【身の振り方】と【身の処し方】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「身の振り方」(読み方:みのふりかた)と「身の処し方」(読み方:みのしょしかた)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「身の振り方」と「身の処し方」という言葉は、どちらも今後どうするかを決めることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「身の振り方」と「身の処し方」の違い

「身の振り方」と「身の処し方」の意味の違い

「身の振り方」と「身の処し方」の違いを分かりやすく言うと、「身の振り方」の方が「身の処し方」よりも一般的に使われているという違いです。

「身の振り方」と「身の処し方」の使い方の違い

一つ目の「身の振り方」を使った分かりやすい例としては、「退職後の身の振り方を考えている」「身の振り方を考える前に今やっていることに集中するべきだ」「教員試験で不合格となってしまったので、今後の身の振り方について考える」などがあります。

二つ目の「身の処し方」を使った分かりやすい例としては、「来年で定年なので身の処し方を考えています」「今後のプロ生活をどうするか身の処し方を考えることにしました」「退職後の身の処し方はどうしますか」などがあります。

「身の振り方」と「身の処し方」の使い分け方

「身の振り方」と「身の処し方」はどちらも今後どうするかを決めることを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「身の振り方」の方が「身の処し方」よりも一般的に使われているという点です。

また、「身の振り方」と「身の処し方」は意味が同じ言葉なので、お互いに置き換えて使っても問題ありません。

「身の振り方」と「身の処し方」の英語表記の違い

「身の振り方」も「身の処し方」も英語にすると「plan for one’s future」「one’s future course」となり、例えば上記の「退職後の身の処し方はどうしますか」を英語にすると「How are you mapping out your future after quitting your job」となります。

「身の振り方」の意味

「身の振り方」とは

「身の振り方」とは、将来の生活に関する方針のことを意味しています。

「身の振り方」の読み方

「身の振り方」の読み方は「みのふりかた」です。誤って「しんのふりかた」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「身の振り方を考える」「身の振り方を決める」「身の振り方を変える」

「身の振り方を考える」「身の振り方を決める」「身の振り方を変える」などが、「身の振り方」を使った一般的な言い回しになります。

「身の振り方をわきまえる」は誤り

間違えやすい言葉として「身の振り方をわきまえる」があります。「身の振り方をわきまえる」は「身の程をわきまえる」の誤用です。「身の程をわきまえる」とは自分の今置かれている状況を考えることを意味しています。

「身の振り方」の使い方

「身の振り方」を使った分かりやすい例としては、「会社が倒産してしまったので今後の身の振り方を考える必要がある」「老後の身の振り方を考えて今からコツコツと貯金しよう」「3年やっても1軍へ上がれないのなら身の振り方を考えてもいいだろ」などがあります。

「身の振り方」は社会的活動を営む主体としてみた身体のことを意味する「身」に、処置する方法のことを意味する「振り方」が合わさり、将来の生活に関する方針のことの意味で使われている慣用句です。

主に人生の節目や転換期を迎える際に使用する言葉で、恋愛、仕事、夢など様々な場面において使うことができます。例えば、恋愛なら結婚や別れ、仕事なら転職や退職、夢なら追うのか追わないのかなどがあります。

「身の振り方」の類語

「身の振り方」の類語・類義語としては、 将来進むべき道のことを意味する「進路」、職を辞めるか留まるかという身の去就のことを意味する「進退」、これからの目指す方向のことを意味する「今後の方針」などがあります。

「身の処し方」の意味

「身の処し方」とは

「身の処し方」とは、自分の置かれた境遇において取るべき行動のことを意味しています。

「身の処し方」の読み方

「身の処し方」の読み方は「みのしょしかた」です。誤って「しんのしょしかた」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「身の処し方を考える」「身の処し方を決める」「身の処し方を変える」

「身の処し方を考える」「身の処し方を決める」「身の処し方を変える」などが、「身の処し方」を使った一般的な言い回しになります。

「身の処し方」の使い方

「身の処し方」を使った分かりやすい例としては、「これからの人生どうするか身の処し方について考えることにしました」「退職後の身の処し方が決まりました」「7年続けても上手くいかないのだから、身の処し方を考えた方がいいだろう」などがあります。

