【汚名挽回】と【汚名返上】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「汚名挽回」(読み方:おめいばんかい)と「汚名返上」(読み方:おめいへんじょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「汚名挽回」と「汚名返上」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



汚名挽回と汚名返上の違い

汚名挽回は汚名返上の間違い

汚名挽回と汚名返上の違いを分かりやすく言うと、汚名挽回とは汚名返上の間違った使い方、汚名返上とは新たな成果を挙げて悪評を退けることです。

汚名挽回は辞書に載っていない誤字

一般的には汚名挽回という言葉は辞書には載っていません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、汚名返上のことを間違えて汚名挽回を使っている人がほとんどです。

汚名挽回は間違っていない説もある

汚名挽回は間違った言葉ではないという説もあり現在ではこちらが主流になっています。これは挽回という言葉の解釈に相違によるものです。挽回とは失ったものを取り戻してもとの状態にすることを意味しています。

誤用であるという説は汚名を挽回する、つまり悪い評判を取り戻すというマイナスの意味となってしまうため誤用としていることです。

一方、正しい言葉であるという説は、汚名を被っている状態から元に戻るという意味で使うとされています。そのため、汚名返上と似たニュアンスを持つ言葉になります。

また、文化庁が発表した平成16年度に行われた国語に関する世論調査では、正しい使い方である「汚名返上」を使う人が38.3%、間違った使い方である「汚名挽回」を使う人が44.1%という逆転した結果が出ています。

上記のことからも汚名挽回は正しい言葉であるという説が主流になっているのが分かります。また、近年では一部の辞書に誤用ではないと記載されるようにもなっています。

汚名返上は辞書に載っている四字熟語

辞書に載っている汚名返上を使った分かりやすい例としては、「汚名返上するために謝罪会見を開くことにしました」「昨日は大きなミスをしてしまったので汚名返上したい」「汚名返上となる完封勝利を達成した」「汚名返上するために努力しないとけない」などがあります。

汚名返上という言葉は辞書に載っていても、汚名挽回という言葉は辞書に載っていません。同時に汚名返上という単語の意味について「新たな成果を挙げて悪評を退けること」と覚えておきましょう。

汚名返上の英語表記

汚名返上を英語にすると「remove the stigma」「redeem oneself」となり、例えば上記の「汚名返上するために努力しないとけない」を英語にすると「I have to make an effort this time to redeem myself」となります。

汚名挽回の意味

汚名挽回とは

汚名挽回とは、汚名返上の間違った使われ方を意味しています。

汚名挽回という言葉は存辞書には載っておらず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、汚名返上と混同しないようにしましょう。

汚名挽回と間違えやすい理由

汚名挽回と汚名返上を間違えてしまう理由としては、一度失った信用や評判をその後の言動によって取り戻すことを意味する名誉挽回と混同してしまったことが原因です。その他にも、汚名返上と名誉挽回が混同してしまった言葉として名誉返上があります。

しかし、現代では悪い評判から元の良い状態に戻るという意味で使われることが増えてきました。多くの人が使うようになれば、一部の辞書だけではなく、辞書全般に載る日も近いかもしれません。

汚名挽回のネットスラングとしての使われ方

ネットスラングとしては誤用ではなく、悪い評判を取り戻すという意味で使われることがあると覚えておきましょう。

汚名返上の意味

汚名返上とは

汚名返上とは、新たな成果を挙げて悪評を退けることを意味しています。

汚名返上の使い方

汚名返上を使った分かりやすい例としては、「汚名返上を果たせるように努力している」「不祥事に迅速に対応することで汚名返上に成功した」「職場での汚名返上をしたいです」「彼は汚名返上の活躍を見せました」などがあります。

汚名返上は手柄を立てることによって、過去の失敗により受けた悪い評判を良い評判に変える場合に使う言葉です。

そのため、芸能人や政治家が不祥事を起こして下がったイメージを新たな成果を上げてイメージをよくしようとする場合や、スポーツ選手が試合中にミスを起こして下がった評判を、その後や別の試合で良いプレーをして活躍して信頼を取り戻した場合などで使われます。

表現方法は「汚名返上したい」「汚名返上する」「汚名返上を果たす」

「汚名返上したい」「汚名返上する」「汚名返上を果たす」などが、汚名返上を使った一般的な言い回しになります。

汚名返上の類語

汚名返上の類語・類義語としては、一度失った信用や評判をその後の言動によって取り戻すことを意味する「名誉挽回」、恥を濯ぐことを意味する「雪辱」、一度敗れたことのある相手を打ち負かすことを意味する「リベンジ」などがあります。

汚名挽回の例文

1.汚名挽回という言葉は辞書には載っていないので、おそらく汚名返上の言い間違いだろう。
2.汚名返上という言葉は新たな成果を挙げて悪評を退けることで、汚名挽回という言葉は辞書には載っていないが、使っている人もいる言葉である。
3.汚名挽回という言葉は、今のところ辞書には載っていない言葉だが、多くの人が使うようになれば辞書に載る言葉かもしれない。
4.汚名挽回を果たすという言葉を使う人はいるが、正しくは汚名返上を果たすです。
5.汚名挽回を間違いというのが間違いという説もあります。

この言葉がよく使われる場面としては、汚名返上という言葉を間違えて汚名挽回と表現している時などが挙げられます。

汚名挽回という言葉は辞書にも載っていませんし、汚名返上を間違えて使っている可能性が高い言葉です。しかし、汚名挽回は間違った日本語ではないという説が広まってきています。そのため、多くの人に浸透すれば辞書に載る日が来るかもしれません。

汚名返上の例文

1.昨日の試合はエラーで失点を招いたが、今日の試合で汚名返上となる満塁ホームランを打ち、チームを勝利へと導いた。
2.彼は不倫というスキャンダルで信頼が地に落ちたが、オリンピックで金メダルを獲得し汚名返上を果たした。
3.彼女には脱税疑惑があったが身の潔白を証明し、汚名返上することに成功した。
4.昨シーズンは最下位という不甲斐ない成績だったので、汚名返上のためオフシーズンも真摯に練習に取り組んだ。
5.彼のデビュー作品は10週で打ち切りになったが、次の作品はアニメ化になるほど大ヒットし汚名返上を果たした。

この言葉がよく使われる場面としては、新たな成果を挙げて悪評を退けることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように自分の悪評を回復する場合に使われる言葉です。そのため、スポーツ選手がミスを挽回する時や、芸能人や政治家が不祥事から信頼を取り戻す場合によく使われます。

汚名挽回と汚名返上どちらを使うか迷った場合は、汚名挽回は辞書にない言葉なので、正しい日本語を使いたい場合は辞書に載っている言葉の汚名返上を使うようにしましょう。

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