【コップ】と【カップ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「コップ」と「カップ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「コップ」と「カップ」という言葉は、「飲み物をいれる容器」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




コップとカップの違い

コップとカップの意味の違い

コップとカップの違いを分かりやすく言うと、コップは取っ手がついていない器を表現する時に使い、カップは取っ手がついている器を表現する時に使うという違いです。

コップとカップの使い方の違い

一つ目のコップを使った分かりやすい例としては、「コップの縁にリップクリームの跡が残ってしまった」「紙コップを今度のピクニックに持って行く予定だ」「綺麗なガラスコップに一目惚れして購入を決めた」などがあります。

二つ目のカップを使った分かりやすい例としては、「おしゃれなティーカップをいただいてから毎週末紅茶を楽しむために使っている」「マグカップに注いだコーヒーにミルクを少し加える」「カップゼリーをおやつに一つ食べる」などがあります。

コップとカップの使い分け方

コップとカップはどちらも、飲み物をいれるため容器を指す言葉ですが、見た目が若干異なります。

コップは、ガラス製で円筒状の容器を指します。上記例文の「コップの縁」「紙コップ」「ガラスコップ」などのように、冷たい飲み物を注ぐことが多い製品です。そのため、取っ手のついていない容器を表す言葉として使われています。

一方のカップは、取っ手のついた器や茶碗を指します。上記例文の「ティーカップ」「マグカップ」などのように、温かいものを注ぐことが多い製品です。また、「カップゼリー」「カップ麺」などのように、冷たい飲み物以外にも用いられます。

つまり、コップは取っ手のついていない器を指し、カップは取っ手がついている器を指すという違いがあります。前者は飲み物に対して用いられていますが、後者は飲み物以外に用いられることもある点も異なります。

また、コップは冷たい飲み物を注ぎ、カップは温かい飲み物を注ぐと区別されることもありますが、「紙コップ」など温度に関わらず使われることもあり、持ち手の有無で区別されることがほとんどです。

コップとカップの英語表記の違い

コップを英語にすると「glass」「cup」となり、例えば上記の「コップの縁」を英語にすると「the lip of a cup」となります。一方、カップを英語にすると「cup」となり、例えば上記の「ティーカップ」を英語にすると「tea cup」となります。

コップの意味

コップとは

コップとは、ガラス製で円筒状の容器を意味しています。

コップの使い方

コップを使った分かりやすい例としては、「紙コップは洗わずに捨てることができるので後片付けが楽だ」「プラスチックコップであれば落としてもすぐに割れはしない」「コップ一杯のコーヒーで目が覚めてしまう」などがあります。

その他にも、「歯磨きの後に口をゆすぐためのコップを洗面台に置いておきたい」「コップ」「ガラスコップに熱湯を入れてはいけない」「コップに子どもがイラストを描いてくれた」「今では100円ショップに可愛いコップが売られている」などがあります。

コップの語源

コップは英語で「glass」と表記され、「窓ガラス」「ガラス製の」「グラス」といった意味で使われています。オランダ語の「kop」やポルトガル語の「copo」が語源となった言葉で、飲み物を注いで飲むためのものを表す言葉として使われています。

英語である「グラス」は、冷たい飲み物を注ぐ容器に対して用いられていますが、コップ同様に取っ手のない容器であることから、日本語ではグラスとコップは同じように使われることが多い言葉です。

表現方法は「紙コップ」「プラスチックコップ」

上記例文の「紙コップ」「プラスチックコップ」などのように、材質が限定されていないのがコップの特徴で、冷たい飲み物から温かい飲み物まで幅広く使われており、グラスよりも汎用的に用いられています。

コップの類語

コップの類語・類義語としては、食卓にて飲み物をを入れておくためのびんを意味する「カラフェ」、酒類を入れて食卓に並べておくガラス製のびんを意味する「デカンタ」などがあります。

カップの意味

カップとは

カップとは、取っ手のついた器や茶碗を意味しています。

その他にも、競技などにおける賞杯や、賞杯をかけた試合を意味する言葉として使われています。

カップの使い方

「冬を迎えるにあたってマグカップを乗せることができるカップウォーマーを購入した」「カップ麺は連続して食べ続けるのは健康に良くない」「計量カップがなければお菓子が作れない」などの文中で使われているカップは、「茶碗や器」の意味で使われています。

一方、「職員室近くにトロフィーカップがズラリと並んでいた」などの文中で使われているカップは「賞杯」の意味で使われ、「ワールドカップを友人と食事を食べながら観る」などの文中で使われているカップは「賞杯をかけた試合」の意味で使われています。

カップは英語で「cup」と表記され、「茶碗」「杯」「優勝杯」「取っ手のついた容器」といった意味で使われています。日本語でも同じように使われており、飲み物を注ぐ以外にも用いられています。

賞杯をかけた試合や大会を指す言葉としても使える

また、上記例文の「トロフィーカップ」などのように、優勝した団体や個人に贈られる賞杯を指す言葉として使われたり、「ワールドカップ」などのように、賞杯をかけた試合や大会を指す言葉として使われることもあります。

カップの類語

カップの類語・類義語としては、「タンブラー」、料理に用いる深い鉢を意味する「ボウル」、金製や金メッキの杯を意味する「金杯」、ゴールを目指して争うことを意味する「レース」などがあります。

コップの例文

1.ガラスコップは通販で頼むよりも、店舗に足を運んで実際に見て気に入ったものを選びたい。
2.マーブル模様のおしゃれなコップをいくつか購入したので、友人を呼んだ時にでも使おうと思っている。
3.コップ一杯の水とは大体どの程度の分量なのだろうかと思い、調べてみることにした。
4.子どもにプラスチックのコップを渡したら勢いよくジュースを飲んでいた。
5.紙コップに糸をつけて糸電話を作って遊んだ記憶があるが、本当に声は聞こえるのかは覚えていない。

この言葉がよく使われる場面としては、ガラス製で円筒状の容器を意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、ガラス製ではなく、プラスチックや紙でできているものを指すこともあります。

カップの例文

1.マグカップに卵をといて調味料を加え、それを電子レンジで温めるだけで茶碗蒸しを簡単に作ることができる。
2.お気に入りのコーヒーカップを割ってしまったため新調することにしたが、なかなか気に入るものが見つからない。
3.カップとソーサラーをセットで出して使うことはめったにないが、お客さんが来るなら別だ。
4.アイスクリームのカップを一つ食べきってしまったあとに、メロンに乗せて食べるべきだったと後悔した。
5.カップラーメンには美味しいものも多いが、毎日食べていたら健康を損なうだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、取っ手のついた器や茶碗を意味する時などが挙げられます。

例文1の「マグカップ」は、取っ手のついた筒型の大きなカップを表す和製英語です。

また、例文4の「カップラーメン」や例文5の「アイスクリームのカップ」のように、飲み物以外を入れる茶碗や器として用いられることもあります。

コップとカップは、どちらも「飲み物をいれる容器」を表します。どちらを使うか迷った場合は、取っ手がついていない器を表す場合は「コップ」を、取っ手がついている器を表す場合は「カップ」を使うと覚えておけば間違いありません。

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