【箸休め】と【口直し】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「箸休め」(読み方:はしやすめ)と「口直し」(読み方:くちなおし)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「箸休め」と「口直し」という言葉は、どちらも食事の途中や後に味覚をリセットすることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「箸休め」と「口直し」の違い

「箸休め」と「口直し」の違いを分かりやすく言うと、「箸休め」は献立の一部として料理的に提供されることに使う、「口直し」は味覚を切り替える目的で広く使えるという違いです。

一つ目の「箸休め」を使った分かりやすい例としては、「濃い味の料理の合間にさっぱりした箸休めが出された」「会席料理では季節の野菜を使った箸休めが添えられる」「油の多い料理が続いたので、箸休めの酢の物が嬉しかった」などがあります。

二つ目の「口直し」を使った分かりやすい例としては、「デザートの前に口直しとしてシャーベットが出された」「苦い薬を飲んだ後、口直しに飴をなめた」「強い味の料理の後に口直しのお茶を飲んだ」などがあります。

「箸休め」と「口直し」はどちらも食事の途中や後に味覚をリセットすることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「箸休め」は「煮物が続いたので、さっぱりした箸休めが添えられた」のように、食事の流れの中で、料理として提供される一品に対して使う言葉になります。主に和食の献立構成の中で用いられ、味や食感に変化をつけ、食欲を整える役割を持ちます。

一方、「口直し」は「甘い物を食べた後に、口直しのお茶を飲んだ」のように、口の中に残った味を切り替える行為や食品全般に対して使う言葉です。料理に限らず、飲み物や菓子、場合によっては行動そのものにも使われる点が特徴です。

つまり、献立の一部として料理的に提供されるのが「箸休め」、味覚を切り替える目的で広く使えるのが「口直し」と覚えておきましょう。

「箸休め」を英語にすると「palate cleanser」「side dish to refresh the palate」「light refresher」などとなり、例えば「濃い料理の合間に箸休めが出された」を英語にすると「A light palate cleanser was served between the rich dishes」となります。

一方、「口直し」を英語にすると「refreshment」「to cleanse the palate」などとなり、例えば「デザートの前に口直しのシャーベットが出された」を英語にすると「A sorbet was served as a refreshment before dessert」となります。

「箸休め」の意味

「箸休め」とは、食事の途中で気分を変えたり口をさっぱりさせたりするために食べるちょっとした料理のことを意味しています。

「さっぱりした箸休め」「口当たりのよい箸休め」「箸休めに最適な一品」などが、「箸休め」を使った一般的な言い回しになります。

「箸休め」を使った分かりやすい例としては、「脂っこい料理の合間に箸休めを挟みました」「会席料理では箸休めが味の流れを整えます」「濃い味が続いたので、さっぱりした箸休めが欲しくなりました」「この小鉢は箸休めとしてちょうどよいです」などがあります。

「箸休め」は、食事の途中で味や口当たりをリセットするために添えられる軽い料理や食べ物を意味する名詞です。名詞とは、人や物、事柄などの名前を表す言葉を指しています。

「箸休め」は、料理全体の流れやバランスを整える役割を持ち、特に和食やコース料理の場面でよく使われます。主菜の味を引き立てるための存在であり、主役ではないものの、食事の満足度を左右する重要な要素だと覚えておきましょう。

「箸休め」は、「箸」と「休める」を組み合わせた言葉で、箸を一度休ませるほど軽く、口や舌を落ち着かせる料理を指していました。そこから転じて、現在では食事の合間に味覚を整える一品全般を表す言葉として使われています。

「箸休め」の類語・類義語としては、料理の間に提供される軽い一品を指す「副菜」などがあります。

「口直し」の意味

「口直し」とは、まずいものや苦い薬などを口にしたあとでその味を消すために別のものを飲食することを意味しています。

「口直しをする」「食後の口直し」「さっぱりした口直し」などが、「口直し」を使った一般的な言い回しになります。

「口直し」を使った分かりやすい例としては、「脂っこい料理が続いたので、果物で口直しをしました」「濃い味の後に口直しのシャーベットが出ました」「苦味が残ったため、甘いもので口直しをしました」などがあります。

「口直し」は、口の中に残った味や後味を変えたり整えたりするために行う行為や、その目的で取る食べ物・飲み物を意味する名詞です。名詞とは、人や物、事柄などの名前を表す言葉を指しています。

「口直し」は、強い味や不快な後味を一度リセットし、口の中をさっぱりさせる点が特徴です。そのため、甘味、果物、シャーベット、香りのよい飲み物などが用いられることが多いと覚えておきましょう。

また、「口直し」は、食事の途中や食後など、味覚の切り替えを目的として行われることが多く、次の料理や食後の満足感を高める役割も果たします。さらに、「口直し」は、必ずしも正式な料理名に限らず、日常会話では軽い気分転換や味の調整を表す柔らかい表現として使われることもあります。

「口直し」の類語・類義語としては、食後に味を整える目的で出される「デザート」などがあります。

「箸休め」の例文

1.脂の強い料理が続いたので、さっぱりした箸休めがあると助かります。
2.会席料理では主役よりも、実は箸休めの完成度が印象に残ります。
3.濃厚ラーメンの途中で出てきた箸休めに、思わず哲学を感じました。
4.家庭料理でも箸休めが一品あるだけで、食卓が整って見えます。
5.試合後の食事では、揚げ物続きの合間に箸休めが重宝されました。

この言葉がよく使われる場面としては、食事の途中で気分を変えたり口をさっぱりさせたりするために食べるちょっとした料理のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「箸休め」は献立の一部として料理的に提供される時に使う言葉です。

「口直し」の例文

1.甘いケーキを食べた後は、温かいお茶で口直しをします。
2.薬の苦さに耐えた後、口直しのチョコが救世主になりました。
3.焼肉の後にミントガムで口直しをすると、気分まで切り替わります。
4.試合のハーフタイムに柑橘系ドリンクで口直しをしました。
5.濃い味が続いたので、軽い口直しが欲しくなりました。

この言葉がよく使われる場面としては、まずいものや苦い薬などを口にしたあとでその味を消すために別のものを飲食することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「口直し」は味覚を切り替える目的で広く使える言葉です。

「箸休め」と「口直し」はどちらも食事の途中や後に味覚をリセットすることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、献立の一部として料理的に提供されるのが「箸休め」、味覚を切り替える目的で広く使えるのが「口直し」と覚えておきましょう。

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