【お願いできますでしょうか】と【お願いできますか】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「お願いできますでしょうか」と「お願いできますか」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「お願いできますでしょうか」と「お願いできますか」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「お願いできますでしょうか」と「お願いできますか」の違い

「お願いできますでしょうか」は「お願いできますか」の間違い

「お願いできますでしょうか」と「お願いできますか」の違いを分かりやすく言うと、「お願いできますでしょうか」とは「お願いできますか」の間違った使い方、「お願いできますか」とはお願いすることの敬語です。

「お願いできますでしょうか」は誤字

一般的には「お願いできますでしょうか」という言葉は存在しません。言い回しが似ていることから、「お願いできますか」のことを間違えて「お願いできますでしょうか」を使っている人がほとんどです。

「お願いできますか」は正しい日本語

正しい言葉である「お願いできますか」を使った分かりやすい例としては、「彼に伝言をお願いできますか」「この件に関して一言お願いできますか」「明日の予約をお願いできますか」「車の手配をお願いできますか」などがあります。

「お願いできますか」という言葉はあっても、「お願いできますでしょうか」という言葉は存在しません。同時に「お願いできますか」という敬語の意味について「願うこと」と覚えておきましょう。

「お願いできますか」の英語表記

「お願いできますか」を直訳した英語はないのですが、近い表現として「could you~」「can you~」「would you~」「wii you~」となり、例えば上記の「彼に伝言をお願いできますか」を英語にすると「Can you give him a message」となります。

「お願いできますでしょうか」の意味

「お願いできますでしょうか」とは

「お願いできますでしょうか」とは、「お願いできますか」の間違った使われ方です。

「お願いできますでしょうか」という言葉は間違った言葉として広まっています。言い回しが似ているため、「お願いできますか」と混同してしまう人が多いようですが、間違った敬語なので使わないように気を付けましょう。

「お願いできますでしょうか」が間違った敬語である理由

「お願いできますでしょうか」がなぜ間違った敬語なのかというと、二重敬語だからです。二重敬語とは「尊敬語+尊敬語」「謙譲語+謙譲語」「丁寧語+丁寧語」のように同じ種類の敬語を重複させることを言います。

今回の場合だと、「ます」と「でしょうか」がどちらも丁寧語で二重敬語の例に当てはまっているので、間違った表現方法になっています。

しかし、「お願いできますでしょうか」は多くの人が使っており、使用するのが容認されている傾向があります。そのため、一概には間違った敬語の使い方ではないと言えなくなってきてるのが現実です。

「お願いできますか」の意味

「お願いできますか」とは

「お願いできますか」とは、お願いすることの敬語を意味しています。

「お願いできますか」の使い方

「お願いできますか」を使った分かりやすい例としては、「この場所にサインをお願いできますか」「この件に関して調査をお願いできますか」「英語が苦手なので翻訳をお願いできますか」「引き続き私のサポートお願いできますか」などがあります。

「お願いできますか」は敬語ではあるものの、目上の人に対して使うと失礼な言い方になってしまいます。そのため、目上の人に対して使う場合は、「お願いしてもよろしいでしょうか」「お願い存じ上げます」「お願い申し上げます」などを使うといいでしょう。

同等の立場や目下の人に対しては、「お願いできますか」を使っても問題ありません。また、「お願いできますか」をフランクにした言い方として「お願いします」がありますが、命令口調と捉えられることもあるので使う際には注意が必要です。

「お願いできますか」の類語

「お願いできますか」の類語・類義語としては、物事の実現を強く求めることを意味する「要望」、必要だとして強く願い求めることを意味する「要請」、人に用件を頼むことを意味する「依頼」などがあります。

「お願いできますでしょうか」の例文

1.「お願いできますでしょうか」という言葉は正しい敬語ではないので、おそらく「お願いできますか」の言い間違いだろう。
2.「お願いできますか」という言葉はお願いすることの敬語で、「お願いできますでしょうか」という言葉は間違っています。
3.「お願いできますでしょうか」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.山田さんに伝言をお願いできますでしょうかという言葉を使う人はいるが、正しくは山田さんに伝言をお願いできますかです。
5.こちらの用紙に署名をお願いできますかという言葉はあるが、こちらの用紙に署名をお願いできますでしょうかという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「お願いできますか」という言葉を間違えて「お願いできますでしょうか」と表現している時などが挙げられます。

「お願いできますでしょうか」という言葉は正しい敬語ではないので、「お願いできますか」を間違えて使っている可能性が高いです。

「お願いできますでしょうか」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「お願いできますでしょうか」ではなく、「お願いできますか」と表現するのが正しい使い方になります。

「お願いできますか」の例文

1.その日は緊急の会議が入ってしまったので、日程の変更をお願いできますか。
2.では監督、今シーズンの優勝について何か一言お願いできますか。
3.店員さんすみません、これらの靴を試着したいのでお願いできますか。
4.私はフランス語がよく分からないので、日本語への翻訳お願いできますか。
5.海外からのお客様のお問合せですが、私は英語が話せないので、田中さん対応お願いできますか。

この言葉がよく使われる場面としては、お願いすることの敬語を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように様々な場面で使うことができる言葉です。

「お願いできますでしょうか」と「お願いできますか」どちらを使うか迷った場合は、「お願いできますでしょうか」は間違った敬語の使い方なので、正しい敬語である「お願いできますか」を使うようにしましょう。

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