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【ノルマ】と【目標】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ノルマ」と「目標」(読み方:もくひょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ノルマ」と「目標」という言葉は、「目指すべき仕事量」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ノルマと目標の違い

ノルマと目標の意味の違い

ノルマと目標の違いを分かりやすく言うと、ノルマは強制的に定められた仕事量を表現する時に使い、目標は自主的に定めた仕事量を表現する時に使うという違いです。

ノルマと目標の使い方の違い

一つ目のノルマを使った分かりやすい例としては、「今日のノルマをこなしたため帰社している」「ノルマ達成祝いを上司がしてくれた」「実際ノルマが負担となって眠れなくなる日もある」などがあります。

二つ目の目標を使った分かりやすい例としては、「最終目標の一歩手前から動くことができなくなった」「目標のために手を尽くしている」「目標地点に到着したことを知らせてくれた」などがあります。

ノルマと目標の使い分け方

ノルマと目標はどちらも目指すべき仕事量を指す言葉ですが、性質が若干異なります。

ノルマは、強制的に課せられた仕事量を指す言葉で、もとは基準となる作業量として使われていました。今日ではビジネスシーンでは多用されており、基準ではなく義務と見なされる作業量に対して使われます。

一方の目標は、自身や他者によって目指すべきラインが定められたもので、義務的、強制的なものではありません。また、ゴールのための手段を示す言葉としても使われています。

つまり、ノルマは他者に強制されるものに対して使われますが、目標は他者だけでなく自身で定めたものも含み、義務的なものではないものに使われます。

ノルマと目標の英語表記の違い

ノルマを英語にすると「quota」となり、例えば上記の「今日のノルマ」を英語にすると「the quota for today」となります。

一方、目標を英語にすると「objective」「target」「mark」となり、例えば上記の「最終目標」を英語にすると「a final objective」となります。

ノルマの意味

ノルマとは

ノルマとは、課せられた仕事などの量を意味しています。

表現方法は「ノルマ達成」「ノルマを課す」「ノルマをこなす」

「ノルマ達成」「ノルマを課す」「ノルマをこなす」などが、ノルマを使った一般的な言い回しです。

ノルマの使い方

ノルマを使った分かりやすい例としては、「生産ノルマをクリアするために確認作業に時間を掛けるわけにはいかない」「ノルマは時代遅れと考えている人もいる」「ノルマ分のチケットは全部捌けなければ自腹となる」などがあります。

その他にも、「次は絶対にノルマが無い職に就こうと思った」「友人はノルマに追われることが精神的な負担となり今は休職している」「会社が設定した営業ノルマをこなしていたら成績が上がった」などがあります。

ノルマは英語で「quota」と表記され、分担分や割り当て、定数や定員の意味で使われています。ノルマは「norma」という表記もありますが、これはロシア語をラテン文字にしたものです。

第二次世界大戦後にシベリアから帰国した人々が日本でノルマという言葉を使うようになったのがきっかけで広まることとなりましたが、もとは強制的に割り当てられた労働目標量です。

ノルマを達成すればインセンティブを与える反面、未達成のままであればペナルティが与えられるものとされていましたが、今日では労働基準法で賃金が減らされるなどのペナルティを課すことは違反行為とされる場合もあります。

一般企業だけではなく警察や自治体などでもノルマが存在しており、このノルマが原因で不正や問題に発展することもあります。また、ノルマ達成のために自分たちが自腹を切って商品を購入する自爆営業なども行われています。

ノルマの類語

ノルマの類語・類義語としては、全体をいくつかに分けてそれぞれにあてがうことを意味する「割り当て」、仕事などを分けて負担することを意味する「分担」、自分の仕事として責任を持って行うことを意味する「受け持ち」などがあります。

目標の意味

目標とは

目標とは、実現や達成を目指すための水準を意味しています。

その他にも、目指すところへたどり着くために目印とするものや、攻撃の対象も意味します。

表現方法は「目標を立てる」「目標を掲げる」「目標を持つ」

「目標を立てる」「目標を掲げる」「目標を持つ」などが、目標を使った一般的な言い回しです。

目標の使い方

「目標のために手段は選ばない彼女は恐ろしいと感じた」「持続可能な開発目標では多くの分野に関して言及されている」「教育目標を掲げて賛同してもらえるから入学者がいる」などの文中で使われている目標は、「目指される水準」の意味で使われています。

