【行間を読む】と【空気を読む】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「行間を読む」(読み方:ぎょうかんをよむ)と「空気を読む」(読み方:くうきをよむ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「行間を読む」と「空気を読む」という言葉は、どちらも相手の意図を汲み取ることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「行間を読む」と「空気を読む」の違い

「行間を読む」と「空気を読む」の意味の違い

「行間を読む」と「空気を読む」の違いを分かりやすく言うと、「行間を読む」とは具体的な行動が伴っていない、「空気を読む」とは具体的な行動が伴っているという違いです。

「行間を読む」と「空気を読む」の使い方の違い

一つ目の「行間を読む」を使った分かりやすい例としては、「彼は行間を読むのが苦手です」「彼女は物事をハッキリ言わないので行間を読むのに苦労をする」「人生経験が浅いので行間を読むのが苦手です」などがあります。

二つ目の「空気を読む」を使った分かりやすい例としては、「私は場の空気を読むのが苦手です」「彼女は空気を読むのが上手いのでどこへ行っても人気者です」などがあります。

「行間を読む」と「空気を読む」の使い分け方

「行間を読む」と「空気を読む」は似た意味を持つ言葉ですが、使い方に少し違いがあります。

「行間を読む」は文章や会話には直接表現されていない相手の真意を汲み取ることで、「空気を読む」はその場で自分が何をすべきか、すべきでないかを判断して行動することを意味しています。

つまり、「行間を読む」は相手の真意を汲み取るが具体的な行動が伴っていないのに対して、「空気を読む」は具体的な行動が伴っているのが違いになります。

また、「行間を読む」の情報源は文章や会話なのに対して、「空気を読む」の情報源は場の雰囲気や相手の表情というのも違いの一つです。

「行間を読む」と「空気を読む」の英語表記の違い

「行間を読む」も「空気を読む」も英語にすると「read between the lines」となり、例えば上記の「彼は行間を読むのが苦手です」を英語にすると「He is not good at reading between the lines」となります。

「行間を読む」の意味

「行間を読む」とは

「行間を読む」とは、文章には直接表現されていない筆者の真意を汲み取ることを意味しています。

表現方法は「行間を読む能力」「行間を読む力を鍛える」「行間を読むトレーニング」

「行間を読む能力」「行間を読む力を鍛える」「行間を読むトレーニング」「行間を読むのが苦手」などが、「行間を読む」を使った一般的な言い回しになります。

「行間を読む」の使い方

「行間を読む」を使った分かりやすい例としては、「この資料からは行間を読むのがとても難しい」「昔よりも行間を読むことができるようになっていた」「考え方を広げるためには行間を読むことが必要です」「本をたくさん読んで行間を読む力をつける」などがあります。

「行間を読む」は人間関係が円滑になったり、周りから信頼されることが増えるというメリットを持っている反面、相手との認識がズレたり、精神的疲れることが増えるというデメリットも持ち合わせています。

「行間を読む」は文章だけでなく会話でも使える

「行間を読む」は文章には直接表現されていない筆者の真意を汲み取ることを意味している言葉です。また、文章だけではなく、会話においても使うことができます。

「行間を読む」の由来

「行間を読む」の由来は文章の行と行の間の何も書いていない部分を読むことです。これが転じて、文字や言葉では表せていない相手の意図を汲み取ることの意味で使われるようになりました。

「行間を読む」の類語

「行間を読む」の類語・類義語としては、他人の言動や文章などを必要以上に読み取ることを意味する「深読みする」、相手の心情や事情を推し量ることを意味する「汲み取る」(読み方:くみとる)などがあります。

「空気を読む」の意味

「空気を読む」とは

「空気を読む」とは、その場の雰囲気から状況を推察することを意味しています。

表現方法は「空気を読むのが上手い」「空気を読む人」「空気を読むのがくだらない」

「空気を読むのが上手い」「空気を読む人」「空気を読むのがくだらない」などが、「空気を読む」を使った一般的な言い回しになります。

「空気を読む」の使い方

「空気を読む」を使った分かりやすい例としては、「場の空気を読むをことは社会人として必要です」「私は会話の流れや空気を読むのが不得意だ」「空気を読むのが凄く面倒なので嫌いです」「日本人は場の空気を読む人が多い」などがあります。

「空気を読む」はその場の雰囲気から状況を推察することを意味する言葉です。特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する場合に使います。

「空気を読む」は広く一般的に使われており、会社や学校、日常生活など様々な場面で聞いたことがあるでしょう。

反対に、その場の雰囲気にふさわしくない発言や行動をする人を「空気が読めない人」と言います。また若者の間では、空気が読めない人のことを「KY」と呼んでたりします。「KY」とは「kuki yomenai」の頭文字のKとYから成り立っている俗語です。

「空気を読む」の類語

「空気を読む」の類語・類義語としては、他人の事情や心中を思いやることを意味する「推察する」、推し量って知ることを意味する「察知する」、物事や人の言動などについて自分なりに考え理解することを意味する「解釈する」などがあります。

「行間を読む」の例文

1.私は行間を読むのが苦手なので、たくさん本を読んで克服しようと思います。
2.行間を読むトレーニングをするために、塾の先生からオススメされた本を購入しました。
3.恋人からのメッセージの行間を読むことが、恋愛を長続きさせる秘訣です。
4.言われたことをそのまま受け取るのではなく、相手が何を言いたいか行間を読むことが大事です。
5.この本は普通に読むのではなく、行間を読むことによってさらに面白くなります。

この言葉がよく使われる場面としては、文章には直接表現されていない筆者の真意を汲み取ることを表現したい時などが挙げられます。

「行間を読む」は使われる頻度はあまり多くない言葉です。

「空気を読む」の例文

1.私は空気を読むことが本当に必要なのか日々考えています。
2.彼は空気を読まない行動ばかりするので、クラスのみんなから嫌われています。
3.その案には反対だったが、私は空気を読んで何も言いませんでした。
4.日本社会では空気を読むことが求められているが、必ずしも正しいわけではありません。
5.私は空気を読んでその場に合わせたが、本当に正しい選択だったのだろうか。

この言葉がよく使われる場面としては、その場の雰囲気から状況を推察することを表現したい時などが挙げられます。

「空気を読む」は広く一般的に使われている言葉です。

「行間を読む」と「空気を読む」という言葉は、どちらも相手の意図を汲み取ることを表します。

どちらの言葉を使うか迷った場合、文章や会話には直接表現されていない真意を汲み取ることを表現をしたい時は「行間を読む」を、その場の雰囲気から状況を推察することを表現をしたい時は「空気を読む」を使うようにしましょう。

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