【然様】と【左様】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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同じ「さよう」という読み方の「然様」と「左様」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「然様」と「左様」という言葉は同義語で、どちらも「その通りであること」という同じ意味を持ちますが、それぞれの言葉の使い方には少し違いがあります。



然様と左様の違い

然様と左様の意味の違い

然様と左様の違いを分かりやすく言うと、然様は常用漢字表に載っていない、左様は常用漢字表に載っているという違いです。

常用漢字とは、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として、内閣告示の常用漢字表で示された日本語の漢字のことです。現行の常用漢字表は、2010年11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字で成り立っています。

然様と左様の使い分け方

左様は文化庁が定める常用漢字表に記載されているため法令や新聞などで使用できますが、然様は常用漢字表に記載されていないため法令や新聞などの公用文では使用できません。そのため、公的な書類などに記載する際には「左様」を使う方が良いでしょう。

また、常用漢字はあくまで目安であり制限ではないので、個人で使う場合は「然様」と「左様」どちらの漢字を使っても問題ありません。使いやすい方の漢字を使って良いものなので、好みに合わせて使い分けることが可能です。

然様と左様の使い方の違い

一つ目の然様を使った分かりやすい例としては、「然様でございますか、至急対応させていただきます」「然様でございますか、変更の件了解いたしました」「然様でございます。こちらが弊社の看板商品となっております」などがあります。

二つ目の左様を使った分かりやすい例としては、「左様でございますか、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません」「左様でございます。こちらは当店の看板メニューとなっております」「断じて左様なことはございません」などがあります。

然様と左様の英語表記の違い

然様も左様も英語にすると「right」「exactly」「precisely」「correct」となり、例えば上記の「左様でございます」を英語にすると「You are right」となります。

然様の意味

然様とは

然様とは、その通りであることを意味しています。その他にも、相手の言ったことを肯定や賛同することや自分の思い出したことに頷いて話をすることの意味も持っています。

然様の使い方

然様を使った分かりやすい例としては、「然様でございます。この中から好きなのをお選びいただくことが可能です」「然様でございますか、私もその案には賛成です」「然様でございましたか、本当に申し訳ございません」などがあります。

昔は然様という漢字で使われていましたが、現代では常用漢字表に載っている左様の方を使うのが一般的になっています。

然様の「然」は「ゼン」「ネン」「しかり」「しかし」などと読み、その通りという肯定や同意を示す意味を持つ言葉です。

然様の類語

然様の然の字を使った別の言葉としては、その通りであることを意味する「然有り」(読み方:さあり)、相手の話に同意することを意味する「然かし」(読み方:さかし)、全くその通りであることを意味する「然りや」(読み方:さりや)などがあります。

左様の意味

左様とは

左様とは、その通りであることを意味しています。その他にも、相手の言ったことを肯定や賛同することや自分の思い出したことに頷いて話をすることの意味も持っています。

左様の使い方

左様を使った分かりやすい例としては、「左様なことはございません」「左様でございます。こちらが案内窓口になります」「左様ですか、係長も同じ考えでしたか」「左様でございます。本日の会場は午前11時になります」などがあります。

左様にはは二つ品詞があります。一つ目はそのよう、その通りであることを意味する形容動詞で、二つ目は相手の言ったことを肯定や賛同することや、自分の思い出したことに頷いて話をすることを意味する感嘆詞です。

左様は元々、然様という漢字が使われていましたが、然様の「然」の「サ」という読み方が常用外漢字であるため、代用字として、常用漢字の「左」を用いた左様が使われるようになりました。

この代用字というのは、他の単語でも使用されるものです。例えば、本来は「忌々しき」であるところを「由々しき」と表記するのが代用字です。本来の字が難しい字面であったり、常用漢字ではない場合に代用字が使われます。

左様の語源

なぜ「左」という字を使うようになったかというと、古来の日本では地位の高さを左右で表していたことからきています。右よりも左の方が地位が高いとされており、尊敬の意味を込めて左という字を宛てました。これが左様の語源です。

表現方法は「左様でございます」「左様でございますか」「左様でございましたね」

「左様でございます」「左様でございますか」「左様でございましたね」「左様でございましたか」などが、「左様」を使った一般的な言い回しになります。また、上記のような言い回しはビジネスシーンにおいてよく使われています。

左様の類語

左様の類語・類義語としては、ある事が確かな事実であることを意味する「正に」、間違いないことを意味する「正しく」(読み方:まさしく)、少しも違いもなく的中することを意味する「どんぴしゃり」、その通りであることを意味する「其の様」(読み方:そのよう)などがあります。

然様の例文

1.然様でございます。それでは明日の15時にお待ちしておりますね。
2.はい、然様でございます。南口改札を出て、右手に見える10階建てのビルが弊社でございます。
3.然様でございましたか、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません。
4.然様、あれは猛暑が続いていた今年の8月頃の出来事だった。
5.然様でございます。高校生まではアメリカに住んでいたため、英語を話すことができます。

この言葉がよく使われる場面としては、その通りであることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、相手の言ったことを肯定や賛同することや自分の思い出したことに頷いて話をすることを表現したい時にも使います。

上記の例文のように、賛同や肯定する場合に使うのが一般的です。また例文4は、自分の思い出したことに頷いて話をすることの意味で使っています。

左様の例文

1.左様でございます。大学での4年間は主にロボット研究に費やしておりました。
2.左様でございますか、現在お手元にクレジットカードはございますか。
3.左様でございましたか、大変申し訳ありません。すぐに変えの商品を発送させていただきます。
4.左様、あれは雨がよく降っていた去年の10月頃の出来事だった。
5.左様ですか。誠に残念ではありますが、今回の契約の話は無かったことにさせていただきます。

この言葉がよく使われる場面としては、その通りであることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、相手の言ったことを肯定や賛同することや自分の思い出したことに頷いて話をすることを表現したい時にも使います。

上記の例文のように、賛同や肯定する場合に使うのが一般的です。また例文4は、自分の思い出したことに頷いて話をすることの意味で使っています。

然様と左様どちらを使うか迷った際は、公的な書類などに記載する場合は常用漢字である「左」を使った左様とする方が良いでしょう。その他の場合には、個人の好みによって好きな方の表記を使うことができます。

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