【延期】と【順延】と【延長】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「延期」(読み方:えんき)と「順延」(読み方:じゅんえん)と「延長」(読み方:えんちょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どれを使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「延期」と「順延」と「延長」という言葉は、どれも時間や期限などを先に延ばすことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



延期と順延と延長の違い

延期と順延と延長の意味の違い

延期と順延と延長の違いを分かりやすく言うと、延期は期間や期日、期限などを延ばすことを意味していて、順延は順繰りに予定期日を延ばしていくことを意味していて、延長は一続きである長さや期間を延ばしていくことを意味しているという違いです。

延期と順延と延長の使い分け方

延期というのは、期間や期日を予め決めていた予定よりも延ばすことを意味しています。「期日」を「延ばす」と書いて、延期という言葉が成り立っていることを覚えておくとその意味が分かりやすくなります。

延期の場合には、延ばされた先の期日や日程は、翌日であっても、1か月後であっても、1年後であっても問題ありません。イベント事や会議などの期日が延びて、別の日程で開催されたりする場合に「延期」という言葉を使用します。

次に、順延という言葉を考えます。この言葉は「順番に」「延ばしていく」と書いて成り立っているものです。順延という言葉を使用する際には、一つの予定だけでなく、全ての予定が順繰りに延ばされていくことを意味しています。

順序が揃っている状態で全体が延期していくことを順延と表現するものであり、順番が狂ってしまう場合には、順延と表現することは出来ません。例えば、Aの予定、Bの予定、Cの予定が順番にあったとします。

Aの予定が3日延期されることで、Bの予定もCの予定も、それに合わせる形で延期される場合に「順延」と使用することが出来ます。Aの予定を差し置いて、Bの予定を先に済ませる場合には順延とは表現しないと覚えておくようにしましょう。

最後に延長という言葉を考えます。延長とは、長さや期間、期限などを延ばすこと、またはやむを得ない事情で延びてしまうことを表現する言葉です。延長というのは、一続きになっている物事を長く延ばすという意味があります。

例えば、雨天で試合が長引いた場合には「延長戦」などの言葉で表現をしますし、長さの足りないコードなどを継ぎ足す場合に「延長コード」と表現したりします。時間や期日に限らず、一続きになっているものを延ばす際に「延長」と表現します。

細切れになった場合には延長という言葉を使うことは出来ないので、日を跨いで行われる物事などについては、延長ではなく延期を使います。ただし、日を跨いでも休むことなくずっと続いていることに関しては、延長と表現することが可能です。

延期の意味

延期とは

延期とは、期日や期限を予定していた日取りよりも延ばすことを意味しています。漢字を見てもわかるように、「期日」を「延ばす」ことであると考えるとその意味が分かりやすくなります。

表現方法は「延期する」「延期になった」「延期のお知らせ」

「延期する」「延期になった」「延期のお知らせ」などが、延期を使った一般的な言い回しです。

延期の使い方

延期というのは、一度決めていた期日や日程、期限を延ばすことを意味している言葉です。例えば、9月1日に実施すると予定していたことを、9月10日に変更するような場合に「開始は9月10日に延期されました」などと使用します。

延期の場合には、延ばされた先の日程は、翌日でも、1週間後でも1か月後でも1年後でも問題ありません。期日が延びて別の日程で開催される場合、別の日程を目安とする場合などに使用される表現であると覚えておくようにしましょう。

このように、延期という言葉には、幅広い意味を持たせることが出来るので、様々な場面で使用することが出来ます。「Aの資料については3日まで締め切りを延期し、Bの資料については3週間後に締め切りを延期することになりました」などのように使います。

延期という言葉を使用する際には、延ばされる期日や、どの物事がどのくらい延ばされるのか、ということに対して制約はなく、予定していた日取りよりも延びる場合については柔軟に使用できる言葉です。

延期の語源

延期の「延」という字は、長くのばす、時間などが予定よりも長引く、引き入れるなどの意味を持つ漢字です。そして「期」という字は、決められた日時や予定、区切られた一定の時間のことを意味しています。

つまり、漢字の意味だけで考えた場合にも、延期というのは、決められた日時や予定などを長くのばすことを意味しているものであると考えることが出来ます。

延期の類語

延期の類語・類義語としては、実行せずに様子を見ることを意味する「見送り」、期限などを先に伸ばすことを意味する「先延ばし」、予定の時期を先に延ばすことを意味する「後ろ倒し」などがあります。

延期の「期」という字を使った別の単語としては、あることを行うと前もって特定されている日を意味する「期日」、ある期日から他の期日に至るまでを意味する「期間」、あることが行われる時期が定まっていることを意味する「定期」などがあります。

順延の意味

順延とは

順延とは、順繰りに期日を延ばしていくことを意味しています。順延という言葉は「順番に」「延ばしていく」という字で成り立っていると考えるとこの言葉の意味が分かりやすくなります。

表現方法は「順延になる」「雨天順延」「明日に順延」

「順延になる」「雨天順延」「明日に順延」などが、順延を使った一般的な言い回しです。

順延の使い方

順延というのは、先々の予定を順繰りに延ばしていくことを意味している言葉です。例えば、Aの資料の締め切りを1日延ばし、Bの資料の締め切りを2日延ばし、Cの資料の締め切りを3日延ばすというような使われ方です。

Aの資料の締め切りが1日延びたことにより、Bの資料とCの資料の締め切りもそれに応じて順繰りに延びていく様子を「順延」という言葉で表現します。一つの予定がズレたことにより、他の予定も影響を受けて延期される場合に使われる言葉です。

順延というのは、順番を守った上で延期されていく場合にのみ使われる言葉です。順番が入れ替わったりする場合には順延という言葉は使えません。例えば、Aの予定が1日、Bの予定が2日、Cの予定が3日に行われるとします。