「身の処し方」は社会的活動を営む主体としてみた身体のことを意味する「身」に、ある情況に身を置いてそれに応じた行動をとることを意味する「処し方」が合わさり、自分の置かれた境遇において取るべき行動のことの意味で使われている慣用句です。

主に人生の節目や転換期を迎える際に使用する言葉で、恋愛、仕事、夢など様々な場面において使うことができます。例えば、恋愛なら結婚や別れ、仕事なら転職や退職、夢なら追うのか追わないのかなどがあります。

また、「身の処し方」は同じ意味を持つ「身の振り方」よりも一般的には使われていないので、馴染みがない人も多いでしょう。しかし、正しい日本語なので使っても問題ありません。

「身の処し方」の類語

「身の処し方」の類語・類義語としては、どう身を処するかの態度のことを意味する「今後の去就」、これからしようとしている行いが適切な行動かどうかを判断する基準のことを意味する「行動指針」などがあります。

「身の振り方」の例文

1.サッカー選手を引退した後の身の振り方を考えているが、監督を目指すのも悪くないだろう。
2.司法試験に落ち続けているので、そろそろ身の振り方を考えた方が良さそうだ。
3.彼に結婚の話を持ち掛けてもはぐらかされるので、身の振り方を考えることにしました。
4.今月で大学を卒業し来月から社会人になるので、今までとは違う身の振り方をする必要があるだろう。
5.会社が早期退職者の募集を始めたので、身の振り方を考えた方が良いだろう。
6.弟が結婚し家を2世帯住宅に改築することになった。いい年をしていつまでも実家暮らしをするのも気まずくそろそろ身の振り方を考えた方が良さそうだ。
7.会社が倒産してしまったので今後の身の振り方を考える必要があるが、その前に妻子にどうやって伝えればよいのか。
8.今から老後の身の振り方を考えていても仕方がないので、とりあえずコツコツと貯金することにしました。
9.事務所からは3年やってもデビューできないなら身の振り方を考えてもいいだろと言われていたが、まだ私は諦められないでいる。
10.一種の保険として研究者以外の身の振り方を考えておくとすると、やはり日々言語学習に時間を取られることは仕方のないことのように思う。

この言葉がよく使われる場面としては、将来の生活に関する方針のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「身の振り方」は将来の方向性をどうするかという場合に使う言葉です。

「身の処し方」の例文

1.今回の飲酒運転騒動において、ご自身の身の処し方はお考えにならないのでしょうか。
2.いつまでたっても医師国家試験に合格できないので、身の処し方を考えた方がいいだろう。
3.今月弊社で大規模なリストラが行われるらしい、今のうちに身の処し方を考えておいた方が良さそうだ。
4.プロサッカー選手になってから20年経つが、体が思うように動かなくなってきたので、身の処し方を考えている。
5.彼女がいつまで経っても結婚してくれないので、身の処し方を考えてみることにしました。
6.組織の末端にいる私たちには上司の命令は絶対だが、私たちがいないと仕事が成り立たなくなるため、もっと偉い役職の人は逆に私たちにはやさしく、三すくみの状態といえる。
7.議員は身の処し方について速やかに判断させていただく所存というが、つまりは訴訟の判決が出るまで辞職せず、議員を続けるという事だろう。
8.私もあと数年で定年なので、そろそろ身の処し方を考えなければならないのだが、仕事が生きがいだったもので何も思い浮かばないのだ。
9.コロナ禍によって仕事をクビになってしまったので、これからの人生どうするか身の処し方について考えることにしました。
10.上司は退職後の身の処し方が決まったと言うので詳しいことを聞いてみると、蕎麦屋を開店すると言い出したので大変驚きました。

この言葉がよく使われる場面としては、自分の置かれた境遇において取るべき行動のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「身の処し方」は将来の方向性をどうするかという場合に使う言葉です。

「身の振り方」と「身の処し方」はどちらも今後どうするかを決めることを表します。どちらの言葉を使う方迷った場合、「身の振り方」の方が「身の処し方」よりも一般的に使われていると覚えておきましょう。

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