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【ブラシアップ】と【ブラッシュアップ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「ブラシアップ」(読み方:ぶらしあっぷ)と「ブラッシュアップ」(読み方:ぶらっしゅあっぷ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」の違い

「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」の意味の違い

「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」の違いを分かりやすく言うと、「ブラシアップ」とは「ブラッシュアップ」の間違った使い方、「ブラッシュアップ」とは一定のレベルに達した状態からさらに磨きをかけることです。

「ブラシアップ」は誤字

一般的には「ブラシアップ」という言葉は存在しません。読み方が似ていることから、「ブラッシュアップ」のことを間違えて「ブラシアップ」を使っている人がほとんどです。

「ブラッシュアップ」は正しい日本語

正しい言葉である「ブラッシュアップ」を使った分かりやすい例としては、「このスピーチ原稿はまだブラッシュアップできるはずです」「彼はもう少し全体的にブラッシュアップが必要だろう」「来年マドリードへ引っ越すまでにスペイン語をブラッシュアップしなければなりません」などがあります。

「ブラッシュアップ」という言葉はあっても、「ブラシアップ」という言葉は存在しません。同時に「ブラッシュアップ」という単語の意味について「一定のレベルに達した状態からさらに磨きをかけること」と覚えておきましょう。

「ブラッシュアップ」の英語表記

「ブラッシュアップ」を英語にすると「brushup」となり、例えば上記の「来年マドリードへ引っ越すまでにスペイン語をブラッシュアップしなければなりません」を英語にすると「I have to brush up my Spanish before moving to Madrid next year」となります。

「ブラシアップ」の意味

「ブラシアップ」とは

「ブラシアップ」とは、「ブラッシュアップ」の間違った使われ方です。

「ブラシアップ」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「ブラッシュアップ」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「ブラシアップ」と間違えやすい理由

「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」を間違ってしまう理由としては、「ブラッシュアップ」を英語にすると「brushup」となり、この「brush」を日本語に翻訳すると、「ブラシ」と読めるのが原因になります。

しかし、「brushup」とすると読み方は「ブラシアップ」ではなく、「ブラッシュアップ」と読むので、正しい日本語は「ブラッシュアップ」と覚えておきましょう。また、「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」は発音が似ているのも誤用する原因の一つです。

間違った言葉である「ブラシアップ」の「ブラシ」を使った別の言葉としては、歯磨き用の小さなブラシのことを意味する「歯ブラシ」、体を洗うためのブラシのことを意味する「ボディーブラシ」、舌の上の汚れや舌苔を取り除くための小さなブラシのことを意味する「舌ブラシ」などがあります。

「ブラッシュアップ」の意味

「ブラッシュアップ」とは

「ブラッシュアップ」とは、一定のレベルに達した状態からさらに磨きをかけることを意味しています。

表現方法は「ブラッシュアップを重ねる」「ブラッシュアップする」

「ブラッシュアップを重ねる」「ブラッシュアップする」などが、「ブラッシュアップ」を使った一般的な言い回しになります。

「ブラッシュアップ」の使い方

「ブラッシュアップ」を使った分かりやすい例としては、「開発技術をブラッシュアップしたい」「この脚本はもう少しブラッシュアップする必要だあるだろう」「アメリカへ留学して英語をブラッシュアップする」などがあります。

「ブラッシュアップ」とは一定のレベルに達した状態からさらに磨きをかけることを意味する名詞です。もっと分かりやすくに言うならば、現状よりも良い状態を目指して洗練させて完成度を高めるということを指しています。

「ブラッシュアップ」は「今度ソウルへ旅行するので韓国語のブラッシュアップをする」のように、今あるものをさらに磨きをかけるというニュアンスで使うのが一般的です。

また、「そのアイデアをブラッシュアップすればきっと良い企画書ができるだろう」のように、まだないものを形作っていくという意味でも使うこともできると覚えておきましょう。

「ブラッシュアップ」はビジネスシーンにおいてよく使われている言葉です。語学や営業、開発能力などの単純なスキルを磨く場合にだけなく、資料や企画書などをより高度なものに練り上げていく場合にも使うことができるというのが特徴です。

「ブラッシュアップ」は英語の「brushup」が元になった言葉ですが、英語圏と日本では解釈が異なっているので間違えないように注意しましょう。そのため、日本語のブラッシュアップとは同じニュアンスで使うことはできません。

英語圏では主に、しっかり綺麗にすること、出かける前の身なりを整えること、一度習得していたが忘れてしまった知識や技術について勉強し直すことの3つの意味で使われています。

3つ目の一度習得していたが忘れてしまった知識や技術について勉強し直すことは日本語の「ブラッシュアップ」と混同しやすいのですが、今まで持っていた知識や技術を忘れた時にしか使えないので、混同しないように注意しましょう。

「ブラッシュアップ」の類語

「ブラッシュアップ」の類語・類義語としては、悪いところを改めてよくすることを意味する「改善」、より良い方向や優れた状態に向かうことを意味する「向上」、計画や文章などを何度も直して立派なものに仕上げることを意味する「練り上げる」などがあります。

「ブラシアップ」の例文

1.「ブラシアップ」という言葉は存在しないので、おそらく「ブラッシュアップ」の言い間違いだろう。
2.「ブラッシュアップ」という言葉は一定のレベルに達した状態からさらに磨きをかけることで、「ブラシアップ」という言葉はない。
3.「ブラシアップ」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.ドイツへ留学してドイツ語をブラシアップするという言葉を使う人はいるが、正しくはドイツへ留学してドイツ語をブラッシュアップするアップです。
5.この企画内容は面白いがもう少しブラッシュアップする必要だあるだろうという言葉はあるが、この企画内容は面白いがもう少しブラシアップする必要だあるだろうという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「ブラッシュアップ」という言葉を間違えて「ブラシアップ」と表現している時などが挙げられます。

「ブラシアップ」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「ブラッシュアップ」を間違えて使っている可能性が高いです。

「ブラシアップ」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「ブラシアップ」ではなく、「ブラッシュアップ」と表現するのが正しい使い方になります。

「ブラッシュアップ」の例文

1.この案をブラッシュアップすれば、より良い企画書が完成するだろう。
2.仕事でフランスへ行くことが増えたので、現地でより活躍できるようフランス語をブラッシュアップしたいです。
3.社内全体の問題解決能力の向上を図るために、ブッシュアップ研修を行うことにしました。
4.新入社員が作成した企画書を読んだが、これからブラッシュアップしていく必要だあるだろう。
5.上司からのアドバイスを参考に、プレゼンの資料をブラッシュアップする。

この言葉がよく使われる場面としては、一定のレベルに達した状態からさらに磨きをかけることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ブラッシュアップ」はビジネスシーンにおいてよく使われている言葉です。

「ブラシアップ」と「ブラッシュアップ」どちらを使うか迷った場合は、「ブラシアップ」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「ブラッシュアップ」を使うようにしましょう。

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