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【ホラー】と【ミステリー】と【サスペンス】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ホラー」と「ミステリー」と「サスペンス」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ホラー」と「ミステリー」と「サスペンス」という言葉は、映像や文学作品のジャンルという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ホラーとミステリーとサスペンスの違い

ホラーとミステリーとサスペンスの意味の違い

ホラーとミステリーとサスペンスの違いを分かりやすく言うと、ホラーは超自然的要素を伴う作品を表現する時に使い、ミステリーは推理を伴う作品を表現する時に使い、サスペンスは心理的恐怖を伴う作品を表現する時に使うという違いです。

ホラーとミステリーとサスペンスの使い方の違い

ホラーという言葉は、「友人はホラー映画を一人で見ることができないらしい」「ホラー小説の背筋が凍る感覚が好きだ」などの使い方で、観る者が恐怖感を味わって楽しむ作品を意味します。

ミステリーという言葉は、「ミステリーの醍醐味の一つは自分で推理を進めていくことだ」「ミステリーホラーは怖いが続きが気になってしまう」などの使い方で、事件や犯罪が発生から解決までの経過を描く推理作品を意味します。

サスペンスという言葉は、「サスペンスは犯人が分かっている状態から始まるものもある」「先日放映されたサスペンスドラマの録画を忘れた」などの使い方で、小説や映画などの展開や状況によって読者らに不安感や緊張感を与える作品を意味します。

ホラーとミステリーとサスペンスの使い分け方

ミステリーもサスペンスも、ドラマや映画などの映像作品、小説などの文学作品のジャンルとして確立しているものですが、前者は観客や読者に対して謎が提示されるような作品を、後者は観客や読者に緊張感を与えるような作品をそれぞれ指します。

そのため、ミステリーには謎や推理が必須ですが、サスペンスには必ずしもそれらを必要としません。

一方、ホラーという言葉は、サスペンスと同様に緊張感や恐怖心を感じさせる作品を指しますが、人間が引き起こすものを扱うサスペンスと、超常現象などが関わるホラーと区別されることが多くあります。

また、これらの言葉は「ミステリーホラー」「サスペンスホラー」などのように使われることもあり、該当する作品が多いジャンルの順に並べると、ミステリー>サスペンス>ホラーとなります。

これが、ホラー、ミステリー、サスペンスの明確な違いです。

ホラーの意味

ホラーとは

ホラーとは、恐怖や戦慄を意味しています。

これが転じて、今日ではホラーという言葉だけで、恐怖を感じるような映像や小説作品などを表すようになります。

表現方法は「ホラー映画」「ホラーゲーム」「ホラー画像」

「ホラー映画」「ホラーゲーム」「ホラー画像」などが、ホラーを使った一般的な言い回しです。

ホラーを使った言葉として、「コズミックホラー」「ホラー・パンク」があります。

「コズミックホラー」の意味

一つ目の「コズミックホラー」とは、20世紀初頭にオカルト作家として活躍したアメリカのラヴクラフトが提唱した宇宙的恐怖を意味する小説作品における特徴の一つです。

明確な定義は確立されていないものの、ラヴクラフトの死後にまとめ上げられた『クトゥルフ神話』が体系化されるうちに、宇宙や異次元からやってくる意思疎通も理解もできない根源的に異質な存在に重きを置くものとして扱われるようになりました。

「ホラー・パンク」の意味

二つ目の「ホラー・パンク」とは、1970年代のアメリカで生まれた音楽ジャンルの一つです。ホラー映画の人の恐怖心を駆り立てるようなイメージを帯びたパンクロックバンドの楽曲が該当します。

