【間が悪い】と【タイミングが悪い】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「間が悪い」(読み方:まがわるい)と「タイミングが悪い」(読み方:たいみんぐがわるい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「間が悪い」と「タイミングが悪い」という言葉は、どちらも最も適した時機や機会を逃すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「間が悪い」と「タイミングが悪い」の違い

「間が悪い」と「タイミングが悪い」の意味の違い

「間が悪い」と「タイミングが悪い」の違いを分かりやすく言うと、「間が悪い」はきまりが悪いことやばつが悪いことの意味がある、「タイミングが悪い」はきまりが悪いことやばつが悪いことの意味がないという違いです。

「間が悪い」と「タイミングが悪い」の使い方の違い

一つ目の「間が悪い」を使った分かりやすい例としては、「お風呂に入ってる最中に宅配便が来るなんて間が悪い」「間が悪いことにデート中に友人と遭遇してしまいました」「間が悪い人と話すのはとても疲れる」などがあります。

二つ目の「タイミングが悪い」を使った分かりやすい例としては、「今はタイミングが悪いのでもう少し待とうと思う」「タイミングが悪いのか彼女への電話が繋がらない」「試験前日に熱を出すなんてタイミングが悪い」などがあります。

「間が悪い」と「タイミングが悪い」の使い分け方

「間が悪い」と「タイミングが悪い」はどちらも最も適した時機や機会を逃すことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「間が悪い」は「彼は間が悪いことが多いのであまり仲良くしたくりません」のように、きまりが悪いことやばつが悪いことの意味持っているのに対して、「タイミングが悪い」はきまりが悪いことやばつが悪いことの意味を持っていないというのが違いになります。

したがって、「発表会の前日に風邪を引くのは間が悪いとしか言いようがない」のように最も適した時機や機会を逃すことの意味の場合は、「発表会の前日に風邪を引くのはタイミングが悪いとしか言いようがない」と置き換えることができます。

一方、「先輩の悪口を言ってたら近くで聞かれており間が悪い思いをした」のように、きまりが悪いことやばつが悪いことの意味の場合は「タイミングが悪い」で置き換えることはできません。

「間が悪い」と「タイミングが悪い」の英語表記の違い

「間が悪い」も「タイミングが悪い」も英語にすると「be out of luck」「be untimely」「feel awkward」となります。

「間が悪い」の意味

「間が悪い」とは

「間が悪い」とは、最も適した時機や機会を逃すことや運が悪いことを意味しています。その他にも、きまりが悪いことやばつが悪いこと意味も持っています。

「間が悪い」の読み方

「間が悪い」の読み方は「まがわるい」です。誤って「かんがわるい」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「間が悪い人」「間が悪い時」「間が悪い日」

「間が悪い人」「間が悪い時」「間が悪い日」などが、「間が悪い」を使った一般的な言い回しになります。

「間が悪い」の使い方

「間が悪いことに彼は留守でした」「渋滞に巻き込まれるなんて間が悪いんだろう」などの文中で使われている「間が悪い」は、「最も適した時機や機会を逃すこと」の意味で使われています。

一方、「悪口を言っていたら当人がそばにいて間が悪い思いをした」「間が悪い人と一緒に仕事をするのは疲れる」などの文中で使われている「間が悪い」は、「きまりが悪いことやばつが悪いこと」の意味で使われています。

「間が悪い」は最も適した時機や機会を逃すことや運が悪いことを意味する言葉で、物事を行なう際に丁度良い状況や機会ではない場合に使う言葉です。また、きまりが悪いことやばつが悪いことの意味を持っています。

上記の「きまりが悪いやばつが悪い」とは、他に対して面目が立たないこと恥ずかしいことを意味しています。つまり、恥ずかしくて引け目を感じる場面で使う言葉です。

「間が悪い」の類語

「間が悪い」の類語・類義語としては、期待や目的にそぐわないことを意味する「生憎」(読み方:あいにく)、時機が悪いことを意味する「折悪しく」(読み方:おりあしく)などがあります。

