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【焦げ付く】と【踏み倒す】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「焦げ付く」(読み方:こげつく)と「踏み倒す」(読み方:ふみたおす)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「焦げ付く」と「踏み倒す」という言葉は、どちらも金銭の貸借関係が行き詰まることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「焦げ付く」と「踏み倒す」の違い

「焦げ付く」と「踏み倒す」の意味の違い

「焦げ付く」と「踏み倒す」の違いを分かりやすく言うと、「焦げ付く」とは貸した側が使う言葉のこと、「踏み倒す」とは借りた側が使う言葉のことという違いです。

「焦げ付く」と「踏み倒す」の使い方の違い

一つ目の「焦げ付く」を使った分かりやすい例としては、「プラスチック製造会社への融資が焦げ付く」「焦げ付きにくいホットプレートを購入しました」「融資相手が事業に失敗してしまい貸出金が焦げ付く」「そのお金は焦げ付いている」などがあります。

二つ目の「踏み倒す」を使った分かりやすい例としては、「彼は家賃を踏み倒して逃げてしまった」「未払いの負債を踏み倒す人を許しません」「彼らは旅費を踏み倒した」「私の借家人は家賃を踏み倒して夜逃げをしました」などがあります。

「焦げ付く」と「踏み倒す」の使い分け方

「焦げ付く」と「踏み倒す」はどちらも金銭の貸借関係が行き詰まることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「焦げ付く」は貸した金銭や投資した資金が回収できなくなることを意味しており、貸した側が使う言葉のことを指しています。

一方、「踏み倒す」は代金や借りた金を支払わずに済ませることを意味しており、借りた側が使う言葉のことを指しているというのが違いです。

また、「焦げ付く」は事業や商取引などで用いることが多いのに対して、「踏み倒す」は個人的な貸借関係に用いることが多いというのも違いの一つになります。

「焦げ付く」と「踏み倒す」の英語表記の違い

「焦げ付く」を英語にすると「uncollectible」「burn」となり、例えば上記の「そのお金は焦げ付いている」を英語にすると「The money is uncollectible」となります。

一方、「踏み倒す」を英語にすると「bilk」「 paying」「trample」「crush」となり、例えば上記の「私の借家人は家賃を踏み倒して夜逃げをしました」を英語にすると「My tenant vanished one night avoid paying his rent」となります。

「焦げ付く」の意味

「焦げ付く」とは

「焦げ付く」とは、貸した金銭が回収不能となることを意味しています。その他にも、焦げて鍋や網などに付くことの意味も持っています。

「焦げ付く」の使い方

「不動産会社への融資が焦げ付く」「融資した会社が倒産してしまい貸出金が焦げ付いてしまう」などの文中で使われている「焦げ付く」は、「貸した金銭が回収不能となること」の意味で使われています。

一方、「煮物が焦げ付いてしまいました」「焦げ付いた網を交換してもらう」などの文中で使われている「焦げ付く」は、「焦げて鍋や網などに付くこと」の意味で使われています。

「焦げ付く」は主に金銭を貸した側が使う言葉で、事業や商取引などで用いることが多いというのが特徴です。

「焦げ付く」の由来

「焦げ付く」は元々、焦げて鍋や網などに付くことの意味で使われている言葉でしたが、この焦げて鍋や網などに付いた状態を融資金が回収できないに例えて、貸した金銭が回収不能となることの意味で使われるようになりました。

「焦げ付く」の類語

「焦げ付く」の類語・類義語としては、火や熱で焼けて黒や濃い茶色になることを意味する「焦げる」、お金がを返してもらえなくなることを意味する「回収不能」などがあります。

「踏み倒す」の意味

「踏み倒す」とは

「踏み倒す」とは、代金や借金などを支払わないままで済ますことを意味しています。その他にも、踏みつけて倒すことの意味も持っています。

「踏み倒す」の使い方

「彼は借金を踏み倒して国外逃亡しました」「彼女は飲食代を踏み倒した」などの文中で使われている「踏み倒す」は、「代金や借金などを支払わないままで済ますこと」の意味で使われています。

一方、「障子を踏み倒してしまったので弁償しよう」「この敵は踏み倒すことでアイテムを落とします」などの文中で使われている「踏み倒す」は、「踏みつけて倒すこと」の意味で使われています。

