【長らく】と【永らく】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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同じ「ながらく」という読み方の「長らく」と「永らく」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「長らく」と「永らく」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。



「長らく」と「永らく」の違い

「長らく」と「永らく」の意味の違い

「長らく」と「永らく」の違いを分かりやすく言うと、「長らく」とは単純に長い間のこと、「永らく」とは「長らく」よりも遥かに長い間のことという違いです。

「長らく」と「永らく」の使い方の違い

一つ目の「長らく」を使った分かりやすい例としては、「大変長らくお待たせいたしました」「長らくの間ご利用いただき感謝しています」「長らくご無沙汰しております」「長らく雪が降りませんでした」などがあります。

二つ目の「永らく」を使った分かりやすい例としては、「永らくのご愛顧誠にありがとうございました」「永らく悩んでいた病気の解決策が見つかりほっとしています」「永らくレギュラーとして出演して番組が終わることをしり悲しい気持ちになる」などがあります。

「長らく」と「永らく」の使い分け方

「長らく」と「永らく」はどちらも長い間のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあります。

「長らく」と「永らく」の一番の違いは期間が違うことです。「長らく」はたた単純に長い間のことを意味しているのに対して、「永らく」は「長らく」よりも遥かに長い間を表わす場合に使います。

例えば、お客さんを長い間待たせてしまった場合には、ただ単純に長い時間を表わしているので「長らくお待たせしました」と「長らく」の方を使うのが適切ですし、100年続いているお店を呼ぶ時は「あの店は永らく続いてる」と「永らく」の方を使うのが適しているでしょう。

ただし、明確な期間の定義があるわけではないので、「長らく」と「永らく」の使い分けはあくまでもイメージの問題になります。

「長らく」と「永らく」の英語表記の違い

「長らく」も「永らく」も英語にすると「long」となり、例えば上記の「長らく雪が降りませんでした」を英語にすると「We have not had snow for a long time」となります。

「長らく」の意味

「長らく」とは

「長らく」とは、長い間のことを意味しています。

「長らく」の使い方

「長らく」を使った分かりやすい例としては、「長らくのご愛顧誠にありがとうございました」「大学を卒業してから友人達と長らく会っていない」「長らく愛用していたお店がリニューアル工事のため休業しました」「長らく海外にいたため日本語を忘れてしまった」などがあります。

「長らく」はどれくらいの期間か

「長らく」はどれくらいの期間だろうと思う人がいると思いますが、明確な期間は決まっていません。

例えばお店などで「長らくお待たせしました」と言われた場合は数時間前後ですし、「長らく運動していません」とすると1年前後だったりします。

上記のようにどれくらいの期間なのかは、状況によって使い分けると覚えておきましょう。ただし、数年では表せないとてつもない長い間を表わす場合は「永らく」を使います。

表現方法は「長らくお待たせしました」「長らくお世話になりました」

「長らくお待たせしました」「長らくお世話になりました」などが、「長らく」を使った一般的な言い回しになります。

「長らく」の類語

「長らく」の類語・類義語としては、極めて長いことを意味する「長々」、ある時点までの間隔が大きいことを意味する「長い」、長い期間のことを意味する「長期間」、長い年月のことを意味する「長年」などがあります。

「永らく」の意味

「永らく」とは

「永らく」とは、永い間のことを意味しています。

「永らく」の使い方

「永らく」を使った分かりやすい例としては、「体調不良のため永らく休職していました」「建物は永らく放置されていたが去年解体されました」「両親と永らく縁を切っていたが結婚を機に再び会うことにしました」などがあります。

「永らく」はどれくらいの期間か

「永らく」がどれくらいの期間かと言うと、明確な期間は決まっていないのですが、数年では表せないとてつもない長い期間になります。短い期間を表わす場合は「長らく」の方を使うと覚えておきましょう。

表現方法は「永らくご愛顧誠にありがとうございました」「永らくぶり」

「永らくご愛顧誠にありがとうございました」「永らくぶり」などが、「永らく」を使った一般的な言い回しになります。

「永らく」の類語

「永らく」の類語・類義語としては、いつまでも果てしなく続くことを意味する「永遠」、限りのない永い年月のことを意味する「永世」、非常に長く続くことを意味する「延々」、永く続くことを意味する「永続」などがあります。

「長らく」の例文

1.長らくのご愛顧とご愛読ありがとうございました。次回作にご期待ください。
2.今年度で定年を迎えた部長に、長らくお疲れ様でしたと挨拶をする。
3.祖父は病気で長らく入院していましたが、無事病気が完治し退院することができました。
4.当店は本日をもちまして閉店させていただきました。長らくご愛顧いただきました皆々様に、心から厚く御礼申し上げます。
5.長らく脅威だった熊が討伐されたので、町の人達は喜びました。

この言葉がよく使われる場面としては、長い間のことを表現したい時などが挙げられます。

例文1や例文4のような、「長らくご愛顧」という言い回しはよく使われています。

「永らく」の例文

1.この定食屋は開店から20年、地元の人達から永らく愛されています。
2.体調不良のため永らくブログをお休みしておりましたが、更新再開の目処が立ちましたのでまたよろしくお願いいたします。
3.古豪と言われてたチームは永らく低迷が続いていたが、昨年から再び力をつけ始め、優勝争いに絡んできた。
4.弊社には永らく使われていない部屋があるというが、一体何が置かれているのだろうか。
5.この駅は永らく貨物専用駅として営業していたが、地域活性化のため旅客駅としても営業することになった。

この言葉がよく使われる場面としては、永い間のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、とてもつもなく長い間を表現する場合に「永らく」を使うことが多いです。

「長らく」と「永らく」という言葉は、どちらも「ながらく」と読みます。どちらの言葉を使うか迷った場合は、単に長い時間を表現したい時は「長らく」を、いつまでも限りなく続く永遠的な時間のことを表現したい時は「永らく」を使います。

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