、ガチャポンは他社のカプセルトイを表現する時に使うという違いです。

ガシャポンとガチャポンの使い方の違い

一つ目のガシャポンを使った分かりやすい例としては、「街中で見かけるガシャポンにはとても興味深いものもある」「ガシャポンの呼び名は多いが大体どの呼び方でも誰にでも伝わる気がする」「狙っているガシャポンをネット上で探してみる」などがあります。

二つ目のガチャポンを使った分かりやすい例としては、「ガチャポン業界は年々規模が大きくなっている気がする」「ガチャポンよりもゲームのガチャの方がお金を気にせずに使ってしまう」「ガチャポンを回すためにお寿司をたくさん食べる」などがあります。

ガシャポンとガチャポンの使い分け方

ガシャポンとガチャポンはどちらも、硬貨を入れてレバーを回すと玩具の入ったカプセルが出てくる自動販売機を表す言葉です。どちらも同じように使われ、意味や使い方に違いはありません。

ガシャポンは、バンダイが商標登録をしているカプセルトイの一種です。「ガシャ」と省略されることもあれば、「ガチャガチャ」「ガチャ」など別の呼ばれ方がされていることもあります。

一方のガチャポンは、カプセルトイの通称の一つで、ガシャポンと性質などは全く同じです。バンダイでも商標登録前は「ガチャポン」といった表記が使われることもありましたが、今日では他社のカプセルトイに対して使われることもあります。

つまり、ガシャポンはバンダイ製のカプセルトイを指し、ガチャポンは他社のカプセルトイを指すと区別することができますが、今日では製造元関係なしにどの呼び方もされており、どの通称も正しいとされています。

ガシャポンとガチャポンの英語表記の違い

ガシャポンを英語にすると「gashapon」となり、例えば上記の「街中で見かけるガシャポン」を英語にすると「can see gachapon throughout the city」となります。

一方、ガチャポンを英語にすると「gachapon」となり、例えば上記の「ガチャポン業界」を英語にすると「the Gachapon industry」となります。

ガシャポンの意味

ガシャポンとは

ガシャポンとは、硬貨を入れてレバーを回すと玩具の入ったカプセルが出てくる自動販売機を意味しています。

ガシャポンの使い方

ガシャポンを使った分かりやすい例としては、「ガシャポンオンラインでは予約も受け付けており、後日発送となるそうだ」「ガシャポンに掛けたお金を思って後悔することもある」「ガシャポンを回す時のドキドキ感は忘れられない」などがあります。

その他にも、「ガシャポンのデパートと呼ばれる店舗には多くのカプセルトイが集まっている」「近くのガシャポン専門店に行きたいと子どもに強請られた」「新しく発売されるガシャポンがどこに設置されるのか調べている」などがあります。

ガシャポンは英語で「gashapon」と表記される日本特有の呼称で、ハンドルを「ガシャ」っと回すと、カプセルが「ポン」と出てくることに由来しています。アメリカのカプセルトイが輸入された後1977年に、バンダイはカプセルトイ市場に参入します。

ガシャポンの特徴

当時は100円を投入することでカプセルが出てくる機器が導入されていましたが、2001年に400円まで価格設定ができるようになり、2021年には500円硬貨を投入することができるようになりました。

2013年からガシャポンの史上最大級のイベントとされる「ガシャポンEXPO」なども行われ、2020年には第五次ブームが巻き起こったとされており、ターゲット層が児童でしたが、今日では老若男女問わず楽しめるようになっている、盛んな文化と言えます。

ガシャポンの類語

ガシャポンの類語・類義語としては、トレーディングカードを販売する自動販売機の総称を意味する「カードダス」などがあります。

ガチャポンの意味

ガチャポンとは

ガチャポンとは、カプセル入りの玩具などが出てくる小型自動販売機を意味しています。

ガチャポンの使い方

ガチャポンを使った分かりやすい例としては、「今では1000円超えのガチャポンもあるらしい」「寿司屋で食べた皿の枚数に応じてガチャポンを回すことができるシステムを子どもが好いている」「ガチャポンを回すのは何歳になっても楽しい」などがあります。

その他にも、「街中のガチャポンで天井を叩くことはあまりないが、ゲームのガチャでは稀にある」「福島県ではガチャポンをピーカップと呼んでいる人がいたそうだ」「ガチャポンを回したいものの、出てきたアイテムを置く場所がない」などがあります。

ガチャポンは英語で「gachapon」と表記されますが、「ガシャポン」と意味や使い方、指し示すものは全く同じです。ガチャポンやガシャポンだけでなく、「ガチャガチャ」「ガチャ」などの呼び方がされています。

ガチャポンの特徴

ハンドルを回してアイテムがランダムに出てくる様子から、ソーシャルゲームにおけるアイテム抽選を「ガチャ」と呼ぶことも多く、従来のガチャポンはアイテムが無くなった場合品切れとなりますが、ゲーム内のガチャには品切れがないことが多くあります。

また、ガチャシステムを提供するゲームによっては、一番価値の高いアイテムが出る回数が決まっており、その最大数までガチャを引く場合は「天井」「天井を叩く」などの表現がされています。

ガチャポンの類語

ガチャポンの類語・類義語としては、1回30円で回せるカプセルトイの筐体を意味する「ピーカップ」などがあります。

ガシャポンの例文

1.ガシャポンは子どもだけではなく、大人も楽しむことができるため、一緒に楽しむことができている。
2.昔は100円や200円でガシャポンを回していたが、今では500円玉を必要とするものもあるそうだ。
3.母はガシャポンを回すのが好きなだけでアイテムには興味がないため、私がほしいガシャポンがあったら伝えるように言われている。
4.ガシャポンの呼び方は色々あり、「ガシャガシャ」と呼ばれることもある。
5.ガシャポンオンラインではインターネット上でガシャポンを回すことができ、商品は発送されるそうだ。

この言葉がよく使われる場面としては、硬貨を入れてレバーを回すと玩具の入ったカプセルが出てくる自動販売機を意味する時などが挙げられます。

どの例文のガシャポンも、「ガシャガシャ」「ガチャポン」「ガチャガチャ」といった別の名称に置き換えて使うことができます。

ガチャポンの例文

1.ガチャポンを天井まで回すと友人に言われて、天井とは一体どのラインなのだろうかと疑問に思ったこともあった。
2.弟の代わりにガチャポンを回してほしいと頼まれたが、物欲センサーたるものが働くと狙いのものが出ないからだそうだ。
3.可愛いガチャポンのアイテムをぬいぐるみの装飾としたり、ぬいぐるみのための家具などにすることもあるそうだ。
4.ガチャポンも楽しいが、ゲーム内のガチャはお金が非常に掛かるため、本当は手を出したくないと思っている。
5.ガチャポンのカプセルを捨てるところが、ガチャポンの筐体が並んでいる近くに用意されている。

この言葉がよく使われる場面としては、カプセル入りの玩具などが出てくる小型自動販売機を意味する時などが挙げられます。

どの例文のガチャポンも、「ガシャポン」「ガシャガシャ」といった別の名称に置き換えて使うことができます。

ガシャポンとガチャポンは、どちらも「カプセルトイ」を表します。どちらを使うか迷った場合は、バンダイ製のカプセルトイを表す場合は「ガシャポン」を、他社のカプセルトイを表す場合は「ガチャポン」を使うと覚えておけば間違いありません。

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