似た意味を持つ「弾丸」(読み方:だんがん)と「銃弾」(読み方:じゅうだん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「弾丸」と「銃弾」という言葉は、どちらも「火器から発射される金属の塊」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。
弾丸と銃弾の違い
弾丸と銃弾の意味の違い
弾丸と銃弾の違いを分かりやすく言うと、弾丸とは銃弾および砲弾の総称、銃弾とは弾丸の一種という違いです。
弾丸と銃弾の使い方の違い
一つ目の弾丸を使った分かりやすい例としては、「弾丸の大きさは用途によって異なります」「一度に6個の弾丸が撃てる銃を所持していた」「友達と弾丸ツアーを決行する」「1泊2日の弾丸旅行で沖縄に行ってきました」などがあります。
二つ目の銃弾を使った分かりやすい例としては、「海岸で銃弾のようなものが発見されました」「銃弾の機内持ち込みは違法行為です」「遺体の頭部から銃弾が見つかりました」「加工のしやすさから銃弾に鉛が使われています」などがあります。
弾丸と銃弾の使い分け方
弾丸と銃弾という言葉は、どちらも火器から発射されて飛ぶ金属の塊を表しますが、意味や使い方には違いがあります。
弾丸とは、小銃用の銃弾と火砲用の砲弾の総称であり、銃から発射される金属の塊だけでなく、大砲から発射される金属の塊も意味します。「弾丸ツアー」「弾丸旅行」のような使い方で、非常に速いことのたとえとして用いられることが多い言葉です。
銃弾とは、弾丸の一種であり、銃から発射される金属の塊を意味します。銃弾は、銃にこめられる弾丸であり、大砲にこめられる弾丸は「砲弾」と読んで区別されています。実戦用には普通弾や焼夷弾などがあり、訓練用には擬製弾や狭窄弾などがあります。
つまり、弾丸とは銃弾および砲弾の総称であり、銃弾とは弾丸の一種です。二つの言葉を比べると、銃弾よりも弾丸の方が広い意味を持ち、汎用性のある言葉だと言えるでしょう。
弾丸と銃弾の英語表記の違い
弾丸も銃弾も英語にすると「bullet」「projectile」となり、例えば上記の「弾丸の大きさ」を英語にすると「bullet size」となります。
弾丸の意味
弾丸とは
弾丸とは、銃弾や砲弾の総称を意味しています。
その他にも、「古代中国で、小鳥などを捕らえるために、はじき弓につけて飛ばしたたま、はじきだま」「鉄砲のたまのように速いことのたとえ」の意味も持ってます。
弾丸の使い方
「弾丸の速度は銃器によります」「主な弾丸の種類と用途を説明します」の文中で使われている弾丸は「銃弾や砲弾の総称」の意味で、「矢の代わりに弾丸をつるで弾く」の文中で使われている弾丸は「古代中国で、小鳥などを捕らえるために、はじき弓につけて飛ばした玉」の意味で使われています。
一方、「弾丸フェリーの旅で九州まで行ってきました」「面白い海外の空港を弾丸ロケで取材します」「弾丸列車計画は戦況の悪化により中断されました」などの文中で使われている弾丸は、「鉄砲のたまのように速いことのたとえ」の意味で使われています。
弾丸とは、上記の例文にあるように複数の意味を持ち、それぞれの意味で用いられているため、文脈により意味を判断する必要があります。弾丸の「弾」は指でぴんとはじくことや鉄砲のたま、「丸」はまるい粒や塊を表す漢字です。
表現方法は「弾丸列車」
弾丸を用いた日本語には「弾丸列車」があります。弾丸列車とは、弾丸のように速度の非常に速い列車を意味します。1938年、東京と下関を9時間で結ぶことを目標とする広軌幹線鉄道の計画が唱えられたときに用いられた言葉です。
弾丸の類語
弾丸の類語・類義語としては、 鉄砲の弾丸や銃弾を意味する「鉄砲玉」、大砲のたまを意味する「砲丸」、凶悪な者が撃った弾丸を意味する「凶弾」、人の手で投げられる小型の榴弾を意味する「手榴弾」などがあります。
銃弾の意味
銃弾とは
銃弾とは、銃の弾丸、鉄砲の玉を意味しています。
銃弾の使い方
銃弾を使った分かりやすい例としては、「代表的な銃弾の種類を一覧にまとめました」「銃弾の速さは時速で表せられますか」「銃弾の仕組みを図解で解説します」「銃弾は銃身から出た直後に最大速度に達します」などがあります。
その他にも、「スナイパーライフルの銃弾速度を調べる」「典型的な銃弾の構造図を教えてもらいました」「銃弾のイラスト素材を無料でダウンロードする」「あまりに別世界の話で銃弾の値段なんて見当もつきません」などがあります。
銃弾の「銃」は弾丸を発射する小型の武器を表し、口径の小さい拳銃・小銃・機関銃などの総称になっています。鉄砲のたまを表す「弾」と結び付き、銃弾とは、銃の弾丸や鉄砲のたまを意味します。ふつう口径12.7mm以下の銃で使用する弾薬を指す言葉です。
銃弾の種類
銃弾の種類には、普通弾、徹甲弾(てっこうだん)、曳光弾(えいこうだん)の3種類があります。普通弾は基本的に人か非装甲の目標に対して使用され、主に鉛の芯を銅で覆ったフルメタルジャケット構造で高い貫通力があります。
銃弾の類語
銃弾の類語・類義語としては、本物の弾丸や実包を意味する「実弾」、多数の細かい鉛のたまが銃口から散らばって出るように作られた銃弾を意味する「散弾」、目標からそれて飛ぶ弾丸を意味する「流れ弾」などがあります。
弾丸の例文
この言葉がよく使われる場面としては、銃砲につめて発射するたま、古代中国ではじき弓のたま、銃弾や砲弾の飛ぶように速度の非常に速いもののたとえを表現したい時などが挙げられます。
例文3にある「弾丸ツアー」とは、とんぼ返りのような短期間の旅行を指す言葉です。週末や短い休みを利用し、機中泊や船中泊を活用しながら現地の滞在時間を最大限に確保する点が特徴です。
銃弾の例文
この言葉がよく使われる場面としては、鉄砲のたま、銃の弾丸を表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、銃弾という言葉は、猟銃や拳銃あるいは機関銃などの小火器からの発射される飛翔体を指します。
弾丸と銃弾という言葉は、どちらも「火器から発射されて飛ぶ金属の塊」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、銃だけでなく大砲からも発射される金属の塊を表現したい時は「弾丸」を、銃から発射される金属の塊を表現したい時は「銃弾」を使うようにしましょう。