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【眉唾】と【眉唾物】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「眉唾」(読み方:まゆつば)と「眉唾物」(読み方:まゆつばもの)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「眉唾」と「眉唾物」という言葉は、どちらも真偽の疑わしいことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




眉唾と眉唾物の違い

眉唾と眉唾物の意味の違い

眉唾と眉唾物の違いを分かりやすく言うと、眉唾は真偽の疑わしいことだけでなく、用心することの意味も持つという違いです。

眉唾と眉唾物の使い方の違い

一つ目の眉唾を使った分かりやすい例としては、「彼の口ぶりから眉唾の話だと感じた」「その噂は眉唾ではないかと思う」「眉唾ものの健康法にのめり込む」「詐欺かもしれないので眉唾の心構えで話を聞く」などがあります。

二つ目の眉唾物を使った分かりやすい例としては、「この勉強法で東大合格なんて眉唾物だなあ」「そのニュースは眉唾物だ」「彼が心を入れ替えたなんて眉唾物だね」「ゴシップ記事は眉唾物として読む」などがあります。

眉唾と眉唾物の使い分け方

眉唾と眉唾物という言葉は、だまされる心配のある物や真偽の疑わしいこと、という共通の意味を持っています。上記の例文にある「眉唾の話」の眉唾は、この意味で使われているため、眉唾を眉唾物に置き換えることが出来ます。

さらに眉唾には、だまされないよう用心することの意味もあります。上記の例文の「眉唾の心構えで話を聞く」の眉唾を眉唾物に置き換えることは出来ません。

つまり、眉唾と眉唾物という言葉は、真偽の疑わしいことの意味を持ちますが、眉唾はさらにだまされないよう用心することの意味も持ちます。これが、眉唾と眉唾物という言葉の違いになります。

眉唾と眉唾物の英語表記の違い

眉唾も眉唾物も英語にすると「fake」「questionable information」「unlikely」となり、例えば上記の「眉唾の話」を英語にすると「an unlikely story」となります。

眉唾の意味

眉唾とは

眉唾とは、だまされないよう用心することを意味しています。

その他にも、「眉唾物の省略」の意味も持っています。

表現方法は「眉唾な話」「眉唾ではない」「眉唾ではなかった」

「眉唾な話」「眉唾ではない」「眉唾ではなかった」などが、眉唾を使った一般的な言い回しです。

眉唾の使い方

「セールストークは眉唾して聞くようにしている」「一人暮らしの高齢者は眉唾で電話に出るように」「ダイエット広告には眉唾の目線が必要だ」などの文中で使われている眉唾は、「だまされないよう用心すること」の意味で使われています。

一方、「あくまでも眉唾の噂ですよ」「彼女の眉唾な話には気をつけて」「インターネットには根拠のない眉唾情報が溢れている」「眉唾ではない実力を目の当たりにした」などの文中で使われている眉唾は、「眉唾物の省略」の意味で使われています。

眉唾物の省略で使われることが多い

眉唾という言葉は二つの意味を持ちますが、だまされないよう用心することの意味で使われることはほとんどありません、多くの場合は眉唾物の省略として、信用できないことや真偽のはっきりしない物、だまされる危険のある物の意味で使われています。

眉唾の由来

眉唾とは、眉に唾を付ければ狐に化かされないという俗信から生まれた言葉です。江戸時代には、だまされないように用心することを意味すること「眉に唾をつける」という慣用句ができました。現代では、この慣用句を「眉唾をつける」と短縮形で話す人が増えています。

「眉唾を飲む」は誤り

眉唾を用いた誤った言い回しには「眉唾を飲む」があります。似た表現の正しい言い回しには、事の成り行きを見守って緊張している様子を意味する「固唾を呑む」、目の前にあるものが欲しくてたまらなくなることを意味する「生唾を飲み込む」があります。

眉唾の対義語

眉唾の対義語・反対語としては、用心が足りないことや警戒を怠ることを意味する「不用心」、うっかりしていて心の行き届かないことを意味する「迂闊」、軽々しく信じ込むことを意味する「軽信」、冷静な判断力を失って激しく信じ込むことを意味する「狂信」などがあります。

眉唾の類語

眉唾の類語・類義語としては、物事が不明であることを怪しく思うさまを意味する「訝しい」、どう聞いても嘘としか思えないさまを意味する「嘘っぽい」、あらかじめ注意し用心することを意味する「警戒」、悪い事がおこらないように用心することを意味する「注意」などがあります。

眉唾物の意味

眉唾物とは

眉唾物とは、だまされる心配のあるもの、真偽の確かでないもの、信用できないものを意味しています。

眉唾物の使い方

眉唾物を使った分かりやすい例としては、「眉唾物のような話ばかりする人だ」「そんな眉唾物の噂話は信じられない」「眉唾物の情報が氾濫している」「政治家の公約なんて眉唾物でしょう」などがあります。

