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【足がかり】と【手がかり】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「足がかり」(読み方:あしがかり)と「手がかり」(読み方:てがかり)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「足がかり」と「手がかり」という言葉は、どちらも物事の新たな展開の助けとなるもののことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「足がかり」と「手がかり」の違い

「足がかり」と「手がかり」の意味の違い

「足がかり」と「手がかり」の違いを分かりやすく言うと、「足がかり」とは目標到達を目的とする場合に使う、「手がかり」とは事態の解決を目的する場合に使うという違いです。

「足がかり」と「手がかり」の使い方の違い

一つ目の「足がかり」を使った分かりやすい例としては、「出世の足がかりを掴むことができました」「友人の勧めが足がかりとなってサッカーを始めました」「彼女は出版業界に良い足がかりを持っています」などがあります。

二つ目の「手がかり」を使った分かりやすい例としては、「問題を解く手がかりがなくて困っている」「彼はこの事件を解決へ導く唯一の手がかりです」「彼女の行方に関する唯一の手がかりは手紙の消印でした」などがあります。

「足がかり」と「手がかり」の使い分け方

「足がかり」と「手がかり」は似た表現ですが、使い方が異なっているので間違えないように注意しましょう。

「足がかり」は物事をする場合のきっかけのことを意味しており、目標到達を目的とする場合に使う言葉です。また、高い所へ登る時の足を掛けて助けとする所という意味も持っています。

一方、「手がかり」は問題を解決するための糸口のことを意味しており、事態の解決を目的する場合に使う言葉です。また、手をかける所の意味を持っているというのも違いの一つになります。

「足がかり」と「手がかり」の英語表記の違い

「足がかり」を英語にすると「a footing」「a foothold」となり、例えば上記の「彼女は出版業界に良い足がかりを持っています」を英語にすると「She has a strong foothold in the publishing business」となります。

一方、「手がかり」を英語にすると「clue」「lead」となり、例えば上記の「彼女の行方に関する唯一の手がかりは手紙の消印でした」を英語にすると「he only clue to her whereabouts was the postmark on her letter」となります。

「足がかり」の意味

「足がかり」とは

「足がかり」とは、物事をする場合のきっかけや糸口のことを意味しています。

「足がかり」の漢字表記

「足がかり」を漢字にすると、「足掛かり」と表記することができます。

表現方法は「足がかりにしたい」「足がかりをつかむ」「足がかりを築く」

「足がかりにしたい」「足がかりをつかむ」「足がかりを築く」などが、「足がかり」を使った一般的な言い回しになります。

「足がかり」の使い方

「足がかり」を使った分かりやすい例としては、「この仕事は昇進への足がかりになるに違いない」「今日の勝利を足がかりにしてJ1降格圏を脱出したいです」「両親の勧めが足がかりとなって野球を始めました」などがあります。

「足がかり」は物事をする場合のきっかけや糸口のことの意味の他に、高い所へ登る時の足を掛けて助けとする所という意味も持っていますが、現代で一般的に使われているのは、前者の物事をする場合のきっかけや糸口のこと意味になります。

「足がかり」は何かを始めたり、目標到達を目的とする土台や踏み台というニュアンスで使うことが多いです。

「足がかり」の語源

「足がかり」の語源はもう一つの意味である、足を掛けて助けとする所が転じて、物事を始めるときに大きな助けとなることという意味で使われるよになりました。

「足がかり」の類語

「足がかり」の類語・類義語としては、手立てや方法のことを意味する「よすが」、物事を始める原因や動機のことを意味する「切っ掛け」、物事をするときの基盤とする所のことを意味する「足場」などがあります。

「手がかり」の意味

「手がかり」とは

「手がかり」とは、問題を解決するための糸口のことを意味しています。

「手がかり」の漢字表記

「手がかり」を漢字にすると「手掛かり」と表記することができます。

表現方法は「手がかりを探す」「手がかりになる」「手がかりを見つける」

「手がかりを探す」「手がかりになる」「手がかりを見つける」「手がかりにする」「手がかりをつかむ」などが、「手がかり」を使った一般的な言い回しになります。

「手がかり」の使い方

「手がかり」を使った分かりやすい例としては、「昔の記憶を手がかりに彼の家を探しています」「この指紋はきっと捜査の手がかりになるだろう」「1週間経っても事件の手がかりが見つからないようだ」「彼はこの件に関しての重要な手がかりを見つけたらしい」などがあります。

「手がかり」は問題を解決するための糸口のことの他に、手をかける所という意味も持っていますが、現代で一般的に使われているのは、前者の問題を解決するための糸口のことの意味になります。

「手がかり」は問題を解決するのを目的としている場合に使う言葉で、簡単に言うならば鍵のような存在を意味しています。

「手がかり」は元々、もう一つの意味である手をかける所の意味で使われていた言葉ですが、これが転じて、問題を解決するための糸口のことの意味で使われるようになりました。

「手がかり」の類語

「手がかり」の類語・類義語としては、物事の真偽や勝負事での勝ち負けを決定する手段や方法のことを意味する「決め手」、物事を理解したり解決したりするのに最も大切な事柄のことを意味する「鍵」などがあります。

「足がかり」の例文

1.今回の経営統合は、首都圏進出の足がかりとなるだろう。
2.今日の神奈川ダービーに勝利し、優勝への足がかりにしたいところです。
3.彼は芸能業界によい足がかりを持っているので、アイドルを目指すなら仲良くしておいた方がいだろう。
4.この大会こそが、当時無名だった彼を一流プレイヤーする足がかりとなりました。
5.今回のシンガポールへの出店は、海外展開の足がかりになるはずです。

この言葉がよく使われる場面としては、物事をする場合のきっかけや糸口のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「足がかり」は目標達成のきっかけというニュアンスで使うことが多い言葉です。

「手がかり」の例文

1.捜査の手がかりを掴むことができたので、近いうちに犯人を逮捕することができるだろう。
2.事故があった現場の半径100キロ以内の捜索が終了したが、行方不明者の新たな手がかりを発見することはできませんでした。
3.犯人はとても慎重な人間らしく、事件現場には何も手がかりは残されていませんでした。
4.自分を生んでくれた母親を捜す手がかりを、やっと見つけることができました。
5.犯人を特定する手がかりが見つからず、事件は迷宮入りとなってしまいました。

この言葉がよく使われる場面としては、問題を解決するための糸口のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「手がかり」は物事を解決するための鍵を見つけたというニュアンスで使うことが多い言葉です。

「足がかり」と「手がかり」はどちらも物事の新たな展開の助けとなるもののことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、目標到達を目的とする場合に使うのが「足がかり」を、事態の解決を目的する場合に使うのが「手がかり」を使うと覚えておきましょう。

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