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【担う】と【担ぐ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「担う」(読み方:になう)と「担ぐ」(読み方:かつぐ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「担う」と「担ぐ」という言葉は、どちらも物を肩や背中に乗せることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「担う」と「担ぐ」の違い

「担う」と「担ぐ」の意味の違い

「担う」と「担ぐ」の違いを分かりやすく言うと、「担う」とは下から支える意味合いが強い、「担ぐ」とは上に乗せる意味合いが強いという違いです。

「担う」と「担ぐ」の使い方の違い

一つ目の「担う」を使った分かりやすい例としては、「彼は次世代を担う人材です」「私達は日本の未来の担う若者を応援しています」「責任を担う立場であることを自覚しよう」「彼女は校務の責任を担っている」などがあります。

二つ目の「担ぐ」を使った分かりやすい例としては、「お祭りで神輿を担ぐことになりました」「縁起を担いで赤飯を食べることにしました」「彼女にまんまと担がれてしまった」などがあります。

「担う」と「担ぐ」の使い分け方

「担う」と「担ぐ」はどちらも物を肩や背中に乗せることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「担う」は「彼は日本の未来を担う逸材です」「会社の経営の責任を担う」のように下から支える意味合いが強く、ある物事を支えて推し進めること抽象的なニュアンスで使うのが一般的です。

一方、「担ぐ」は「彼を次期社長に担ぐ」「医院長として彼を担ぐ」のように、上に乗せる意味合いが強く、人を代表者や候補者に押し立てるというニュアンスで使います。

したがって、「担う」は下から支える意味合いが強い言葉なのに対して、「担ぐ」は上に乗せる意味合いが強いというのが違いです。

また、「担ぐ」はからかって人を騙すことや縁起を気にすることの意味も持っているというのも違いの一つになります。

「担う」と「担ぐ」の英語表記の違い

「担う」も「担ぐ」も英語にすると「carry」「shoulder」となり、例えば上記の「彼女は校務の責任を担っている」を英語にすると「She shoulders responsibility for school affairs」となります。

「担う」の意味

「担う」とは

「担う」とは、ある物事を支えて推し進めることを意味しています。その他にも、物を肩に支え持って運ぶことの意味も持っています。

「担う」の読み方

「担う」の読み方は「になう」です。誤って「たんう」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「役割を担う」「未来を担う」「社会を担う」

「役割を担う」「未来を担う」「社会を担う」などが、「担う」を使った一般的な言い回しになります。

「担う」の使い方

「彼は将来重要な役割を担うことになるだろう」「この会議は地球の未来を担う案件です」などの文中で使われている「担う」は、「ある物事を支えて推し進めること」の意味で使われています。

一方、「私は十字架を担う」「重い荷物を担う」などの文中で使われている「担う」は、「物を肩に支え持って運ぶこと」の意味で使われています。

「担う」はある物事を支えて推し進めることの意味の場合は抽象的な意味で使い、物を肩に支え持って運ぶことの意味の場合は物理的な意味で使います。また、現代では抽象的なある物事を支えて推し進めることの意味で使うのが一般的です。

「担う」を使う上で注意しなければならないのは、敬語と一緒に使うのはあまり適していないことです。したがって、敬語と一緒に使いたい場合には、「務める」や「担当する」などに置き換えるようにしましょう。

「担う」の類語

「担う」の類語・類義語としては、背中や肩に乗せることを意味する「負う」、一定の事柄を受け持つことを意味する「担当する」、自分の仕事として引き受けて行うを意味する「受け持つ」などがあります。

「担ぐ」の意味

「担ぐ」とは

「担ぐ」とは、自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てることを意味しています。その他にも、物を持ち上げて肩に乗せ支えること、からかって人を騙すこと、縁起を気にすることの意味も持っています。

「担ぐ」の読み方

「担ぐ」の読み方は「かつぐ」です。誤って「たんぐ」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「片棒を担ぐ」「人を担ぐ」「縁起を担ぐ」

「片棒を担ぐ」「人を担ぐ」「縁起を担ぐ」などが、「担ぐ」を使った一般的な言い回しになります。

「担ぐ」の使い方

「最年長者を会長に担ぐことにしました」「友人に上手く担がれてしまいました」などの文中で使われている「担ぐ」は、「自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てることやからかって人を騙すこと」の意味で使われています。

一方、「荷物を担いで駅に向かう」「テスト当日は験を担ぎとしてカツ丼を食べる」などの文中で使われている「担ぐ」は、「物を持ち上げて肩に乗せ支えることや縁起を気にすること」の意味で使われています。

「担ぐ」は、複数の意味を持つ動詞で、現代においてもどの意味でも使われています。したがって馴染みがある人も多いでしょう。

また、「担ぐ」は物理的と抽象的どちらのニュアンスでも使うことができるというのが特徴です。

「担ぐ」の類語

「担ぐ」の類語・類義語としては、背中に乗せることを意味する「背負う」、欺くことを意味する「食わせる」、褒めておだてることを意味する「持ちあげる」、すっかり騙すことを意味する「騙し込む」などがあります。

「担う」の例文

1.彼らはこれからのサッカー日本代表を担うであろう、期待の選手達です。
2.日本の未来を担う子供達のために、教育制度はもっと充実させた方がいいだろう。
3.会社の経営の責任を担うことになったので、今まで以上に気を引き締めていこう。
4.御社の商品開発部門で一翼を担う存在となりたいと思います。
5.重い荷物担う屈強な男たちが、何人も歩いているのを目撃しました。

この言葉がよく使われる場面としては、ある物事を支えて推し進めることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、物を肩に支え持って運ぶことを表現したい時にも使います。

例文1から例文4の「担う」はある物事を支えて推し進めること、例文5の「担う」は物を肩に支え持って運ぶことの意味で使っています。

「担ぐ」の例文

1.真面目な学級委員長である彼を、生徒会会長に担ぐことにしました。
2.信頼している専務取締役を、次期社長として担ぐことにしました。
3.歩道橋でお婆さんが大変そうにしていたので、荷物を担いであげることにしました。
4.同僚を担いだことで、みんなから笑いを取ることができました。
5.一流の野球選手である彼は、ゲン担ぎとして毎朝カレーを食べているらしい。

この言葉がよく使われる場面としては、自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、物を持ち上げて肩に乗せ支えること、からかって人を騙すこと、縁起を気にすることを表現したい時にも使います。

例文1と例文2の「担ぐ」は自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てること、例文3の「担ぐ」は物を持ち上げて肩に乗せ支えること、例文4の「担ぐ」はからかって人を騙すこと、例文5の「担ぐ」は縁起を気にすることの意味で使っています。

「担う」と「担ぐ」はどちらも物を肩や背中に乗せることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、下から支える意味合いが強いのが「担う」、上に乗せる意味合いが強いのが「担ぐ」と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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