その他にも、「流行りのダイエットは眉唾物でもすがりたい」「彼の説明は眉唾物と言わざるを得ません」「出来すぎた話で眉唾物だなあ」「伝記には眉唾物のようなエピソードが多い」「感染者数が減っているなんて眉唾物だ」などがあります。

眉唾物という言葉は、本当かどうか疑ってかかるべきもの、だまされる疑いのある信用の置けないものを意味する言葉です。

「眉唾物の情報」の意味

上記の例文の「眉唾物の情報」とは、だまされる可能性のある情報、真偽の確かでない情報のことです。

眉唾物の対義語

眉唾物の対義語・反対語としては、うそ偽りの全くないことや本物であることを意味する「正真正銘」、確か間違いのないことを意味する「確実」などがあります。

眉唾物の類語

眉唾物の類語・類義語としては、真実かどうか疑いたくなる様子を意味する「疑わしい」、全面的には信用できないことや疑う余地があることを意味する「怪しい」、どことなく怪しいことや油断ができないことを意味する「胡散臭い」などがあります。

眉唾の例文

1.SNSには怪しげなフェイクニュースが沢山あるから、眉唾の姿勢を持つように子供に言っている。
2.週刊誌には眉唾な話が多いけど、芸能ゴシップが面白いからつい買って読んでしまう。
3.先生と生徒が付き合っているなんて、女子高生が一番盛り上がりそうな眉唾の噂ですね。
4.妻が顔のリフトアップに買った美顔器は、結果的に眉唾ではなかったようだ。
5.身長が伸びるという栄養ドリンクを大量購入しようとしたら、眉唾ではないかと家族に止められた。
6.あそこの薬局で2万円の買い物をすればマスクを優先的に買えるなんて眉唾にも程がある。一体誰が言い出したのか。
7.あくまで眉唾の噂だといいながらも彼はもっともらしい話し方でサークル内のゴシップネタを披露するものだから、ちょっと信じてしまいそうだったよ。
8.有名動画配信サービスの広告動画であってもテレビでも流れているもの以外は眉唾のものが結構多く、とくにサプリメントや脱毛、ダイエット関係は注意したほうがいいだろう。
9.呪いやら心霊スポットやらは眉唾の話だと切り捨てるやつに限って、とても臆病だったりするから人間というのはおもしろい生き物だと思うよ。
10.あることないこと記事にする某スポーツ紙が今でも読者に愛されているのは、眉唾の話ほど人の興味をそそるものはないからではないだろうか。

この言葉がよく使われる場面としては、だまされないよう用心すること、だまされる心配のある物、真偽の疑わしいことを表現したい時などが挙げられます。

例文1にある眉唾は、だまされないよう用心することの意味で使われています。例文2から例文5にある眉唾は、だまされる心配のある物や真偽の疑わしいことの意味で使われています。このように眉唾という言葉は、ほとんどの場合は眉唾物と同じ意味で使われています。

眉唾物の例文

1.ローリスクハイリターンの投資なんて眉唾物であることは、素人にも分かるよ。
2.彼が持ちかけてきた儲け話に最初は身構えていたけど、話を聞くうちにまんざら眉唾物だとも思えない気がしてきた。
3.風水で家の間取りを決めるなんて眉唾物だなあ、と個人的には思うけど本人には言えないよ。
4.偏差値40から頑張って東大に合格したなんて眉唾物で、何かカラクリがあるに違いない。
5.お年玉を少ししかくれない叔父さんが、震災の復興支援に寄付をしたなんて眉唾物だ。
6.噂なんて大概眉唾物だ。ちゃんと本人に確認したり証拠や根拠を自分の目で見ずに鵜呑みにしてはいけない。
7.情報化社会とはいっても有用なものばかりではなく、眉唾物の情報が氾濫しているからこそ、情報をどうやって自分のものにするかが課題となっている。
8.21世紀は手のひらサイズの電話でコミュニケーションを取ることになると熱く語っても、三流SF作家も書かない荒唐無稽で眉唾物のような話だといってまともに聞いてくれるものはいなかったのだ。
9.混迷する日本社会のなかで政治不信は広がり、もはや政治家は眉唾物であると言ったとしても炎上することはなく、それどころか賞賛されてしまうことさえある。
10.まるで大本営発表のようだという言い方の原点は、戦時中の軍の大本営発表が嘘八百で眉唾物だった経緯からで、現代では非常に不名誉な意味で使われている。

この言葉がよく使われる場面としては、だまされる心配のある物、真偽の疑わしいことを表現したい時などが挙げられます。

例文2にある「まんざら眉唾物だとも思えない」とは、必ずしも疑わしいものだと思わないことを意味します。「まんざら」は満更と書き、打消しの語を伴って、否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ逆に肯定したりする気持ちを表します。

眉唾と眉唾物という言葉は、どちらも真偽の確かでないものや信用できないものを意味します。さらに眉唾には、だまされないよう用心することの意味もあることを覚えておきましょう。

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