【サウスポー】と【レフティ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「サウスポー」と「レフティ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「サウスポー」と「レフティ」という言葉は、「左利き」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




サウスポーとレフティの違い

サウスポーとレフティの意味の違い

サウスポーとレフティの違いを分かりやすく言うと、サウスポーは左利きのスポーツ選手に用いられる表現であり、レフティは一般的な左利きを表現する時に使うという違いです。

サウスポーとレフティの使い方の違い

一つ目のサウスポーを使った分かりやすい例としては、「サウスポーの構えを取ることでオーソドックスのみの構えを取る選手よりも有利とされている」「サウスポーとして有名な選手はどのくらいいるのだろう」などがあります。

二つ目のレフティを使った分かりやすい例としては、「レフティの場合、右利き用のものは使いづらいだろう」「レフティを矯正され、今は両利きである」「レフティは今日個性としてみなされることが多い」などがあります。

サウスポーとレフティの使い分け方

サウスポーとレフティはどちらも、左利きを表す言葉ですが、使う対象が若干異なります。

サウスポーは、左利きのスポーツ選手を表す言葉です。特に、野球やボクシングなどスポーツ競技において用いられているという特徴があります。

一方のレフティは、左手や左足が利き手、利き足である人を表す言葉です。分野を問わず用いられる言葉であるため、販売されている左利き用の製品や、老若男女に対しても用いられています。

つまり、サウスポーは特に左利きのスポーツ選手を表し、レフティは一般的に広く左利きの人を表す言葉として使われているという違いがあります。

サウスポーとレフティの英語表記の違い

サウスポーを英語にすると「southpaw」となり、例えば上記の「サウスポーの構え」を英語にすると「a southpaw stance」となります。

一方、レフティを英語にすると「left-hander」「lefty」となり、例えば上記の「レフティの場合」を英語にすると「for a left-hander」となります。

サウスポーの意味

サウスポーとは

サウスポーとは、左利きの選手を意味しています。

サウスポーの使い方

サウスポーを使った分かりやすい例としては、「サウスポーとオーソドックス、どちらにするのがいいだろうか」「ボクシングにおけるサウスポーの構えを咄嗟に変えることが自分にできるとは思わない」などがあります。

その他にも、「テニスにおいてサウスポーの繰り出すボールの回転が右利きのボールとは異なるそうだ」「サウスポー相手にどう対処するのかは事前に勉強しておかなければならない」「サウスポーは今ではそこまで珍しくないのではと感じる」などがあります。

サウスポーは英語で「southpaw」と表記され、「左腕投手」「左利きの人」「左利きのボクサー」といった意味を持つ言葉です。南を意味する「south」と、動物の前足を意味する「paw」を組み合わせた言葉です。

サウスポーの特徴

主に、野球やボクシングなどスポーツ競技における左利きの選手を指すことが多く、左利きの楽器演奏者を指す場合にも使われています。

野球場の設計として、観戦の妨げにならないよう、バッターからピッチャーを向いた時に東北東にされることが多く、左利きの投手が南側の手でボールを投げることからサウスポーと呼ばれるようになったという説がありますが、明確な語源はありません。

サウスポーの対義語

サウスポーの対義語・反対語としては、正統派や正統的であることを意味する「オーソドックス」があります。

サウスポーの類語

サウスポーの類語・類義語としては、少数派や少数者を意味する「マイノリティ」などがあります。

レフティの意味

レフティとは

レフティとは、左手や左足が利き手、利き足である人を意味しています。

レフティの使い方

レフティを使った分かりやすい例としては、「レフティギターを購入しなければ演奏しにくいだろう」「友人は両利きなためレフティベースではなく、普通にベースを弾いている」「レフティのための商品はレフトハンドタイプとも呼ばれる」などがあります。

その他にも、「レフティの子どもを矯正するべきだろうか」「レフティから両利きになるまでに多くの時間を費やした」「レフティのハサミも今は多く販売されている」「一度レフティ製品を使ったことがあるが、右手では上手く使えなかった」などがあります。

レフティは英語で「lefty」と表記され、「左利きの」「左手で」といった意味を持つ言葉です。左を意味する「left」の派生語であり、今日では手や腕だけでなく、足、目、耳に対しても左利き、右利きがあります。

レフティの特徴

上項のサウスポーは野球やボクシングなどのスポーツ競技における左利きを指しますが、レフティは上記例文の「レフティギター」「レフティの子ども」「レフティから両利きになる」など、分野を問わず広く使われる言葉です。

レフティの対義語

レフティの対義語・反対語としては、右手や右足が利き手、利き足である人を意味する「右利き」があります。

レフティの類語

レフティの類語・類義語としては、器用が転訛した左利きを意味する「ぎっちょ」などがあります。

サウスポーの例文

1.サウスポーというだけで勝つことができないと思っていたこともあったが、今では武器となっている。
2.高校野球ではサウスポーが多いような気がしたが、自分の見間違いだろうか。
3.サウスポーの対の姿勢がオーソドックスと呼ばれている場合があるが、サウスポーがそこまで珍しかったのだろうか。
4.右利きからサウスポーに転じることになった時は、なかなか慣れなかったが、練習を重ねた今では左ストレートが得意だ。
5.サウスポーとの戦い方を学ぶために動画を見てから稽古をつけてもらおうと思っている。

この言葉がよく使われる場面としては、左利きの選手を意味する時などが挙げられます。

野球において左投げの投手や、ボクシングにおいて右手を前に構えるボクサーに対して用いられています。

レフティの例文

1.レフティでオーダーしたギターがようやく完成したと連絡を受けたため、早く受け取りに行きたいと思っている。
2.レフティゴルファーのためのドライバーやパターなども販売されている。
3.なぜか切りにくいと思ったらレフティのハサミを右手で使っていたからだった。
4.幼少期に矯正されていなければ、自分は今もレフティだったのかもしれない。
5.レフティではあるが右手も上手く動くため、両利きなのだと思っている。

この言葉がよく使われる場面としては、左手や左足が利き手、利き足である人を意味する時などが挙げられます。

分野などを問わずに、一般的な左利きの人を指す言葉として用いられています。

サウスポーとレフティは、どちらも「左利き」を表します。どちらを使うか迷った場合は、左利きのスポーツ選手を表す場合は「サウスポー」を、一般的な左利きを表す場合は「レフティ」を使うと覚えておけば間違いありません。

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