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【ブービー】と【ブービーメーカー】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ブービー」と「ブービーメーカー」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ブービー」と「ブービーメーカー」という言葉は、「最下位」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




ブービーとブービーメーカーの違い

ブービーとブービーメーカーの意味の違い

ブービーとブービーメーカーの違いを分かりやすく言うと、ブービーは最下位から二番目を表現する時に使い、ブービーメーカーは最下位を表現する時に使うという違いです。

ブービーとブービーメーカーの使い方の違い

一つ目のブービーを使った分かりやすい例としては、「ブービー賞が一番豪華とまで言われている」「ブービーであることに悲しいとも思わない」「経験不足によるブービーであれば今後いくらでも努力すればいい」などがあります。

二つ目のブービーメーカーを使った分かりやすい例としては、「ブービーメーカーが奢ることになっている」「次回の大会ではブービーメーカーにならないようにしたい」「8位でブービーメーカーであるほど参加団体が少なかった」などがあります。

ブービーとブービーメーカーの使い分け方

ブービーとブービーメーカーはどちらも、スポーツの大会、特にゴルフやボウリングにおける賞で、基本的には最下位のプレイヤーに与えられますが、使い方が若干異なる場合があります。

ブービーは、日本で使われる場合には最下位から二番目を表す言葉として使われていますが、独自のものであるため日本以外では最下位の意味で使われています。

一方のブービーメーカーは、ブービーを最下位から二番目を表す言葉にするために、最下位を表す言葉として使われるようになった和製英語です。

つまり、ブービーは最下位から二番目を表し、ブービーメーカーは最下位を表すという違いがありますが、先述した通り日本でしか通用しない使い方であるため、基本的にはブービーが使われます。

ブービーとブービーメーカーの英語表記の違い

ブービーとブービーメーカーを英語にすると「booby」となり、例えば上記の「ブービー賞」を英語にすると「a booby prize」となります。

ブービーの意味

ブービーとは

ブービーとは、最下位から二番目の順位を意味しています。

その他にも、最下位やビリを意味する言葉として使われています。

ブービーの使い方

「ブービー賞を望んでいたわけではなかったが貰ってしまった」「ブービーであることを喜べばいいのか悲しめばいいの分からない」「次回は脱ブービーを狙う」などの文中で使われているブービーは、「最下位から二番目」の意味で使われています。

一方、「初心者ではないのにブービーなんてなってられない」「ブービーなど順位は気にせず楽しめた人が勝ちだと思っている」「出遅れたと思ったが最後結局ブービーを記録した」などの文中で使われているブービーは、「最下位」の意味で使われています。

ブービーの語源

ブービーは英語で「booby」と表記され、まぬけや馬鹿者という意味で使われるスラングで、スペイン語の「bobo」が変化した語です。可愛くてまぬけな様子を意味する言葉ですが、カツオドリの英名の由来にもなっています。

17世紀、大航海時代を迎えていたスペインで、多くのカツオドリが不用意に捕まえられたという逸話も残っており、警戒心がほとんどない鳥類であることもあって、「bobo」と呼ばれるようになり、英名に「booby」が含まれるようになりました。

また、戦争時に設置する罠の一つとしてブービートラップと呼ばれるものがありますが、油断したまぬけな兵士が引っ掛かれば爆発するものや銃弾が発射されるような罠であることから、ブービーという言葉が使われています。

日本語で使われる場合は、こういったドジやまぬけといった意味ではなく、ドジなどの不注意が転じて得られる結果であるビリや最下位を表すことがほとんどです。

ブービーの対義語

ブービーの対義語・反対語としては、成績などの順位が二番目であることを意味する「次席」、二番目の順位を意味する「二等」があります。

ブービーの類語

ブービーの類語・類義語としては、最下位を意味する「どんけつ」などがあります。

ブービーメーカーの意味

ブービーメーカーとは

ブービーメーカーとは、最下位を意味しています。

ブービーメーカーの使い方

ブービーメーカーを使った分かりやすい例としては、「ブービーメーカーにも関わらず賞品を貰った」「定期テストでだけはブービーメーカーになりたくない」「先輩たちにブービーメーカーを経験させてはならない」などがあります。

その他にも、「好調だったものの追い上げきれずにブービーメーカーになってしまった」「失速によるブービーメーカー受賞であれば今後の練習方法も考えつく」「このままいけば応援している球団がブービーメーカーになる」などがあります。

ブービーメーカーの由来

ブービーメーカーは和製英語のため該当する英語表記はありません。本来はブービーという言葉が最下位を意味していましたが、日本では最下位の人に対しても賞品を用意する傾向が多くあります。

そのせいか、わざと最下位になってブービーに与えられる賞品を貰おうとする人が現れたことで、その行為を阻止する目的で、最下位ではなく下から二番目の人物に対してブービー賞を渡すようになりました。

そのため、最下位の人物はブービーではなく、ブービーメーカーと呼ばれるようになりますが、ブービーメーカー賞が与えられる場合もあります。ただし、日本独特の文化であるため、日本以外でこの概念が用いられることはありません。

ブービーメーカーの対義語

ブービーメーカーの対義語・反対語としては、第一位や首位を意味する「トップ」、物事が一番盛んな時や最高位を意味する「頂点」があります。

ブービーメーカーの類語

ブービーメーカーの類語・類義語としては、最低を意味する「ワースト」、一番最後を意味する「どん尻」などがあります。

ブービーの例文と使い方

1.毎度ブービーであり愛くるしさもあるために注目を浴びた馬が引退するらしい。
2.ブービー敗退で終わってしまったが、予選は勝ち抜いたという戦績が今後の励みになるだろう。
3.ゴルフコンペで上司を立てるためにブービーでも狙うかと思っていたが、手を抜かないように釘を刺されてしまった。
4.ついにブービーを脱した順位を記録したが、上位帯は雲の上の存在のように思える。
5.ガーターばかりしか出せないままブービーになるかと思ったが、ハンデとしてノーガーターレーンを導入してもらった。

この言葉がよく使われる場面としては、最下位から二番目の順位を意味する時などが挙げられます。

本来のブービーは最下位を意味する言葉だったため、最下位を表すこともでき、上記のどの例文のブービーも最下位を意味する言葉として使うことができます。

ブービーメーカーの例文と使い方

1.昨年は優勝した人が今年ブービーメーカーになるとは誰も思わなかっただろう。
2.望んではないがブービーメーカーとして独走する結果となってしまった。
3.ブービーメーカー決定戦という不名誉な対決を行うことになってしまった。
4.順位を上げることがないままブービーメーカーでシーズンを終えたが、SNSではファンから監督への非難が多く上がっている。
5.ブービーメーカーへ転落するも落ち着いて対処したことで、何とか順位を上げることができた。

この言葉がよく使われる場面としては、最下位を意味する時などが挙げられます。

どの例文のブービーメーカーも、最下位を意味するブービーとして置き換えて使うことができます。

ブービーとブービーメーカーは、どちらも「最下位」を表します。どちらを使うか迷った場合は、最下位から二番目を表す場合は「ブービー」を、最下位を表す場合は「ブービーメーカー」を使うと覚えておけば間違いありません。

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