「タイミングが悪い」の意味

「タイミングが悪い」とは

「タイミングが悪い」とは、最も適した時機や機会を逃すことを意味しています。

表現方法は「タイミングが悪いことが続く」「タイミングが悪い人生」

「タイミングが悪いことが続く」「タイミングが悪い人生」「何かとタイミングが悪い」などが、「タイミングが悪い」を使った一般的な言い回しになります。

「タイミングが悪い」の使い方

「タイミングが悪い」を使った分かりやすい例としては、「私が外出中に友人が訪ねてきたらしい、なんてタイミングが悪いんだ」「風呂に入ってる最中にインターホンが鳴るなんてタイミングが悪い」「デートに誘ったが今はタイミング悪いと断られてしまいました」などがあります。

「タイミングが悪い」はある物事をするのに最も適した時機や瞬間のことを意味する「タイミング」に、不吉であることを意味する「悪い」が合わさり、最も適した時機や機会を逃すことの意味で使われている言葉です。

主に自分が望んでいない時間や場面で、物事が起こったり何か機会を逃した場合に使うと覚えておきましょう。

「タイミングが悪い」の類語

「タイミングが悪い」の類語・類義語としては、物事を行うにあたっての状況が悪いことを意味する「都合が悪い」、時機が悪いことを意味する「折が悪い」などがあります。

「間が悪い」の例文

1.明日から修学旅行なのに熱を出してしまいました。間が悪いとしか言いようがありません。
2.休日に話題のハンバーグを食べに隣りの県まで行ったが、臨時休業だなんて間が悪いんだろう。
3.乗っている電車が人身事故に遭い運行停止になったので、間が悪いとしかいいようがありません。
4.彼女とデート中に街でばったり上司と遭遇してしまい、間が悪い思いをしました。
5.トイレで上司の悪口を言っていたら個室にその上司が入っており、間が悪い思いをしました。
6.帰ろうと思うと仕事を頼んできたり電車に乗ると電話をかけてきたりと、偶然だろうが彼は間が悪い。相性そのものが良くないのだろうか。
7.あのツッコミの人、なんだか間が悪いんだよね。せっかくのボケが生きないからもったいない。
8.せっかくのデートだが間が悪いことに元カノと遭遇してしまい、新しい恋人について根掘り葉掘り聞かれてしまった。
9.お風呂に入っている最中に大きな地震が起こるとは、なんて間が悪いのだろう。けがはなかったもののとても驚いたよ。
10.放課後に友達と担任の悪口を言っていたら、とつぜん担任が話に入ってきてまったく間が悪い思いをしたよ。

この言葉がよく使われる場面としては、最も適した時機や機会を逃すことや運が悪いことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、きまりが悪いことやばつが悪いことを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「間が悪い」は最も適した時機や機会を逃すことや運が悪いこと、例文4と例文5の「間が悪い」はきまりが悪いことやばつが悪いことの意味で使っています。

「タイミングが悪い」の例文

1.コンビニへお弁当を買いに行ってる間に宅配便がきてるなんて、とてもタイミングが悪い。
2.好きな人へ告白したが、今はタイミングが悪いと言われて断られました。
3.オリンピックの日本代表が内定したあとに、不倫のスキャンダルが発覚するなんてタイミングが悪い。
4.好きな女性をデートに誘ったが、タイミングが悪いのでまた今度ねと言われてしまいました。
5.大学受験の1週間前に風邪を引くなんて、タイミングが悪くて辛いです。
6.就職に苦労し今も契約社員のままの私は、若い正社員を見ると自分はタイミングが悪い時代に学生で損をしたと運命を恨んでしまうことがある。
7.子どものことでカリカリしているときに、軽くお願いしちゃったもんだから、奥さんを怒らせてしまったようだ。これはもう、タイミングが悪かったとしか言いようがない。
8.諦めてすべての株を売った途端に急上昇するなんてきょうは本当にタイミングが悪い日だよ。
9.友達のところに行っている時に、好きな女子が家を訪ねてきたというのだからね。なんてタイミングが悪いんだ!
10.通勤途中、すべての信号機が赤信号で足止めを食らってしまうとは、なんとタイミングが悪いことだろう。

この言葉がよく使われる場面としては、最も適した時機や機会を逃すことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「タイミングが悪い」は物事の時機や機会が悪い場合に使う言葉です。

「間が悪い」と「タイミングが悪い」はどちらも最も適した時機や機会を逃すことを表します。

どちらの言葉を使うか迷った場合、きまりが悪いことやばつが悪いことの意味も持っているのが「間が悪い」、きまりが悪いことやばつが悪いことの意味を持っていないのが「タイミングが悪い」と覚えておきましょう。

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