ホラーの類語

ホラーの類語・類義語としては、化け物や幽霊などが出てくる気味の悪い話を意味する「怪談」、心中の密かな恐れを意味する「鬼胎」(読み方:きたい)があります。

ミステリーの意味

ミステリーとは

ミステリーとは、神秘的なことを意味しています。

英語表記にすると「mystery」となりますが、これはギリシア語で神の隠された秘密や人間の知恵では計り知れないことを意味する「ミューステリオン」が語源となった言葉で、キリスト教圏内では、聖書に描かれた神秘の物語を指す言葉として使われています。

そのため、イエスの生誕や復活などを演劇作品の題材として扱った神秘劇を指すこともありますが、日本ではもっぱら、何らかの事件や犯罪が発生し、その合理的な解決までの経過を描く推理小説を指しています。

ミステリーにおける謎はトリックと呼ばれ、トリックやミステリ作品の基本ルールとして「ノックスの十戒」や、「ヴァン・ダインの二十則」などが明文化されましたが、このルールを破った作品ももちろん存在します。

今日では、事件そのものではなく暗号やパズルを解くことに重きを置く「パズル・ミステリ」や、読んだ後に嫌な気分になる「イヤミス」などのジャンルも存在しています。

表現方法は「ミステリー小説」「ミステリー映画」「ミステリー漫画」

「ミステリー小説」「ミステリー映画」「ミステリー漫画」などが、ミステリーを使った一般的な言い回しです。

ミステリーの類語

ミステリーの類語・類義語としては、怪しく不思議なことを意味する「怪奇」、内容や正体などがはっきりと分からない事柄を意味する「謎」、理解しようとしても理解できないことを意味する「不可解」、超自然の現象を意味する「オカルト」などがあります。

サスペンスの意味

サスペンスとは

サスペンスとは、小説や映画などの展開や状況によって読者らに対して与える不安感や緊張感を意味しています。

英語表記にすると「suspense」となり、引き伸ばすことを意味する「suspend」という動詞から派生してジャンル名とされるようになったと言われています。

表現方法は「サスペンスドラマ」「サスペンス小説」「サスペンス漫画」

「サスペンスドラマ」「サスペンス小説」「サスペンス漫画」などが、サスペンスを使った一般的な言い回しです。

サスペンスを使った言葉として、「クライムサスペンス」「サイコサスペンス」があります。

「クライムサスペンス」の意味

一つ目の「クライムサスペンス」とは、犯罪事件を扱ったスリリングな展開の物語を指す言葉です。

犯罪事件を扱うのはミステリーも同じですが、サスペンスは過去の事件ではなく、物語内の時間軸においてその時起きている犯罪に巻き込まれていく話を指します。

「サイコサスペンス」の意味

二つ目の「サイコサスペンス」とは、常軌を逸した人間の行動や心理に重きを置いた作品です。恐怖心を煽るような作品の場合はホラー作品に分類されることもありますが、超常現象が起きるわけではないため、「サスペンスホラー」として扱われます。

サスペンスの類語

サスペンスの類語・類義語としては、恐怖や極度の期待からくる緊張感を意味する「スリル」があります。

ホラーの例文

1.実況動画でならホラーゲームを見ることができるが、実際に自分でプレイすることはできそうにない。
2.夏なのでホラー映画を一緒に見ようと友人に言われたが、カーテンを閉め切って明かりを付けない室内で見る映画は流石に怖かった。
3.おすすめした小説の終わり方がホラーすぎて恐ろしかったと言われたが、そこが面白いと私がは感じる。
4.ホラーゲームを買ってみたはいいものの、あまりの怖さで自分ではクリアすることができないと感じ、YouTubeで実況プレイ動画を見ることにした。
5.夜にホラー映画を見たあとは、普段は気にもしない物音がもしかしたら幽霊の仕業かもしれないとひとりで恐れおののいていた。
6.料理が下手な友人に魚を三枚におろさせたのだが、台所の辺り一面が赤く染まってまるでホラーだなとからかってあげた。
7.君だけあのホラー小説をみても背筋が凍らないのは、ただ単に想像力が乏しいとか読解力がないだけだと思うのだがね。
8.子供向けのアニメ映画だと思って子どもたちにも見せてあげたが、若干ホラーテイストだったので子どもたちはとても怖がっていた。