「踏み倒す」は主に借りた側が使う言葉で、個人的な貸借関係に用いることが多いというのが特徴です。

「踏み倒す」の由来

「踏み倒す」は元々、は足の裏で踏みつけて倒すことの意味で使われている言葉でしたが、この踏みつけて倒す行為を金銭関係で行き詰ることに例えて、代金や借金などを支払わないままで済ますことの意味で使われるようになりました。

「踏み倒す」の類語

「踏み倒す」の類語・類義語としては、品物を受け取りながら代金を払わないでおくことを意味する「引っ掛ける」、飲食店で飲み食いをして代金を払わずに逃げることを意味する「食い逃げ」、店で飲み食いをしてその代金を払わないことを意味する「食い倒す」などがあります。

「焦げ付く」の例文

1.カードローンの返済が焦げ付いている人には、焦げ付きが解消されるまでは貸付を行ないません。
2.無理な投資で多額の金を焦げ付かせてしまったせいで、会社から出向命令が出ました。
3.貸したお金が焦げ付かないように、融資先はしっかりリサーチするようにしています。
4.網が焦げ付いてしまったので、店員さんを呼んで交換してもらうことにしました。
5.ホットプレートで焼肉をすると、肉が焦げ付いて洗うのがとても大変です。
6.頭取はバブル崩壊後に取引先の融資が焦げ付いてしまって大損害を被ったことがいまだにトラウマになっているそうだ。
7.世界経済が不安定化すれば融資が焦げ付くなどして、連鎖倒産なんてこともあり得るのだから、今のうちに対策を講じるべきだ。
8.私が子供の時は、銀行からの融資が焦げ付いて、不良債権問題と化していたことが連日ニュースとして流れていたような時代だ。
9.取引先の債権が焦げ付いてしまったので、損失になってしまうのだけれども、会計上、税務上の処理を適切に行うことで損失額を減らすことができるのだ。
10.得意先が倒産してしまったことにより、債権が焦げ付いてしまったとの一報を受けて、すぐに幹部が集まり、緊急会議が開かれた。

この言葉がよく使われる場面としては、貸した金銭が回収不能となることを表現したい時などが挙げられます。焦げて鍋や網などに付くことを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「焦げ付く」は貸した金銭が回収不能となること、例文4と例文5の「焦げ付く」は焦げて鍋や網などに付くことの意味で使っています。

「踏み倒す」の例文

1.借金を踏み倒すつもりはありません。お金が入り次第返済していこうと思います。
2.彼は最初から踏み倒すつもりで、お金を借りたのに違いありません。
3.彼女は家賃を踏み倒して、夜逃げしてしまいました。
4.借金を踏み倒されたので、警察に被害届を提出しました。
5.看板を踏み倒してしまったので、お店に謝って弁償することにしました。
6.前の彼氏は借金の督促をされても意に介さない強い心臓の持ち主だったが、幼少の頃から借金を踏み倒す母親とどうにか生き延びてきたらしい。
7.私は知り合いに100万円を貸しているのだが、知り合いはそのまま行方知らずになって踏み倒されてしまった。
8.友達が懲りずにまた借金の相談をしてきたが、踏み倒した分のお金を返さなければ1円たりとも貸すつもりはないと突っぱねた。
9.同僚は借金を踏み倒すつもりはない。ただ昇進するまで待ってほしいと弁解してきたが、そんな出世払いに応じるほど私はお人好しではない。
10.いつも温厚な大家さんが不機嫌だったので事情を聞いてみると、あるアパートの住民が家賃を踏み倒したまま蒸発してしまったとのこと。

この言葉がよく使われる場面としては、代金や借金などを支払わないままで済ますことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、踏みつけて倒すことを表現したい時にも使います。

例文1から例文4の「踏み倒す」は代金や借金などを支払わないままで済ますこと、例文5の「踏み倒す」は踏みつけて倒すことの意味で使っています。

「焦げ付く」と「踏み倒す」はどちらも金銭の貸借関係が行き詰まることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、貸した側が使う言葉のことを表現したい時は「焦げ付く」を、借りた側が使う言葉のことを表現したい時は「踏み倒す」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
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