【旗揚げ】と【旗上げ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「はたあげ」という読み方の「旗揚げ」と「旗上げ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「旗揚げ」と「旗上げ」は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「旗揚げ」と「旗上げ」の違い

「旗揚げ」と「旗上げ」の違いを分かりやすく言うと、「旗揚げ」は組織や活動の開始という抽象的な意味で使う、「旗上げ」は実際に旗を上に上げる動作を表すことという違いです。

一つ目の「旗揚げ」を使った分かりやすい例としては、「新しい劇団が来月いよいよ旗揚げ公演を行います」「彼は地元でIT企業を旗揚げしました」「若き武将が仲間を集めて旗揚げした」などがあります。

二つ目の「旗上げ」を使った分かりやすい例としては、「先生の合図で赤い旗を旗上げしてください」「運動会で正しく旗上げができたチームが勝ちました」「右と言われたら右手を旗上げするゲームです」などがあります。

「旗揚げ」と「旗上げ」は同音の言葉の言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「旗揚げ」は「新しい劇団が旗揚げ公演を行いました」のように、組織や団体、事業などが新しく活動を開始することを意味する言葉になります。もともとは武将が兵を挙げる際に旗印を掲げたことに由来しており、例えば徳川家康が三河で旗揚げした、というような歴史的文脈でも使われます。

一方、「旗上げ」は「先生の指示で旗上げをしました」のように、実際に旗を物理的に上に上げる動作そのものを指す言葉です。運動会や授業での旗上げゲームなど、具体的な動作を表す場面で使われます。

つまり、組織や活動の開始という抽象的な意味で使うのが「旗揚げ」、実際に旗を上に上げる動作を表すのが「旗上げ」と覚えておきましょう。

「旗揚げ」を英語にすると「launch」「founding」「inauguration」「uprising」となり、例えば「新しい劇団が来月いよいよ旗揚げ公演を行います」を英語にすると「The new theater company will hold its inaugural performance next month」となります。

一方、「旗上げ」を英語にすると「raise a flag」「flag-raising」「hold up a flag」となり、例えば「先生の質問に賛成の人は旗上げをしてください」を英語にすると「If you agree with the teacher’s question, please raise your flag」となります。

「旗揚げ」の意味

「旗揚げ」とは、新しく事をおこすことを意味しています。

「劇団を旗揚げ」「会社を旗揚げ」「新チームを旗揚げ」「旗揚げ公演を行う」などが一般的な言い回しになります。

「旗揚げ」を使った分かりやすい例としては、「来月、新しい劇団を旗揚げします」「地元でIT企業を旗揚げしました」「若手メンバーで新チームを旗揚げしました」「旗揚げ公演に向けて準備を進めています」などがあります。

「旗揚げ」はもともと、武将が兵を挙げる際に旗印を掲げたことを意味する言葉で「徳川家康が三河で旗揚げした」というように歴史的な文脈で使われる言葉でした。

そこから転じて、現代では組織・団体・事業・チームなどが新しく活動を開始することを意味する言葉として使われています。単に物理的に旗を上げる動作を指すわけではなく、「新しく立ち上げる」「発足させる」という抽象的な意味合いで使われるのが特徴です。

「旗揚げ」は新団体や新事業などを始める場合に使うので、既存の組織の日常的な活動に対しては使わないと覚えておきましょう。あくまで「スタート」「創設」の場面で使う言葉になります。

「旗揚げ」の類語・類義語としては、新しく事業や団体を始めることを意味する「創設」、新しく組織などを作ることを意味する「設立」、物事を始めることを意味する「発足」、事業などを始めることを意味する「立ち上げ」などがあります。

「旗上げ」の意味

「旗上げ」とは、旗を上に上げる動作のことを意味しています。

「赤い旗を旗上げする」「合図で一斉に旗上げする」「旗上げゲームを行う」「賛成の人は旗上げしてください」などが一般的な言い回しになります。

「旗上げ」を使った分かりやすい例としては、「先生の合図で赤い旗を旗上げしました」「運動会で正しく旗上げができました」「会議で賛成の人は旗上げを求められました」「旗上げゲームで最後まで残りました」などがあります。

「旗上げ」は文字通り、旗を上に上げる動作そのものを意味する言葉です。抽象的な「発足」や「創設」の意味は持たず、あくまで物理的な動作を表します。学校行事や運動会、会議などで、意思表示や合図として旗を上げる場面で使われるのが特徴です。

「旗上げ」は旗を上に掲げる具体的な動作に対して使うので、団体や事業の開始という意味では使わないと覚えておきましょう。あくまで目に見える動きに対して使う言葉になります。

「旗上げ」の類語・類義語としては、旗を上に掲げることを意味する「掲揚」、旗を高く掲げることを意味する「掲げる」、旗を持ち上げることを意味する「持ち上げる」、合図として示すことを意味する「挙手」などがあります。

「旗揚げ」の例文

1.来月、地元の仲間と小さな劇団を旗揚げする予定です。
2.ダイエット同盟を旗揚げしましたが、初日から解散危機です。
3.地元出身の選手たちが集まって、新クラブを旗揚げしました。
4.戦国時代には武将が各地で旗揚げし、天下統一を狙いました。
5.若い起業家たちが新しいIT企業を旗揚げしたので、今後の動向に注目です。

この言葉がよく使われる場面としては、新しく事をおこすことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「旗揚げ」は組織や活動の開始という抽象的な意味で使う言葉です。

「旗上げ」の例文

1.朝礼で元気な人だけ旗上げと言われ、全員そっと下を向きました。
2.運動会の応援合戦で一斉に旗上げし、大いに盛り上がりました。
3.防災訓練で避難完了の合図として旗上げしました。
4.会議では賛成の人だけ旗上げを求められたので、それに乗っかりました。
5.先生から、この問題が正解だと思ったら旗上げをしてくださいと言われました。

この言葉がよく使われる場面としては、旗を上に上げる動作のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「旗上げ」は実際に旗を上に上げる動作を表す時に使う言葉です。

「旗揚げ」と「旗上げ」はどちらも旗を上げることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、組織や活動の開始という抽象的な意味で使うのが「旗揚げ」、実際に旗を上に上げる動作を表すのが「旗上げ」と覚えておきましょう。

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