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【ご一緒します】と【お供させていただきます】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「ご一緒します」と「お供させていただきます」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご一緒します」と「お供させていただきます」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「ご一緒します」と「お供させていただきます」の違い

「ご一緒します」は「お供させていただきます」の間違い

「ご一緒します」と「お供させていただきます」の違いを分かりやすく言うと、「ご一緒します」とは「お供させていただきます」の間違った使い方、「お供させていただきます」とは目上の人に付き従うことです。

「ご一緒します」は目上の人に使える正しい敬語ではない

一般的には「ご一緒します」という言葉は目上の人に対して使うことができません。意味が似ていることから、「お供させていただきます」のことを間違えて「ご一緒します」を使っている人がほとんどです。

「お供させていただきます」は目上の人に使える正しい敬語

正しい言葉である「お供させていただきます」を使った分かりやすい例としては、「私もお供させていただきます」「はい喜んでお供させていただきます」「是非お供させてください」などがあります。

「お供させていただきます」という言葉は目上の人に対して使えるのですが、「ご一緒します」という言葉は目上の人に対して使えません。同時に「お供させていただきます」という敬語の意味について「目上の人に付き従うこと」と覚えておきましょう。

「ご一緒します」は目上の人に対して使うことができないのですが、対等な立場の人に対しては使うことができます。

「お供させていただきます」の英語表記

「お供させていただきます」を英語にすると「accompany」となり、例えば上記の「はい喜んでお供させていただきます」を英語にすると「I’d be delighted to accompany you」となります。

「ご一緒します」の意味

「ご一緒します」とは

「ご一緒します」とは、「お供させていただきます」の間違った使われ方です。

「ご一緒します」という言葉を目上の人対して使うと、間違った日本語になります。意味が似ているため、「お供させていただきます」と混同してしまう人が多いようですが、間違った使い方なので使わないように気を付けましょう。

「ご一緒します」の使い方

「ご一緒します」は一緒に行くことを意味する「一緒する」を丁寧にした言葉であり、「させてもらいます」という謙譲の意味はないので、目上の人に対して使うことはできません。

もし、目上の人に対して使いたいのであれば、謙譲語である「お供させていただきます」や「ご一緒させていただきます」を使うようにしましょう。謙譲語とは、自分の行動を相手よりも下の立場として表現することにより相手への敬意を示すことです。

また、「喜んで」というフレーズをつけて「喜んでご一緒させていただきます」とすると、是非一緒に行きたいという気持ちを強調できるので、相手に好印象を与えることができます。

表現方法は「ご一緒しましょう」「ご一緒する機会」「ご一緒出来たら嬉しいです」

「ご一緒しましょう」「ご一緒する機会」「ご一緒出来たら嬉しいです」「ご一緒させてください」などが、「ご一緒します」を使った一般的な言い回しになります。

「お供させていただきます」の意味

「お供させていただきます」とは

「お供させていただきます」とは、目上の人に付き従うことを意味しています。

「お供させていただきます」の使い方

「お供させていただきます」を使った分かりやすい例としては、「是非お供させていただきます」「会場まで喜んでお供させていただきます」「本日はお供させていただきます」「次の出張は私がお供させていただきます」などがあります。

「お供させていただきます」は「君も一緒に行かないか?」「これから一緒にどうだい?」などのように、目上の人からお誘いを受けた際の返事として使う謙譲語です。

また、「お供させていただきます」は下から上の者に対して使う敬語なので、同等の立場や目下の人に対しては使うことができません。

「喜んでお供させていただきます」でさらに好印象

「お供させていただきます」に「喜んで」というフレーズをつけて「喜んでお供させていただきます」とすると、是非一緒に行きたいという気持ちを強調できるので、相手に好印象を与えることができます。

「お供させていただきます」の類語

「お供させていただきます」の類語・類義語としては、主たる人に付き従って行くことを意味する「同行する」、一緒に連れ立って行くことを意味する「同伴する」、同席させていただくことを意味する「ご相伴にあずかる」(読み方:ごしょうばんにあずかる)などがあります。

「ご一緒します」の例文

1.「ご一緒します」という言葉は目上の人に対しては使うことができないので、おそらく「お供させていただきます」の言い間違いだろう。
2.「お供させていただきます」という言葉は目上の人に付き従うことで、「ご一緒します」は対等な関係の人に使う言葉です。
3.「ご一緒します」という言葉を、目上の人に使うのは今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.目上の人に対して、喜んでご一緒しますという言葉を使う人はいるが、正しくは喜んでお供させていただきますです。
5.目上の人に対して、明日お供させていただきますという言い方はするが、明日ご一緒しますという言い方はしません。

この言葉がよく使われる場面としては、「お供させていただきます」という言葉を間違えて「ご一緒します」と表現している時などが挙げられます。

「ご一緒します」という言葉は目上の人に対して使えない言葉なので、「お供させていただきます」を間違えて使っている可能性が高いです。

「ご一緒します」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「ご一緒します」ではなく、「お供させていただきます」と表現するのが正しい使い方になります。

「お供させていただきます」の例文

1.お誘いありがとうございます、喜んでお供させていただきます。
2.部長から研究会へのお誘いが来たので、お供させていただきますと返事をしました。
3.山田部長、その場所まで私もお供させていただきます。
4.今日の勉強会はとても有意義でした、またお供させていただきたいです。
5.上司からお食事のお誘いを受けたので、お供させていただきますと返事をした。

この言葉がよく使われる場面としては、目上の人に付き従うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、目上の人に対してしか使えない言葉です。

「ご一緒します」と「お供させていただきます」はどちらも付き従うことを表わしています。どちらを使うか迷った場合は、対等な関係な人に対しては「ご一緒します」を、目上の人に対しては「お供させていただきます」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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