その場合、Aの予定が2日に延期された時、Bの予定が3日、Cの予定が4日になる場合には、順延と言えます。しかし、Aの予定が4日、Bの予定が2日、Cの予定が3日などのように順番が入れ替わった場合には、順延とは表現しません。

順延の類語

順延のの類語・類義語としては、実行せずに様子を見ることを意味する「見合せる」、日時や期限を先に延ばすことを意味する「繰延べる」などがあります。

順延の「順」という字を使った別の単語としては、ある基準に従った並び方や、その位置を意味する「順序」、主に漢字を書くときの筆運びの順序を意味する「筆順」、大人しく素直なことを意味する「温順」などがあります。

延長の意味

延長とは

延長とは、長さや期間を延ばすことや、時間などが予定よりも延びてしまうことなどを意味しています。

延長の使い方

延長とは、予定していた時間や日程、期間よりも長くなってしまった際に使用する言葉です。例えば「試合は同点で延長戦にもつれ込んだ」などのように使用します。この言葉は、期日だけでなく、時間や日程など様々な物事に対して使用できるものです。

延長という言葉を使用する際には、最初にはっきりと終わる時間などが決められていた場合に限ります。決められていた時間や予定していた日程よりも長くなってしまう場合に「延長」という言葉を使います。

延長は、一続きになっているものを延ばすという意味を持つ言葉でもあります。つまり、日付や時間など、未来に繋がっているものに対して、それを延ばして先に送ることを延長と表現しているものです。

例えば「朝から続いていた会議は、午後にまで延長された」などのように、一連の流れの中で長引いていくような場合に「延長」という言葉を使うのだと考えると分かりやすいでしょう。

表現方法は「延長する」「延長される」「延長線上」

「延長する」「延長される」「延長線上」などが、延長を使った一般的な言い回しです。

延長の対義語

延長の対義語・反対語は距離や時間などを短くする意味を持つ「短縮」(読み方:たんしゅく)です。

延長の類語

延長の類語・類義語としては、時間や距離をのばすことを意味する「延伸」、伸び広がることを意味する「伸展」などがあります。

延長の「長」という字を使った別の単語としては、動作や態度などが落ち着いていて気の長いことを意味する「悠長」、寿命の長いことを意味する「長寿」、長く並んでいるものの例えを意味する「長蛇」などがあります。

延期の例文

1.商品会議の日程が、明日から来週に延期されたそうです。
2.今週は天気が悪いので、外出は後日に延期することにした。
3.一緒に遊びに行く予定だった友達が風邪をひいてしまったので、予定を後日に延期した。
4.今年の春に予定していたマラソン大会は、参加人数の確保が難しくなったため、今年の秋に延期することが決まりました。
5.今週末は、家族でピクニックに行く予定なのだが、台風が上陸との予報なので延期も視野に入れている。
6.海外出張中の同僚から、現地での交渉が長引きそうなので、帰国が予定よりも一週間程度延期になりそうだとの電話があった。

この言葉がよく使われる場面としては、決めていた期日や期限を延ばすことを表現したい時などが挙げられます。延期というのは、漢字の通り「期日」を「延ばす」という意味を持つ言葉であると覚えておくようにしましょう。

延期とは、予め決められていた期日や日程、期限などを先に延ばす場合に使用される言葉です。延ばす期限については、遠い日程でも近い日程でも問題なく、自由に延期期間を設定することが出来ます。

順延の例文

1.雨天により工事日程を順延することになった。
2.今回の仕事に関しては、関連会社の業務都合で順延されることになった。
3.運動会は、雨天順延となります。
4.保護者の皆さまに、運動会が雨天順延した場合の対応についてお知らせをさせていただきます。
5.ロケットの打ち上げ予定は今日の午前中であったが、天候不順のために明日以降に順延となった。
6.工事の計画は土地収用が思うように進まず、順延されつづけた結果、竣工したのは当初の案よりも5年遅れてのことだった。

この言葉がよく使われる場面としては、順繰りに予定していた期日を先に延ばしていくことを表現したい時などが挙げられます。順延というのは、漢字の通り「順番に」「延ばしていく」という意味を持つ言葉です。

順を追って一日ずつ延期されるような場合について「順延」という言葉を使うことが出来ます。順番が乱れたり、入れ替わったりする場合には、順延という言葉を使うことは出来ないので注意するようにしましょう。

延長の例文

1.友達とカラオケに来て盛り上がったので、時間を延長することにした。
2.会議は結論が出ずに難航し、どんどんと延長していった。
3.どうしても仕事が終わらなかったので、出張期間を延長することになった。
4.あまりに盛り上がりすぎてみんな歌い足りないと言い出したので、カラオケの利用時間を30分延長することにした。
5.人々は恋愛の延長線上に結婚があると考えがちだか、その考え方が「こんなはずじゃなかった…」と離婚する夫婦を増やしているのではないか。
6.図書館で借りた本が思いの外難しくて返却期限までに読み終わりそうにないので延長申請をした。

この言葉がよく使われる場面としては、長さや期間を延ばすことや、時間などが予定していたよりも延びてしまうことを表現したい時などが挙げられます。延長というのは、一続きになっている物事を、何かの理由で先延ばすことを意味している言葉です。

延長とは、「長く」「延ばす」と書く言葉です。物事が繋がっていて、その一連の流れの中で時間や期限、期間などが延びていく場合に「延長」と使われます。また、長さの足りないコードなどを延ばす際にも「延長コード」などと表現されます。

いずれも、細切れになっていない、一続きになっている物事を先に延ばすことを意味する表現であるとを覚えておくようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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