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【焼きが回る】と【焼きが入る】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「焼きが回る」(読み方:やきがまわる)と「焼きが入る」(読み方:やきがはいる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「焼きが回る」と「焼きが入る」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。




「焼きが回る」と「焼きが入る」の違い

「焼きが回る」と「焼きが入る」の意味の違い

「焼きが回る」と「焼きが入る」の違いを分かりやすく言うと、「焼きが回る」とは年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちること、「焼きが入る」とは緩んだ気持ちを引き締めさせることを表現したい時という違いです。

「焼きが回る」と「焼きが入る」の使い方の違い

一つ目の「焼きが回る」を使った分かりやすい例としては、「弟子に負けるなんてわしも焼きが回ったもんだ」「焼きが回ったのか最近思うような作品を作ることができなくなりました」「彼女もとうとう焼きが回ってきた」などがあります。

二つ目の「焼きが入る」を使った分かりやすい例としては、「焼きを入れると彼を脅しました」「1回戦で苦戦しているようじゃコーチから焼きが入るだろう」「彼女はだらけているから焼きを入れてやったほうが良いだろう」などがあります。

「焼きが回る」と「焼きが入る」の使い分け方

「焼きが回る」と「焼きが入る」はとても似た日本語ですが、意味は全く異なっているので間違えないように注意しましょう。もし、間違って使ってしまうと意味の通じない言葉になってしまいます。

「焼きが回る」は年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちることを意味しているのに対して、「焼きが入る」は緩んだ気持ちを引き締めさせることを意味している言葉です。

「焼きが回る」と「焼きが入る」の英語表記の違い

「焼きが回る」を英語にすると「grown senile」となり、例えば上記の「彼女もとうとう焼きが回ってきた」を英語にすると「She has grown senile at last」となります。

一方、「焼きが入る」を英語にすると「good lesson」「to torture」「to discipline」となり、例えば上記の「彼女はだらけているから焼きを入れてやったほうが良いだろう」を英語にすると「She is being lazy, so you had better teach her a good lesson」となります。

「焼きが回る」の意味

「焼きが回る」とは

「焼きが回る」とは、年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちることを意味しています。

表現方法は「焼きが回ったなと感じる」「俺も焼きが回った」

「焼きが回ったなと感じる」「俺も焼きが回った」などが、「焼きが回る」を使った一般的な言い回しになります。

「焼きが回る」の使い方

「焼きが回る」を使った分かりやすい例としては、「焼きが回っているのを認めるのも強さの一つだと思います」「私にも焼きが回ってきて以前のように走ることができなくりました」「お前に負けるなんて俺も焼きが回ったもんだ」などがあります。

「焼きが回る」は年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちることの他に、焼き入れの際に火が行き渡りすぎてかえって刃物の切れ味が悪くなることの意味もありますが、現代においてはほとんど使われていません。

「焼きが回る」は年齢を重ねて能力が落ちる場合に使う言葉ですが、年齢を重ねる=高齢者とは限らないと覚えておきましょう。

例えば子供の頃はできていたのに、大人になってからできなくなった場合でも「焼きが回る」を使っても問題ありません。昔できていたことができなくったというニュアンスで使うことが多いです。

また、「焼きが回る」は他人に対してだけではなく、「俺も焼きが回ったようだ」のように、自分自身の衰えに対しても使うことができます。

「焼きが回る」の語源

「焼きが回る」の語源は、もう一つの意味である焼き入れの際に火が行き渡りすぎてかえって刃物の切れ味が悪くなることです。

硬く切れ味の良い刃物を作るには、鋼の硬度を高めるために高温に加熱してから、水や油などに入れて急激に冷却する操作が必要になります。しかし、これをやりすぎると、刃物の強度は落ち使い物にならなくなってしまうのです。

やりすぎて強度が落ちてしまうことを年を取ることに転じて、年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちることを「焼きが回る」と言うようになりました。

