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【座る】と【据わる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「すわる」という読み方の「座る」と「据わる」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「座る」と「据わる」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「座る」と「据わる」の違い

「座る」と「据わる」の意味の違い

「座る」と「据わる」の違いを分かりやすく言うと、「座る」とは膝を折り曲げて物の上に腰を下ろすこと、「据わる」とはぐらつかないで安定していることという違いです。

「座る」と「据わる」の使い方の違い

一つ目の「座る」を使った分かりやすい例としては、「ついに警視総監の椅子に座ることができた」「あそこの椅子に座るようにとお願いされました」「出向した課長の後釜に座ることになった」「このソファーに5人座るのは無理です」などがあります。

二つ目の「据わる」を使った分かりやすい例としては、「彼女は飲み過ぎて目が据わっている」「彼は腹の据わった男性です」「赤ちゃんの首が据わったのでお風呂に入れやすくなりました」「父親がお酒を飲み過ぎて目が据わった状態で帰ってきた」などがあります。

「座る」と「据わる」の使い分け方

「座る」と「据わる」はどちらも「すわる」と読む同音の言葉ですが、使い方が異なっているので間違えないように注意しましょう。

「座る」は「椅子に座る」「部長の後釜に座る」などように、物の上に腰を下ろすことやある地位や役職に就くことの意味で使います。

一方、「据わる」は「首が据わる」「肝が据わる」「目が据わる」などように、安定していること、一か所から動かない状態になること、落ち着いて何事にも動じないことの意味で使います。

上記のように使い方が異なっているため「座る」と「据わる」はお互い置き換えることができません。そのため、「椅子に据わる」や「肝が座る」などとは使わないようにしましょう。

「座る」と「据わる」の英語表記の違い

「座る」を英語にすると「sit」「sit down」となり、例えば上記の「このソファーに5人座るのは無理です」を英語にすると「Five people can’t sit on this sofa」となります。

一方、「据わる」を英語にすると「glass」「glaze」となり、例えば上記の「彼女は飲み過ぎて目が据わっている」を英語にすると「She’s had too much to drink, her eyes look glazed」となります。

「座る」の意味

「座る」とは

「座る」とは、膝を折り曲げて物の上に腰を下ろすことを意味しています。その他にも、ある地位や役職に就くことの意味も持っています。

「座る」の使い方

「畳の上に胡坐をかいて座る」「ずっと椅子に座っていたので疲れてしまった」などの文中で使われている「座る」は、「膝を折り曲げて物の上に腰を下ろすこと」の意味で使われています。

一方、「ついに学長の椅子に座ることができた」「社長の後釜に誰が座るか話題になっています」などの文中で使われている「座る」は、「ある地位や役職に就くこと」の意味で使われています。

「座る」は、椅子や床などの物の上に腰を下ろす場合や、会社である地位や役職に就く場合に使う言葉と覚えておきましょう。

「後釜に座る」の意味

「座る」を使った有名な言葉としては、「後釜に座る」があります。「後釜に座る」とは、前任者が退いた後、あまり時間が経たずにその地位に就くことを意味しています。

表現方法は「椅子に座る」「床に座る」「座るポーズ」

上記の「後釜に座る」以外では、「椅子に座る」「床に座る」「座るポーズ」「座る男」などが、「座る」を使った一般的な言い回しになります。

「座る」の対義語

「座る」の対義語・反対語としては、ある場所に真っ直ぐ縦になっているを意味する「立つ」があります。

「座る」の類語

「座る」の類語・類義語としては、あるものが他の所まで達することを意味する「着く」、椅子やソファーに座ることを意味する「掛ける」、椅子や台などの上に腰を下ろすことを意味する「腰掛ける」などがあります。

「据わる」の意味

「据わる」とは

「据わる」とは、ぐらつかないで安定していることを意味しています。その他にも、確かな存在としてその位置を占めること、一か所から動かない状態になること、落ち着いて何事にも動じないことの意味も持っています。

「据わる」の使い方

「赤ちゃんは動くたびに首がぐらぐらするので首が据わってなさそうだ」「顔の真ん中にどっしりと据わっている鼻」などの文中で使われている「据わる」は、「ぐらつかないで安定していることや確かな存在としてその位置を占めること」の意味で使われています。

一方、「彼は目が据わっているので怒ってる可能性がある」「彼女は何事にも動じない肝が据わった人だ」などの文中で使われている「据わる」は、「一か所から動かない状態になることや落ち着いて何事にも動じないこと」の意味で使われています。

「目が据わる」「肝が据わる」「腰が据わる」の意味

「据わる」は慣用句としてよく使われており、「目が据わる」「肝が据わる」「腰が据わる」「尻が据わる」「腹が据わる」などが有名です。

「肝が据わる」は落ち着いていてめったなことには驚かない、「腰が据わる」は落ち着いて物事をし続ける、「尻が据わる」は一つの所に身を落ち着けて物事をする、「腹が据わる」は物事に動揺しなくなる、「目が据わる」は酔ったり怒ったりして一点を見つめたまま動かなくなることを意味しています。

どの慣用句も「据わる」を「座る」と書くのは誤りなので、間違えないように注意しましょう。

表現方法は「首が据わる」「胆が据わる」「胴が据わる」

上記以外の「据わる」を使った一般的な言い回しとしては、「首が据わる」「胆が据わる」「胴が据わる」などがあります。

「据わる」の類語

「据わる」の類語・類義語としては、平静を失わないことを意味する「動揺しない」、物事を恐れない心があることを意味する「度胸がある」などがあります。

「座る」の例文

1.新入社員は下座に座るのが絶対なので、間違えないようにしよう。
2.間もなく講演が始まるので空いている席に座ってくださいと、場内アナウンスがありました。
3.彼女は子供達を自分の周りに座らせると、絵本を読み始めました。
4.贈賄事件で逮捕された総理大臣の後釜に誰が座るか、日本中で話題になっています。
5.長年夢に見ていた学園長の椅子に座ることができて、とても嬉しいです。

この言葉がよく使われる場面としては、膝を折り曲げて物の上に腰を下ろすことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、ある地位や役職に就くことを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「座る」は膝を折り曲げて物の上に腰を下ろすことの意味で、例文4と例文5の「座る」はある地位や役職に就くことの意味で使っています。

「据わる」の例文

1.歯茎が痩せて入れ歯の据わりが悪くなってきたので、歯医者を予約することにしました。
2.この学園の中央には校長先生の銅像がどっしりと据わっている。
3.道に座っている酔っ払いの目が据わっていて怖かったので、すぐにその場から立ち去ることにした。
4.我がチームのキャプテンは、全国大会の決勝が始まる前もいつも通りニコニコしていたので、肝が据わっている。
5.彼は仕事でイレギュラーなことが起きても慌てることがないので、腹が据わっていると思う。

この言葉がよく使われる場面としては、ぐらつかないで安定していることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、確かな存在としてその位置を占めること、一か所から動かない状態になること、落ち着いて何事にも動じないことを表現したい時にも使います。

例文1の「据わる」はぐらつかないで安定していること、例文2の「据わる」は確かな存在としてその位置を占めること、例文3の「据わる」は一か所から動かない状態になること、例文4と例文5「据わる」は落ち着いて何事にも動じないことの意味で使っています。

「座る」と「据わる」という言葉は、どちらも「すわる」と読みますが使い方が少し違います。膝を折り曲げて物の上に腰を下ろすことを表現したい時は「座る」を、ぐらつかないで安定していることを表現したい時は「据わる」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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