この言葉がよく使われる場面としては、観る者が恐怖感を味わって楽しむ作品を意味する時などが挙げられます。

本来は恐怖や戦慄を意味する言葉ですが、今日ではホラーという言葉だけで作品のジャンルを指すようになり、今日では例文3のように「怖い」「怖すぎる」といった感情の表現と同じように使われることもあります。

ミステリーの例文

1.ミステリードラマを一緒に見ている母と、この後の展開がどうなるのかを話し合う時間が面白く、視野を広げさせてくれる。
2.一度はミステリーを書いてみたいと思ったものの、伏線を張ったり、物語の整合性をとるのが難しく頓挫している。
3.アガサの『アクロイド殺し』はミステリー界に大きな論争を招いたが、これもあって彼女はベストセラー作家となった。
4.「ノックスの十戒」の明文化は、ミステリー作品に基本的な枠組みを与えると同時にあえてそれを破ることにより、読み手側に新しいスリルを与えることにも成功した。
5.男は仕事の傍らでミステリー小説を書いていて、出来も素晴らしいと自画自賛していたが、出版社の返事は芳しくなかった。
6.昨日まであんなに仲が良かったカップルがなぜ今日になって別れてしまったのか、それこそ本当のミステリーだと思わないか?
7.わたしは確かにスーパーで叔母さんに会ったはずなのに、当の叔母さんはその時海外旅行に行っていたというのだから、まったくミステリーとしかいいようがないだろう。
8.わたしは世界中のありとあらゆるミステリー小説を買い漁るのが趣味で、気になるものがあるとすぐに購入ボタンをクリックしてしまうほどだ。

この言葉がよく使われる場面としては、何らかの事件や犯罪が発生し、その合理的な解決までの経過を描く推理小説を意味する時などが挙げられます。

本来は神秘的なことも意味する言葉なので、聖書の物語を題材とした演劇もミステリーに該当します。

サスペンスの例文

1.サスペンスホラーに該当する映像作品では、犠牲者の血などが簡潔に描写されて誰でも見やすい仕様になっている場合もある。
2.徐々に狂気的な事象や奇怪な事件に巻き込まれていくサスペンス作品は続きが気になって仕方がない。
3.サスペンス作品において、行き詰った主人公が他の登場人物の何気ない発言から解決の糸口を見出すのはよくあることだ。
4.サイコサスペンスは常軌を逸した人間の心理や行動を楽しむものであるが、歴史を振り返ってみれば、元カンボジア首相のポル・ポトは虚構よりも恐ろしいことをやってのけている。
5.主婦層がことさらサスペンスドラマを見てしまうのは、日々の生活が平凡でまったく刺激がないからだと思っている。
6.ドラマの第二シーズンではサスペンス要素が強いストーリーとなっており、主人公の刑事とヒロインの女性新聞記者との関係性にも大きな変化があるらしい。
7.犯人と主人公のだましだまされの本格サスペンスドラマに、わたしはハラハラドキドキしながらテレビの前でかじりついて観ていた。
8.この映画の前半は恋愛ドラマのような様相を呈してしているが、後半になるとサスペンス的展開になっていて観客を飽きさせないストーリー展開となっている。

この言葉がよく使われる場面としては、小説や映画などの展開や状況によって読者らに対して与える不安感や緊張感を意味する時などが挙げられます。

例文2と例文3のサスペンスという言葉は、謎の有無に関する記載がないためミステリーに置き換えて使うことができます。

ホラーとミステリーとサスペンスどれを使うか迷った場合は、超自然的要素を伴う作品を表す場合は「ホラー」を、推理を伴う作品を表す場合は「ミステリー」を、心理的恐怖を伴う作品を表す場合は「サスペンス」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
編集者
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