一方、「小さな目標をいくつか立てておけばモチベーションになる」「適切な目標を設定して無事に目的を達成したい」「まずは目標に向かって進んでいく必要がある」などの文中で使われている目標は、「目指す場所へ向かうための目印」の意味で使われています。

目標の読み方

目標は、「もくひょう」という読み方をしますが、「めじるし」と読むこともできる言葉です。その読み方や意味からもわかるように、最終的なゴールというよりも、ゴールに至るための方法や中間的なゴールを指します。

そのため、上記例文の「目標をいくつか立てる」などのように、目標は複数個設定されることもあります。

「持続可能な開発目標」の意味

また、上記例文の「持続可能な開発目標」とは、環境などへの影響を考慮しながらも持続可能な生活を送るために取り組むべき行動目標を指すものです。国際連合加盟国が合意し、2030年までに達成が目指されています。

目標の類語

目標の類語・類義語としては、実現しようとして目指す事柄を意味する「目的」、大体の予想をすることを意味する「見当」、見込みや目当てを意味する「目星」、おおよその基準を意味する「目安」、攻撃の方向を意味する「矛先」などがあります。

ノルマの例文と使い方

1.来月のノルマを楽にするために今月はもう少し頑張っておきたいと思っていたが、結局いつも上手いこと行かずに終わる。
2.警察官も検挙数にノルマがあるらしいが検挙数がゼロである方が平和で安全なのではないかと思ってしまう。
3.ライブハウスを借りる時、私はチケットノルマが無い場所ばかりでお世話になっていた。
4.ノルマ未達成の場合は母から説教を受けることになっているため、夏休みの宿題に毎朝必死に取り組んでいた。
5.クリスマスケーキなどの季節限定品を売る人たちにはノルマがあるのだろうかと考えてしまう。
6.以前郵便局では年賀はがきの販売にノルマが課せられていたそうで、人のいい父は毎年余らせるのに知り合いだからと大量の年賀はがきを買ってあげていた。
7.個人の営業ノルマとその達成率を壁に張り出し、社員同士を競わせる昭和なやり方で上手くいっていたのは、やはり昭和までではないだろうか。
8.劇団員はチケットを最低でも20枚売らなくてはならないノルマがあったので必死に売りさばいていた。
9.現場は生産ノルマをクリアするために点検作業におざなりにしてしまい、結局機械トラブルに見舞われノルマを達成できなかった。
10.仕事のノルマを達成したところで、ノルマ達成祝いで報酬が出るわけでもないのだからモチベーションも上がらない。

この言葉がよく使われる場面としては、課せられた仕事などの量を意味する時などが挙げられます。

どの例文のノルマという言葉も、義務的なものであるため目標などの言葉に置き換えて使うことはできません。

目標の例文と使い方

1.今月の目標は絶対に残業をしないで帰ることと掲げていたが、三日目にして頓挫してしまった。
2.彼女は目標達成ができずに落ち込んでいたが、機会はたくさんあると励ましたらやる気を出してくれた。
3.目的のためにまずはチーム一丸となって中間目標を達成する必要がある。
4.後輩の目標設定があまりにも適当だと感じていたが、彼はそれをこなすだけの技量があり、感心してしまった。
5.目標を立てて小さな積み重ねをしていく方が自分にはあっていると感じている。
6.この営業所でエースの後輩は、営業成績をあげることは目標ではあるが自分が本当にやりたいことなのかはわからないと本音をのぞかせた。
7.目標が高いのはいいが、目標設定を誤ると自分に不要なプレッシャーをかけ自分で自分を追い詰めることになるので注意が必要だ。
8.私は一年の計は元旦にありという言葉に従い、毎年目標を設定していたが、半年も経てばそんな目標を立てたことすら忘れていた。
9.若い頃は半年かけて20キロ落としたことがあるのですが、体に負担がかかったので、今回の目標は半年で10キロ減量です。
10.チームのみんなで切磋琢磨した結果、大きな営業目標を達成することができて大変満足しています。

この言葉がよく使われる場面としては、実現や達成を目指すための水準を意味する時などが挙げられます。

例文5のように、最終的に目指す場所へ向かうための目印という意味で使われることもあります。

ノルマと目標は、どちらも「目指すべき仕事量」を表します。どちらを使うか迷った場合は、強制的に定められた仕事量を表す場合は「ノルマ」を、自主的に定めた仕事量を表す場合は「目標」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
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