【日光】と【直射日光】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「日光」(読み方:にっこう)と「直射日光」(読み方:ちょくしゃにっこう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「日光」と「直射日光」という言葉は、どちらも「太陽からの光」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




日光と直射日光の違い

日光と直射日光の意味の違い

日光と直射日光の違いを分かりやすく言うと、日光とは太陽から出る光の総称、直射日光とは遮るものなく直接届く日光という違いです。

日光と直射日光の使い方の違い

一つ目の日光を使った分かりやすい例としては、「天日干しをすることで日光消毒の効果が期待できます」「日光と紅葉の関係を科学的に解説します」「紫外線は目には見えない日光の一部です」などがあります。

二つ目の直射日光を使った分かりやすい例としては、「日焼けしたくないので直射日光を避けて歩いています」「夏場の直射日光には用心してください」「直射日光に強いサングラスを買いました」などがあります。

日光と直射日光の使い分け方

日光と直射日光という言葉は、どちらも太陽から放出される光を表しますが、意味や使い方には違いがあります。

日光とは、太陽から出る光の総称であり、太陽から放出されるエネルギー全般を指す言葉です。「日光消毒」とは、太陽光に含まれる紫外線の殺菌作用と乾燥効果を利用して、細菌やカビを死滅させ、消臭や乾燥を行う自然な手法です。布団や衣類などのメンテナンスに適しています。

直射日光とは、日光のなかでも、雲や建物などの物理的に遮るものがなく、太陽光が直接に到達する光を意味します。強い照度と熱量を持ち、皮膚への日焼けや家具の色褪せなどの原因となることがあります。

つまり、日光とは太陽から出る光を広く指す言葉であり、直射日光とは日光のうち直接的に差す光を意味します。二つの言葉は似ていますが、意味は異なるので区別して使うようにしましょう。

日光と直射日光の英語表記の違い

日光を英語にすると「sunlight」「sun rays」となり、例えば上記の「日光消毒」を英語にすると「disinfection by sunlight」となります。一方、直射日光を英語にすると「direct sunlight」となり、例えば上記の「直射日光を避ける」を英語にすると「avoid direct sunlight」となります。

日光の意味

日光とは

日光とは、日の光、太陽の光線を意味しています。

日光の使い方

日光を使った分かりやすい例としては、「植物の成長には日光が欠かせません」「日光は地球に大きなエネルギーをもたらしています」「朝のまぶしい日光を浴びて起きる」「布団を日光に当てて干しています」などがあります。

その他にも、「長時間の日光浴は体の負担になります」「ビタミンDは日光浴で生成されます」「ガラス越しに日光がさんさんと降り注ぐ」「雪に反射した日光の紫外線で雪焼けしてしまった」などがあります。

日光の「日」は訓読みで「ひ」と読み、太陽や日差しを表し、「光」は訓読みで「ひかり」と読み、目に明るさを感じさせるものや発光体から出る光線を表します。日光とは、日の光を意味し、太陽が放つ光線を表します。

日光という言葉は、地球に届く太陽からの光エネルギー全般を指す言葉です。日光には、太陽から直接届く「直射日光」と、大気中で散乱する「散乱光」の二種類があります。また、日光が物体や水面などの表面に当たり跳ね返って届く光のことを「反射光」と言います。

日光の対義語

日光の対義語・反対語としては、物の陰になって日光の当たらない所を意味する「日陰」などがあります。

日光の類語

日光の類語・類義語としては、太陽の光や真空放電のとき電極間に現れる光を意味する「陽光」、太陽の光やその熱を意味する「天日」、太陽の異称を意味する「日輪」、太陽を親しんでいう語を意味する「お日様」などがあります。

直射日光の意味

直射日光とは

直射日光とは、太陽の光のうち、水蒸気や塵(ちり)などによって拡散・吸収されたり、雲に反射されたりすることなく、直接地面に到達するものを意味しています。

直射日光の使い方

直射日光を使った分かりやすい例としては、「直射日光は熱中症の危険を高めます」「直射日光の照度を測定する」「直射日光に強い花を教えてもらいました」「直射日光に強い植物を地植えしようと考えています」などがあります。

その他にも、「直射日光を防ぐ方法を調べる」「直射日光に当たることで頭痛が起きる人がいます」「直射日光で目が日焼けするって本当ですか」「直射日光に当たる場所や高温多湿になる場所を避けて保存してください」などがあります。

直射日光の「直射」は真っすぐに射ること、じかに照らすことを表します。太陽の光を表す「日光」と組み合わさり、直射日光とは、障害物や雲などに遮られることなく直接に届く太陽の光を意味する言葉です。

表現方法は「直射日光の照度」

上記の例文にある「直射日光の照度」とは、大気中の塵や雲で散乱せず直接地上に届く太陽光の明るさを指します。一般的には「ルクス」という単位で表され、晴天時の昼間は約10万ルクス、薄曇りの昼間は約5万ルクスになります。

直射日光の対義語

直射日光の対義語・反対語としては、直射日光以外の光を意味する「天空光」、光源からの光を天井や壁に当てその反射光を利用する照明方式を意味する「間接照明」などがあります。

直射日光の類語

直射日光の類語・類義語としては、日の光がさすことを意味する「日差し」、太陽の光や日差しを意味する「日陰」、照り輝く太陽を意味する「白日」、太陽を敬い親しんでいう語を意味する「おてんと様」などがあります。

日光の例文

1.日光に当たることにより、幸せホルモンが分泌されたり体内時計がリセットされるなどの効果が期待できます。
2.適切な日光に当たる時間は、季節や時間帯などによって変わります。
3.正しい日光浴のやり方や時間を、インターネットで調べてみました。
4.瀬戸内海は、日光を反射してキラキラと輝く美しい景色で知られています。
5.日光で目が痛くなることがあるので、サングラスや帽子で遮光するようにしています。

この言葉がよく使われる場面としては、日の光、太陽の光線を表現したい時などが挙げられます。

例文3にある「日光浴」とは、健康の保持や病気の予防あるいは治療などのために、日光に身体の一部または全部をさらすことをいう。

直射日光の例文

1.変色や劣化を避けるため、大事な家具やソファは直射日光を避けて配置しています。
2.直射日光に当たることは、メリットよりもデメリットの方が大きい気がします。
3.窓ガラス越しの直射日光でも、室内の観葉植物にダメージを与えるので気を付けてください。
4.レースのカーテン越しであれば、直射日光を和らげることができます。
5.インスタントラーメンも、直射日光の当たらない常温の場所で保管してください。

この言葉がよく使われる場面としては、直射する日光を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、直射日光の慣用的な言い回しには「直射日光を避ける」「直射日光に当たる」「直射日光を和らげる」などがあります。「直射日光を避ける」とは、カーテンやブラインドなどを用いて日差しを物理的に遮ることです。

日光と直射日光という言葉は、どちらも「太陽からの光」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、太陽から出る光の総称を表現したい時は「日光」を、遮るものなく直接届く日光を表現したい時は「直射日光」を使うようにしましょう。

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