「焼きが回る」の類語

「焼きが回る」の類語・類義語としては、力や勢いなどが弱くなることを意味する「衰える」、年をとって体や心の働きが鈍くなることを意味する「老いぼれる」、性能や品質などが低下して以前より劣ってくることを意味する「劣化する」などがあります。

「焼きが入る」の意味

「焼きが入る」とは

「焼きが入る」とは、緩んだ気持ちを引き締めさせることを意味しています。

「焼きが入る」は「焼きを入れる」と言い換え可能

「焼きが入る」は「焼きを入れる」に置き換えて使うことも可能な言葉と覚えておきましょう。

「焼きが入る」の使い方

「焼きが入る」を使った分かりやすい例としては、「練習に身が入っていない後輩に焼きを入れる」「遅刻癖が多い部下に焼きを入れる」「先輩から焼きが入るの怖いので調子乗った行動は取らないようにしています」などがあります。

「焼きが入る」は緩んだ気持ちを引き締めさせることの意味の他に、刀の刃を焼いて水で冷やして堅く鍛えることの意味もありますが、現代においてはほとんど使われていません。

「焼きが入る」は弛んでいたり、怠けている人に対して気持ちを引き締めさせる場合に使う言葉です。また、制裁や拷問を加えるというニュアンスもあるため、映画やドラマなどのセリフとしても使われています。

「焼きが入る」の語源

「焼きが入る」の語源は、もう一つの意味である刀の刃を焼いて水で冷やして堅く鍛えることです。戦国時代は刀の需要がとても高く、多くの鍛冶屋が存在していました。

鍛冶屋は良い刀を作るために、金属を高温に加熱してから、水や油などに入れて急激に冷却する「焼き入れ」を行なっていたのです。この金属を強くする動作が転じて、緩んだ気持ちを引き締めさせることを「焼きが入る」と言うようになりました。

「焼きが入る」の類語

「焼きが入る」の類語・類義語としては、法律や規則などの社会的規範に背いた者に対して加えられる罰のことを意味する「制裁する」、懲らしめのために罰を加えることを意味する「懲罰」、痛みや苦しみを味合わせることを意味する「痛い目に合わせる」などがあります。

「焼きが回る」の例文

1.こんな簡単な作業もミスするなんて、俺も焼きが回ってきたようだ。
2.学生の頃は暗記は得意だったが、今は焼きが回ってしまい思うように覚えることができません。
3.以前は山頂まで登っても余裕だったのに、最近は5合目辺りでギブアップしてしまう。俺も焼きが回ったもんだ。
4.流石に師匠も焼きが回ったのか、手合わせすると勝てる回数が増えてきました。
5.思うようにプレーできなくなり焼きが回ったことを実感したので、引退を決意しました。

この言葉がよく使われる場面としては、年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「焼きが回る」は昔できていたことができなくなった場合に使う言葉です。

「焼きが入る」の例文

1.サッカーの試合で途中で足が止まっていたら、監督から焼きが入るだろう。
2.焼きを入れるのもいいが、怒鳴ってばかりいるのでは良い指導者とは言えないだろう。
3.不甲斐ないピッチングをすると焼きが入るので、いつも全力投球をしています。
4.チーム全体が練習に身が入っていないようなので、焼きを入れることにしました。
5.先輩から焼きを入れるぞと脅されたので、ビクビクしながら練習しています。

この言葉がよく使われる場面としては、緩んだ気持ちを引き締めさせることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「焼きが入る」は痛い目に合わせるというニュアンスで使うことが多い言葉です。

「焼きが回る」と「焼きが入る」は似た日本語ですが意味は全く異なっています。

どちらの言葉を使うか迷った場合、年を取るなどして能力が鈍ったり腕前が落ちることを表現したい時は「焼きが回る」を、緩んだ気持ちを引き締めさせることを表現したい時は「焼きが入る」を使うと覚えておきましょう。

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