【思い違い】と【思い込み】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「思い違い」(読み方:おもいちがい)と「思い込み」(読み方:おもいこみ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「思い違い」と「思い込み」という言葉は、どちらも間違えることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「思い違い」と「思い込み」の違い

「思い違い」と「思い込み」の意味の違い

「思い違い」と「思い込み」の違いを分かりやすく言うと、「思い違い」は単なる間違いのこと、「思い込み」は当然そうだろうと信じて疑いもしなかった事が実は間違いだったことという違いです。

「思い違い」と「思い込み」の使い方の違い

一つ目の「思い違い」を使った分かりやすい例としては、「彼は自分が天才だと思い違いをしている」「それは私の完全な思い違いでした」「アメリカ人はハンバーガーが好きだと思い違いをしていました」「それはとんでもない思い違いです」などがあります。

二つ目の「思い込み」を使った分かりやすい例としては、「彼女は思い込みの強い人です」「私の母親は思い込みが激しいです」「彼は思い込みが激しいので私は誤解を解くのに苦労しました」「それはあなたの一方的な思い込みですよ」などがあります。

「思い違い」と「思い込み」の使い分け方

「思い違い」と「思い込み」はどちらも間違えることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「思い違い」は間違えて思い込むことを意味しており、単なる間違いのことを表現したい時に使います。

一方、「思い込み」は深く信じこむことを意味しており、当然そうだろうと信じて疑いもしなかった事が実は間違いだったことを表現したい場合に使うというのが違いです。

「思い違い」と「思い込み」の英語表記の違い

「思い違い」を英語にすると「misunderstanding」「wrong」となり、例えば上記の「それはとんでもない思い違いです」を英語にすると「Oh no! That’s completely wrong」となります。

一方、「思い込み」を英語にすると「wrong impression」「assumption」となり、例えば上記の「それはあなたの一方的な思い込みですよ」を英語にすると「I’m afraid you’re under the wrong impression」となります。

「思い違い」の意味

「思い違い」とは

「思い違い」とは、間違えて思い込むことを意味しています。

表現方法は「思い違いしていた」「思い違いをしておりました」「思い違いをする」

「思い違いしていた」「思い違いをしておりました」「思い違いをする」などが、「思い違い」を使った一般的な言い回しになります。

「思い違い」の使い方

「思い違い」を使った分かりやすい例としては、「その件に関しては私は思い違いをしていたようです」「どうやら彼は思い違いをしていたようです」「約束の日が今週だと思い違いをしていました」「何か思い違いをしているんだと思います」などがあります。

「思い違い」は間違えて思い込むことを意味する名詞です。

「思い違い」は日常生活やビジネスーンなど様々な場面で使うことができます。

「思い違い」の特徴

「思い違い」は「約束した日を思い違いしていた」のように、ただ単純に事実と違った認識をしてしまうことを表現したい場合に使うのが一般的になります。そのため、悪気や悪意などがあるわけではありません。

ただし、「思い違い」は悪気はなくても間違いではあるので、「思い違いをして申し訳ございません」のように、謝罪文とセットで使うことが多いです。

「思い違い」の類語

「思い違い」の類語・類義語としては、間違って思い込むことを意味する「勘違い」、ある事実についてまちがった理解や解釈をすることを意味する「誤解」、相手の言葉などの意味を取り違えることを意味する「心得違い」などがあります。

「思い込み」の意味

「思い込み」とは

「思い込み」とは、深く信じこむことを意味しています。

表現方法は「思い込みが激しい」「思い込みをなくす」

「思い込みが激しい」「思い込みをなくす」などが、「思い込み」を使った一般的な言い回しになります。

「思い違い」の使い方

「思い込み」を使った分かりやすい例としては、「彼は思い込みが激しいので困っています」「思い込みや先入観は捨てた方がいいと思いますよ」「私の思い込みで大変ご迷惑をおかけしました」「それはあなたの思い込みにすぎません」などがあります。

「思い込み」は深く信じこむことを意味する名詞です。

「思い込み」はは日常生活やビジネスーンなど様々な場面で使うことができます。

「思い違い」の特徴

「思い込み」はまだ定かでない事象に対して、正しいと信じるというニュアンスで使うので、マイナスのイメージを伴っていると覚えておきましょう。また、ある考え方に執着し、合理的な推定の域を超えて固く真実だと信じるので非常に厄介と言われています。

「思い込み」は個人の場合もあるが、集団的な「思い込み」に陥る可能性もあるので十分に注意が必要です。

「思い違い」の類語

「思い込み」の類語・類義語としては、前もっていだいている固定的な観念ことを意味する「先入観」、ある集団や個人に対して客観的な根拠なしにいだかれる非好意的な先入観や判断のことを意味する「偏見」などがあります。

「思い違い」の例文

1.約束の時間は18時だと思い違いをしており、1時間ほど遅刻してしまいました。
2.あなたは彼女のことを思い違いしているので、きっと仲良くなれるはずです。
3.私はとんでもない思い違いをしていことを、深く反省しています。
4.彼と一緒にいるのが彼女だというのは私の思い違いで、妹さんだったらしいです。
5.この件に関しては私の思い違いでした、大変申し訳ございません。

この言葉がよく使われる場面としては、間違えて思い込むことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「思い違い」はマイナスのイメージで使う言葉です。

「思い込み」の例文

1.彼は思い込みを辞めて、もっと周りの声に耳を傾けるべきです。
2.思い込みで横浜駅に来てしまったが、新幹線が通るのは新横浜駅でした。
3.彼はきっと私のことが好きだろうと言うのは、私の勝手な思い込みでした。
4.思い込みや先入観で捜査はするなと、先輩刑事からきつく言われています。
5.思い込みをなくすことができれば、もっと視野が広がると思いますよ。

この言葉がよく使われる場面としては、深く信じこむことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「思い込み」はマイナスのイメージで使う言葉です。

「思い違い」と「思い込み」はどちらも間違えることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、単なる間違いのことを表現したい時は「思い違い」を、当然そうだろうと信じて疑いもしなかった事が実は間違いだったことを表現したい時は「思い込み」を使うと覚えておきましょう。

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