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【策定】と【制定】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「策定」(読み方:さくてい)と「制定」(読み方:せいてい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「策定」と「制定」という言葉は、どちらも定めることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




策定と制定の違い

策定と制定の意味の違い

策定と制定の違いを分かりやすく言うと、策定とは計画などを考えて定めること、制定とは法律などのルールを定めることという違いです。

策定と制定の使い方の違い

一つ目の策定を使った分かりやすい例としては、「設備投資プランの策定に携わることになった」「SDGsは2001年に国連で策定されました」「再建計画は現在策定中です」「営業戦略を立案し売上計画を策定する」などがあります。

二つ目の制定を使った分かりやすい例としては、「社内喫煙ルールの制定が決定した」「LGBT平等法の制定を目指した署名活動です」「今日は市民憲章の制定日です」「憲法制定後70年が経過した」などがあります。

策定と制定の使い分け方

策定と制定という言葉は、「定める」という共通する意味があり、ある事を取り決める時に用いられる言葉ですが、意味や使い方には違いがあります。

策定とは、あれこれ考えて決めることを意味し、政策や計画、方針などに対して使われる言葉です。一方、制定とは、掟や規則などを定めることを意味し、憲法や法令、校則などのルールに対して使われる言葉です。

つまり、二つの言葉はどちらも物事を定めることを意味しますが、定めるものが何であるかによって使い分ける必要があるのです。

策定と制定の英語表記の違い

策定を英語にすると「formulation」「decision」となり、例えば上記の「設備投資プランの策定」を英語にすると「formulation of a capital investment plan」となります。

一方、制定を英語にすると「enactment」「establishment」となり、例えば上記の「規則の制定」を英語にすると「establishment of rule」となります。

策定の意味

策定とは

策定とは、政策や計画をいろいろ考えて決めることを意味しています。

表現方法は「方針の策定」「策定する」「策定を行う」

「方針の策定」「策定する」「策定を行う」などが、策定を使った一般的な言い回しです。

策定の使い方

策定を使った分かりやすい例としては、「プロジェクトの実施計画を策定する」「企業戦略を策定するためのツールです」「この企画の策定方針をわかりやすく教えて下さい」「策定中の事業計画を英語に訳す」などがあります。

その他にも、「ビジネスプランを策定中です」「計画策定と意思決定の手法を学ぶ」「方針を策定してから手順書を作成する」「危機管理対策マニュアルを策定する」「予算策定を行う部署です」などがあります。

策定という言葉の「策」は前もって考えた手段や計画を表し、「定」は物事を一定の状態に落ち着かせることを表します。策定とは、計画を立てて決めることや、あれこれ考えて定めることを意味する言葉です。特にビジネスシーンにおいて、計画や方針などを定める時に用いられています。

策定の類語

策定の類語・類義語としては、計画を立てることや企てることを意味する「画する」、意志をはっきりと決定することを意味する「決断」、工夫して計画を立てることを意味する「立案」などがあります。

制定の意味

制定とは

制定とは、法律や規則などを定めることを意味しています。

表現方法は「制定する」「制定される」「制定された」

「制定する」「制定される」「制定された」などが、制定を使った一般的な言い回しです。

制定の使い方

制定を使った分かりやすい例としては、「新しい法律を制定する」「交通バリアフリー法が制定された」「制定されている法令が施行される」「条例の制定日を確認する」「制定された規則を英語に訳す」「政府は新しい憲法の制定を急いでいた」などがあります。

その他にも、「制定法主義において判例は法規範としての効力は薄い」「制定法をわかりやすく教えて下さい」「9月1日を防災の日と制定する」「社内ルールを制定する」「なぜ学校は校則を制定するのだろう」などがあります。

制定という言葉の「制」は、秩序づける枠や取り決めることを表します。制定とは、掟や規則などを定めることを意味し、特に、立法機関が一定の手続きによって法令を定めることを表す言葉です。

「制定法」の意味

上記の例文にある「制定法」とは、立法機関によって一定の手続で制定される法のことです。文章形式で表現されるので成文法とも言われます。対する言葉には、慣習法や判例法などの不文法があります。

制定の類語

制定の類語・類義語としては、ある物事や条件をつくり定めることを意味する「設定」、制度や計画などをしっかりと打ち立てることを意味する「確立」、よりどころや従うべきものとして決めることを意味する「定める」などがあります。

策定の例文

1.町内会の会長を務める叔父が、まちづくり基本方針の策定メンバーに選ばれた。
2.災害時の避難勧告発令基準の策定は内閣府が行い、各自治体が地域性を踏まえてマニュアルを作成します。
3.市の政策策定にあたり、意思決定の過程で市民の皆さんから広くご意見を頂く機会を設けます。
4.経営企画部の主な仕事は、企業戦略の立案と事業計画の策定です。
5.我が校では、四技能の英語力が身につく独自のカリキュラムを策定しています。
6.社内コンプライアンスに対する意識改革には、細かいルール策定、タイムリーで柔軟性をもった改訂はもちろんのこと、社員に対しては個別のケーススタディで学ぶなどの機会を与えることも必要です。
7.スタートアップで事業を始めるつもりでいるが、従業員の就業規則策定など、人事労務に関することは誰に相談すればいいのだろうか。
8.市が半ば強引に策定したまちづくりの基本計画はまったく民意が反映されていないので、もう一度作り直すべきだと批判した。
9.晴れてリーダー選ばれプロジェクトの実施計画を策定することになったが、まず何から始めればいいのかというところからのスタートだった。
10.同僚はビジネスプランを策定するために内々で会合を開くなんて言っていたが、ただ飲み会をやりたいだけだものな。

この言葉がよく使われる場面としては、方針を立て物事の処置を定めることを表現したい時などが挙げられます。

例文1にある「基本方針の策定」とは、物事や計画を実行する上での基本的な方向性を定めることを意味します。例文2の「策定」と「作成」の違いは、策定は考えて決めることの意味合いが強く、作成は実際に作ることの意味合いが強い点にあります。

制定の例文

1.空き家問題は各地で深刻化しており、自治体で独自の条例が制定されるなどの取り組みが進んでいます。
2.条例を制定するとは、地方公共団体が自治立法を議決によって定めることです。
3.法律は国家での決議を経て制定され、それが公布された上で施行となります。
4.統一した英語点字コードの制定に向けて、英語圏のみならず世界中で動きがあります。
5.私達のマンションでは、住民が快適に使用できるよう共用施設の使い方についてルールが制定されています。
6.防災の日が9月1日に制定された理由は、関東大震災が起きた日だからと知ってはいても、その危機感までは共有されているとはいいがたい。
7.県は国が新しい法律を制定するにのは時間がかかることが予想されたために、条例を制定することで決着をつけた。
8.学校は集団生活の場なので規則を制定するのは異議はないのだが、首を傾げたくなるような規則があるのは問題であろう。
9.電気自動車の共通規格制定は、世界のそれぞれの国の思惑が反映されるので、一筋縄ではいかないだろう。
10.わが社の上層部は経営再建のロードマップを制定すると言っていたが、果たして上手くいくのだろうかね。

この言葉がよく使われる場面としては、法律や規則などのルールを定めることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、制定という言葉は、条例、法律、ルールに対して使われることが多くあります。例文3にある「制定」と「施行」の違いは、制定は法を定めることであり、施行は法の効力を発生させることです。

策定と制定という言葉は、どちらも物事を定めることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、販売者が値段を安く設定することを表現したい時は「策定」を、法律や規則を定めることを表現したい時は「制定」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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