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【意を決して】と【腹をくくって】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「意を決して」(読み方:いをけっして)と「腹をくくって」(読み方:はらをくくって)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「意を決して」と「腹をくくって」という言葉は、どちらも覚悟を決めることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「意を決して」と「腹をくくって」の違い

「意を決して」と「腹をくくって」の意味の違い

「意を決して」と「腹をくくって」の違いを分かりやすく言うと、「意を決して」は男性と女性どちらが使っても問題ない、「腹をくくって」は男性が使うのが好ましいという違いです。

「意を決して」と「腹をくくって」の使い方の違い

一つ目の「意を決して」を使った分かりやすい例としては、「この件について意を決して直訴することにしました」「彼は意を決して起業することにしたらしい」「私は意を決して転職することを決めました」「私は社長に昇給を頼もうと意を決した」などがあります。

二つ目の「腹をくくって」を使った分かりやすい例としては、「腹をくくって審理を待つことにしました」「腹をくくって芸能界入りすることを決めました」「私はこの件に関して腹をくくりました」などがあります。

「意を決して」と「腹をくくって」の使い分け方

「意を決して」と「腹をくくって」はどちらも覚悟を決めることを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「意を決して」は男性と女性どちらが使っても問題ないのに対して、「腹をくくって」は男性が使うのが好ましいという点です。

ただし、あくまで好ましいだけなので、スポーツなどの勝負の世界では女性が「腹をくくって」を使っても問題ありません。

「意を決して」と「腹をくくって」の英語表記の違い

「意を決して」を英語にすると「make up my mind」「bring myself to」となり、例えば上記の「私は社長に昇給を頼もうと意を決した」を英語にすると「I made up my mind to ask my boss for a pay raise」となります。

一方、「腹をくくって」を英語にすると「prepare oneself for the worst」となり、例えば上記の「私はこの件に関して腹をくくりました」を英語にすると「I prepared myself for the worst,regarding this matter」となります。

「意を決して」の意味

「意を決して」とは

「意を決して」とは、思い切って決心することを意味しています。

表現方法は「意を決して打ち明ける」「意を決したように」

「意を決して打ち明ける」「意を決したように」などが、「意を決して」を使った一般的な言い回しになります。

「意を決して」の使い方

「意を決して」を使った分かりやすい例としては、「彼女は意を決してこのプロジェクトに取り組むことに決めました」「彼は意を決して人事異動に抗議しました」「意を決して告白しようと思ったが邪魔が入ってしまった」などがあります。

「意を決して」は思いきって決心することや覚悟を決めることを意味する「意を決する」を副詞的に使用した言葉です。ただ単純に決めるのではなく、覚悟を決めた場合に使う言葉なので、決めるよりも強いニュアンスを持つ言葉になります。

「意を決して」はビジネスシーンやスポーツシーンなど様々な場所で使うことができますが、ここしかないという場面でのみ使うため、頻繁に使用される言葉ではありません。

そのため、「今日の夕飯は意を決してカレーにすることしました」のように、日常的な場面では使えないと覚えておきましょう。

「意を決して」の類語

「意を決して」の類語・類義語としては、決断力に富み物事を思いきってすることを意味する「果敢に」、勇気があり危険や困難を恐れないことを意味する「勇敢に」、心を決めることを意味する「決心する」などがあります。

「腹をくくって」の意味

「腹をくくって」とは

「腹をくくって」とは、覚悟を決めることを意味しています。

「腹をくくって」の漢字表記

「腹をくくって」を漢字にすると、「腹を括って」と表記することができます。

表現方法は「腹をくくって切り拓く」「腹をくくってやる」

「腹をくくって切り拓く」「腹をくくってやる」などが、「腹をくくって」を使った一般的な言い回しになります。

「腹をくくって」の使い方

「腹をくくって」を使った分かりやすい例としては、「こうなった以上は腹をくくってやるしかありません」「自分で腹をくくったことなら失敗したとしても後悔することはないだろう」「日本シリーズのマウンドに腹をくくって立ちました」などがあります。

「腹をくくって」は覚悟を決めることを意味する「腹をくくる」を副詞的に使用した言葉です。ただ単純に決めるのではなく、覚悟を決めた場合に使う言葉なので、決めるよりも強いニュアンスを持つ言葉になります。

また、ここぞという場面でのみ使用する言葉なので、「今日は腹をくくってテレビを観る」のように、日常的な場面では使えないと覚えておきましょう。

「腹をくくって」を使う上で注意しなければならいないのは、男性が使うのが好ましいという点です。あくまで好ましいだけなので、スポーツなどの勝負の世界では女性が使うこともあります。

「腹をくくって」の類語

「腹をくくって」の類語・類義語としては、思い切って大きな決断を下すことを意味する「清水の舞台から飛び降りる」、信念を持ち何事にも屈しないことを意味する「不退転の覚悟で」などがあります。

「意を決して」の例文

1.明日のディナーデートで、意を決してプロポーズするつもりです。
2.これ以上の不正は良心の呵責に耐えられないので、彼は意を決して内部告発することにしました。
3.彼は意を決して移籍した海外で活躍し、日本代表のエース候補まで登り詰めました。
4.怪我でプロサッカー選手になることを諦めた兄の代わりに、意を決してプロサッカー選手になることを目指す。
5.卒業式で3年間好きだった人に、意を決して告白することにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、思い切って決心することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「意を決して」はとても大事な場面で使う言葉です。

「腹をくくって」の例文

1.ワールドカップの決勝戦、ここまできたら腹をくくって戦うしかありません。
2.これ以上太ると重い病気にかかる可能性があると言われたので、腹をくくってダイエットすることにしました。
3.自分の夢を叶えるために、腹をくくって起業することにしました。
4.世界の強豪国と戦って結果を残すためには、腹をくくっていくことがとても重要です。
5.腹をくくって打席に立った結果、逆転ホームランを打つことができました。

この言葉がよく使われる場面としては、覚悟を決めることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように「腹をくくって」はとても大事な場面で使う言葉です。

「意を決して」と「腹をくくって」はどちらも覚悟を決めることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、男性と女性どちらが使っても問題ないのが「意を決して」、男性が使うのが好ましい「腹をくくって」と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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